第25話「腹が減っては抗争はできぬ!」
…?なぜ腹ごしらえをするんだ?抗争って知ってるよな?
「着いた。ここが川石だ。」
「あんたたち、準備はできた?」
はーい。こんにちは。星野雪だよ。私が雪女なこと、忘れてるでしょ?まあ、今回もそんな能力を使う場所はないんだけど。さて、今日はやばいところに目をつけられて拉致られたひーくんを助けに行くついでに抗争?するみたいだよ!でもみんな場所がわからないみたいだからあの人に聞くね!すみませ~ん
「あ?なんだおめえ。潰したろか?」
ヤバ…怒られちゃった。どうしよう…
「はいはいツノケン。家に帰りますよ。あ、どうも、私は久保田建一、隣は津野健五郎と言います。彼はかなり気性が荒いので、代わりに私が質問しますよ。」
ああ、久保田さん。怖かった…さて、聞きたいのはその白金組…の事務所はどこなの?
「ふふふ…あなたみたいな美人がそんなことを聞くだなんて…場をわきまえた方がいいですよ。教えるわけないじゃないですか。」
ふーん、そんなこと言うんだ…私じゃだめかな…そうだ、真音ちゃんにパスしよう!
「そう、じゃあ質問を変えるわね。神崎飛翔はどこにいるの?」
「神崎飛翔…なぜ知っているのですか?…やっぱりここで終わらせるべきですね。」
そう話した瞬間、あたしたちに殴りかかってきた。みんなやっぱり弱いわね。どっちもここまでダメージを食らっちゃって。
「こ、これは負けたわけではありません。ツノケン、行きますよ。」
負け惜しみね…でもこのままついていけばいいよね…みんな、行くわよ。みんな?
「すまねぇ…今日は朝飯食べてないんだ…みんなでブランチに何か食べるぞ!」
…浩介、あんたバカ?そりゃ力入らないでしょ…道中にどこか寄りましょ。
「このカフェ、いいと思います。」
「そうだな。ここにするか。」
かなりの大人数になって店主は困惑していたけど、ここで腹を満たすわよ。
「私はピザトーストとカフェラテを。」(京ちゃん)
「俺はナポリタン!大盛で!」(浩介)
「マンゴーラッシー一つお願い!」(雪ちゃん)
「あたしは紅茶、ガムシロップもお願いね。」(あたし、真音)
「私は…クリームソーダで。」(ことりちゃん)
「私は小倉トーストとチャイティーで。」(さくらちゃん)
「…タピオカミルクティーをタピオカマシマシでお願いします…!」(麻依)
「わたくしもマンゴーラッシーで。あとアップルパイを一つお願いしますわ。」(サーシャちゃん)
「じゃ…じゃあ私はピーチソーダで!」(心美ちゃん)
いったいいくらになるんだか…と思ったけど全部浩介が払ってくれるみたいね。終わったら浩介の家でパーティをするみたいだって。
ここから白金組は割と近かったわ。さあ、抗争を始めるわ。
いやぁ、気分転換によかったです。でも、何か忘れてるような…あ、飛翔さん、助けに行きますよ!




