第38話「恐怖の記者」
慎一郎:ツノケン!
健五郎:は、はい!
慎一郎:申し訳ないが、お前はクビだ!
健五郎:…は、はい…
「ただいm…おrrrrrr!」
酒は飲んでない…でもまだ体調は治ってない…結花さんはそれを見てとっても心配していた。そのままベッドで横になり、気が付くと深夜になっていた。ずっと心配で起きていた彼女に優しくなでながら労った。このまま朝を迎えて朝ごはんを食べて駅に向かうと、新聞屋の記者が僕を呼んだ。
「おはよーございまーす!私は記者の門脇綾華!“あや”とでも呼んでください!」
邪魔だな…綾華さん…逃げられない!?
「飛翔さん…なぜ逃げるのですか?聞きたいことがありまして…」
じゃあ後で聞くから、今はどこか行って!
「ねぇ…どうして…逃がさないですよ…」
だからって電車に乗るな!密着するな!
「この人痴漢でーす!」
やめろぉぉぉぉぉぉぉ!冤罪だ!
「ふふふ…嘘ですよ。さて、話していただきましょうか…」
怖EEEEEEEE!…観念して話すか。
「飛翔さんは、誰が一番好きですか…?もちろん…私?」
綾華さんはないかな…え、でも誰だろ…あ!助けて!
「…ねぇ、誰?私のひーくんに触ってるの。私が一番なんだから邪魔しないでくれる?」
「雪ちゃんは何言ってるの。飛翔はみんなのよ。いい加減にして。」
「そうですよ。雪ちゃん、真音さんの言う通りです。これ以上飛翔さんを困らせないでください。」
次の瞬間、何かが始まった。僕は真音ちゃんと京子さんに連れられてこの場を離れた。こんな状態でも学食は作る。そして学食の業務が終わると雪ちゃんに話があると言われて西町駅の東口にあるのレストランに向かった。
「へぇ~この世界にもあるのか。」
着いたのはayireziasという店だ。僕は前世を思い出しながら森のキノコピザとドリンクバーを、雪ちゃんはパロマ風スパゲティとドリンクバーを頼んだ。僕は必ずオレンジと白ブドウの混ぜたやつと決めていたのを知っていたのか、それを持ってくると雪ちゃんが話し始めた。
「今日の朝、綾華さんにあったよね。私さ、ひーくんを転生前から好きでいたんだ。それなのに…全く気付かないからさ…ひ―くんを好きな人達で今度料理対決をすることになったんだ。もちろん、強制参加だよ。いい?」
愛の料理対決か…重い愛は嫌いじゃないが疲れるぞ…しかし逃げることは許されない。今週の休日は電話に震えていた。いつどうなってもいいようにだ。それは杞憂だったが、週明けの月曜日に学食にポスターがあった。今週の土曜日、神楽阪の公園でやるんだ…ひやひやしながら今週の気まぐれメニューのポップを出した。今回は僕と心美さんの番だからエビマヨ定食とコーンバターとキャベツのマヨソテーに確定したらしい。生徒会が全員マヨラーだったため問題なかった模様だ。いやいや、それで通るんかい!今週はビクビクしながら過ごすんだな…
綾華:ふふふ…この写真もあの写真も…わぁ、恥ずかしい。まさかお風呂も盗撮していたとは…無意識って怖いですね。さて、次回はLunaとかいうカフェのお話。みなさんお楽しみに。




