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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編①
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第24話「抗争の前日」

スヤァ…


え?もう始まるの?って、キャー!


「ふふっ。こんにちは…へぇ…本当にその願いが叶うといいわね。」


あら。お久しぶりね。近所のお姉さん、由依さんよ。前回飛翔君がなぜ出なかったのか…それを今から話すわよ。


ある日のこと、飛翔君は大学の帰りに怪しい取引を見てしまったんだわ。その時に中村家のものと勘違いされてそのまま事務所に連れ去られてしまったわ。ちなみにさっきの相談相手は白金組の組長、慎一郎さんよ。白金組は代々中村家と仲が悪くてね、昔一度街を巻き込んだ抗争があったそうよ。その後は大きな抗争はないもののずっとにらみ合いが続く…いわゆる冷戦状態が続いたわ。彼の願いは平和そのものなんだって。だから最後の抗争をして喧嘩両成敗となってでもね。でも飛翔君が聞いたら止めに入りそうだわね。だからって拉致するのは違うと思うわ。これを浩介さんが知ったら…きっといてもたってもいられなくなると思うわ。


ごめんなさいね。私の一人語りが少し長すぎたみたいね。でももう少しだけ話すわ。慎一郎さんは私の亡き母の同級生なの。生前は私の代わりに母が相談に乗っていたわね。そんな思い出話はさておいて彼には娘が一人いるの。娘のために抗争をやめたいそうね。娘さんは浜一高校、いわゆる浜高にいるそうね。大学も併設されている頭の良い高校だわ。中村さんの家の子も同じ高校だからね…二人とも気づいてないことを祈るわ。


「私は~ことりよ~」

「きれいな~ことりよ~」


また二人とも歌ってる。どうも大内俊一です。あそこで歌ってるのはことりとみなみ。二人はとても仲がいいんだ。あ、今日も一緒に帰ってる。今日も一緒に駅で歌うのかな…?ついていくことにしたけど…歌うのは勘弁してくれ。あの時神崎さんがいたからよかったけど、一人じゃもう耐えられない!…あれ?もしかして…悩んでる?


「飛翔さん…どこにいるの?」

「そういえば…うちにそんな人いたかも。」

「え…?」


え…え!?どうして監禁してるんだよ…!もしかして…やばい状況?…大変なことが起きるかも。


「父さん!飛翔さんがみなみちゃん家にいるかもしれない!」

「え…そんなことが!?…家はどこだ!」

「川石駅から…」


川石って…白金組のやつらだ!ありえねえ…うちと抗争したいのか…そうだ、アイツを呼ぼう!


「もしもし、倉田の娘、元気か。」

「浩介か…その言い方やめろって何回言ったらわかるの!父さんとはもう…」

「ああ。すまない。それより大変なんだ。飛翔が白金組のやつらに拉致された。」

「はぁ?…すぐに行くわよ。あたしの友達もみんな連れて行くから!」


待ってろ…助けに行くから…

次回から抗争だというけど…虚弱体質はどうやったら治るの…

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