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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編①
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第15話「初めての歓迎パーティー」

オッス!強も大変だな!まさかアパートを燃やされるなんて思わなかっただろ!でもこのアパート…いいところみたいだな!

 

 警察での表彰式の後、家に着くと僕の部屋が燃えていた。話もいろいろこれからだというのに…そう思っていると大家から電話が鳴った。どうやら別のアパートの部屋に無料で引っ越しさせてくれるとのこと。駅に少し近くなったので少しうれしかった。ただものすごい不安があった。新しいアパートの隣人は誰なのかわからなかった。今回は2階の階段近くの部屋だった。前より少しだけ狭くなった気もしたが、その分設備が良くなったからいいのかなと思いつつ隣人たちに挨拶をすることにした。


「あ、飛翔さん。初めまして。噂には聞いてます!私は北野田光といいます!どうぞ、よろしくお願いします!」


 光ちゃんの名前がふさわしいぐらい雰囲気に輝きがあった。ただこのあとも挨拶すると伝えると、どうやら夜に歓迎パーティを裏庭でやるみたい。少し時間があったので何か手作りの料理を作ろうとスーパーで買い物して調味料を買い足して…そして簡単に冷蔵庫に入れて…本当は他の人のために大家さんがこの部屋を準備していたみたいだけどこの火事で急遽僕を入居させてくれたということ。誰も入居予定じゃなくて助かった。さて、もう漬かったかな。よし、できた!トマトときゅうりのマリネ!口に合えばいいなぁ…そう思いながらパーティ会場に向かうと住民全員が来たみたい。一人ずつ挨拶することにした。


「飛翔さん、初めまして…って、大学でも会ってますね。改めまして水窪さくらです。飛翔さんの部屋の真下に住んでますよ。」

「飛翔さん、お久しぶりですわ。わたくしですよ、サーシャです。1階の角部屋に住んでいますわ。」

「まさかあのアパート…燃えるなんてね。飛翔、あたしも引っ越したのよ!1階の真ん中の部屋にいるから用があったら呼びなさいよ。」

「ひーくん!ここは男子禁制なんだよ?…なんてね!冗談だよw2階の角部屋に前から住んでるからね!」


 知ってる人がいるのは救いだ。神楽阪は学生向けのアパートの多い街だからそれもそうか。しかもそのアパートは永住できるみたいだし。さて、挨拶もほどほどにここからみんなで料理をやるわけだが…待って、前のアパートやっぱり燃えたのか!?燃やしたの誰!?


「それより皆さん、パーティを楽しみましょう!」


 料理はみんなの持ちより…ではなく真音ちゃんのいる1階の真ん中の部屋と裏庭がつながっているのでそこのキッチンで料理を作りながら外で食べるようだ。僕はさっき作ったマリネに加えてきのこのアヒージョを作った。アヒージョが出来上がりみんなの準備ができたので外でみんなの作った料理を食べることにする。


 まず、さくらちゃんの作った刺身の入ったサラダ。ドレッシングも自家製だという。うまい。刺身と野菜が合う。醤油だけでなくニンニクとごま油が効いてて居酒屋の再現なのか迷うレベルだ。ちなみに刺身は港町で買ったようだ。


 次に真音ちゃんが作った唐揚げとフライドレンコン。レンコンを揚げたやつって薄切りのイメージだと思ったが乱切りのやつなので食感が良い。塩気もちょうどよく永遠に食べれそう。唐揚げも肉がうまい。ハマりそう。なお、彼女はペペロンチーノを週一で作るぐらいにんにくを食べる模様。一応彼女は吸血鬼だけど吸血鬼の弱点と言われているものは十字架以外は大丈夫らしい。


 さて、次は僕が作ったアヒージョとマリネだ。うん、安定の味。素材を殺さず、ただうまみを引き出す。これが一番いい。


 さあ、今日のメインのパエリアだ!これは光ちゃんとサーシャが一緒に作ったみたい。実はサーシャは料理が苦手なんだそう。光ちゃんはそれを知っていたみたいで一緒に誘ったようだ。うまい。その話がうまみを増幅させているように思った。


 最後に雪ちゃんが一人一人に手作りのプリン・ア・ラ・モードを作ってた。なんと一人一人違うものを作るために盛り付けにいろいろ持ってきたようだ。僕はマンゴーとメロン、そこに生クリームを適量というものにして頂いた。プリンから手作りだそうで…めちゃくちゃうまかった!


 最後にはみんなでババ抜きをして部屋に帰った。ババ抜きは3番目ぐらいに上がった。


 こんな日常が続くといいな…そう思っていたが、部屋に帰って少しして電話が鳴った。


「飛翔さん、そのアパートに移ってよかったですね。前のアパートにいたら今頃…」


 突然の京子さんからの電話は何だったのだろうか?

…こんにちは!…次回は大学が高校になる…という世界です…

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