第43話「花言葉は情熱」
浩介:ご飯ライスってなんすかw
悠一:ご飯に炒めたご飯をのっけるご飯だよ!
浩介:漫画にありそうだな!で、それメニューにあるのか?漫画飯全て含めて!
悠一:ないからこれから作るんだよ!
浩介:…なら店の名前変えようか。
「こんにちは!」
ここは喫茶ルーナ、由依さんがやっている喫茶店だ。今日は学食作りの休養のために来たわけだ。課題もあるけど実はすべて提出し終わっているため特に何も考えずに来れるわけだ。店にはもうすでに先客がいたみたいだ。
「まずどうしてあんな店名にした!」
「だって…思いつかなかったから…」
「でももっといいアイデアあったでしょう…どうして…」
慎一郎さんと浩介さん、それに大久保さんがいる。一体どういうことなのか。不思議そうな顔をしていると浩介さんに呼び出された。
「飛翔、こいつにいいアイデアを与えてやってくれ。」
全く話が分からんぞ…え…店名?どういうこと?
「飛翔君…悠一が定食屋を始めたのは知ってるだろう。しかし店名があまりよくないから修正させようとしているんだ。」
ええ…どんな店名だよ…
「それってどんな店名ですか?」
「ああ、ご飯ライスだよ。」
うん、絶対売れない。みんなと同じだ。
「皆さんとりあえずアイデアを出しましょう。」
数分経って二人ともアイデアを出してきた。まず浩介さんは“武士道”だそうだ。思い出の…というかご飯ライスになる前にあった中華料理屋だそうだ。でも…極道っぽくてみんなに反対された。そりゃそうだろ。
一方慎一郎さんは“絶対領域”だそうだ。しかし、これは悠一さんがキレた。どうやら…そういう喫茶店があるらしく駄目と言われた。
さらにいろいろなアイデアが生まれた。“姫武者”、“舞妓”、“ハウル”…全部却下された。どれもそういう店があるためだそうだ。
僕はやっと思いついた。“ルナ”はどうかと。しかしみんなに突っ込まれた。パクリじゃないかと。すると由依さんが机に来て相談に乗ってくれた。
「そうね…いくつか考えがあるんだけど…すべて聞いてもらえるかしら。」
とりあえず全部聞くことにした。
「まず、“男の力”はどうかしら。男一人でやっている感じがしていいじゃない。次に、“ローリエ”なんてどうかしら。これは食べ物からの一例ね。最後にあえて“飯屋”なんてのも面白いじゃないかな。まぁ、あくまでも一例だから店名決め、頑張ってね。」
なるほど…アリだな。すると悠一さんが覚悟を決めたように言った。
「それなら…リコリスだ。リコリスにしよう。響きがかわいいし人が来そうだしな。」
「そうか…彼岸花にするんだな。」
「え…リコ(ry」
あの…え…えぇ…たぶん甘草の話だと思うし…それ以前に喫茶店じゃないですよ?たやすくパクリネタは入れてはいけないと思うんだ。でも、結局リコリスで決まりそうだ。かわいい店員さんがいそうだしいいんじゃないかな。
真音:リコリス…?可愛い名前だね。
京子:今度みんなで行きませんか?私、気になるんです!
雪:でも…なんか聞き覚えありそうなんだよね…
さくら:君が持ってきた漫画、くれた知らない名前の花
雪:…あぁ、みんな完全に理解した模様ね。




