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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編②
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第40話「炎の料理対決!」

真音:飛翔…救えなくてごめんね…今度どこか食べに行きたいわね…


京子:そうですね。飛翔さんは星にならないことを祈ります…


慎一郎:浩介!うちのところの悠一が出るってよ!


浩介:ほんとじゃないか!それはぜひ見させて頂こう!


「こんな憂鬱な土曜日があるか…」


ああ、来てしまったよ、今日は公園で料理対決だそうだ…上天にでも行きたい気分だ。そうだ、行くか。


「飛翔さん、わたくしを置いてどこに行くのですか…?」

「ちょっと上天に…」

「ダメですわ、公園に行きましょう。」


バレてる…公園ではもう準備ができている。


「飛翔がかわいそうだわ…」

「飛翔さん、無理はしないでくださいね。」

「…止められなくてごめんな。あとでみんなに叱っておく。」

「これ…私も食べれますか…?」


一人だけ審査員になろうとしてるのがいるなぁ。


「会場にお越しの皆様!今日は、帝国ホテル西町とその他多くの企業の共催でお送りする、夢の料理対決!本日はこの祭典の司会を、私神川篤史が務めさせていただきます!」


司会もガチなのね…あ、審査員の紹介だ。


「高嶺財閥のドンであり、最近は改心したと噂…高嶺圭!」

「皆様先日はご迷惑をおかけしました。本日は平等に審査させていただきます。」

「喫茶“Luna”の店主で、悩める羊たちのカウンセラー…田澤由依!」

「ふふふ、本日はよろしくね。」

「その腕はまるでかの有名な料理人、一般学生代表…神崎飛翔!」

「あ…よろしくお願いします。」

「第8代目天使長であり、仕事と3chと美食を愛する…大島初音!」

「よろしく。健闘を祈るぞ。」

「そして、今回の審査委員長、浜中大学第35代目生徒会長!本庄澪!」

「私をうならせる料理を持ってきてください。」


 何だろう…僕だけ場違いだ…そして、目線が怖い…あ、ルール説明だ。


「ルール説明担当の、大村強介です。皆様には個人で戦っていただきます。制限時間は13:30まで、各自の材料の持ち込みは許可されています。ただし、毒物の使用、食物の錬金、および審査員の買収等は発覚した時点で即失格とします…最後に、健闘を祈りますよ。」


これはいける。って、もう調理が始まってるー!みんなが必死になってるじゃないか…


「ちょっと待って、あの子がすごい。」

「いいえ、あの子がすごい。」


何の話…!これをあと4時間見させられるのか…弁当が出るならいいかな…


「飛翔、多分あの子たちは弁当と同じぐらい作ってくるぞ。今弁当を食べると審査で食べられなくなるぞ。」


そうですね…天使長、申し訳ない。


‐4時間後‐


「終了!それでは審査員の皆さんには順番に参加者の料理を食べていただきます。」


さて最初は…雪ちゃんの料理か。天津飯の定食か…


「天津飯は卵が半熟で、中に入ってるのがチャーハンなのがユニークだ。しかし、他のサラダやスープはもう少し工夫があってもよかったのではないだろうか。」


圭さん…まさにその通りだな。評価は100点満点の78点。評価はみんなの平均だからね、誰が何点入れたのかは公表されません。


次は…さくらちゃんの料理だね。ジェノベーゼパスタとステーキか…


「この組み合わせは実に面白い。どちらもこだわりがあるのがとても良い。だが、ジェノベーゼの香りが強すぎるのと、ステーキが大きすぎる。それと付け合わせがないのがマイナスだな。」


初音さん、それは本当にそう。評価は100点満点の76.5点だ。やっぱりステーキに付け合わせがないのが痛手だったのか。


さて、今度は結花さんの料理だ。鳥ゴボウ飯と味噌汁…じゃない、豚汁だ。


「おいしいです。どちらも素材の味と味付けがよくあっているのが高評価です。減点ポイントはない…と思ったけど、ただ一点だけ。付け合わせにピクルスを使うのは違いますよね。味でわかりますよ。ちゃんと漬物でお願いしてもよいですか?」


…気づいていた。つけるところにローリエとにんにくが入っていたこと、味が酢漬けと違って酸味が強めなことで、これが和食の方の漬物ではないことに。ただ、評価は高く100点中の81点だった。


と、ここでお腹が少しいっぱいになったので、休憩を入れることにした。

圭:なぁ…飛翔…この料理対決やばくないか?


由依:えぇ。これは本当にやばいわ。逃げ出してもいいのよ?


澪:この試合、はっきり言って何かあるぞ。きっと飛翔が狙われてる。


初音:どうにかして逃げ出せる方法はないか…そう思っていたのだが…飛翔は…


飛翔:…


初音:ご覧の通り、固まって動けないんだ。

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