第14話「グリーンサラダは郷土料理?」
こんにちは~ことりです~時間はもう昼を過ぎ~飛翔兄さんまだ起きず~心配しすぎてる父とヤス~
「神崎!神崎!…やっと目が覚めたか!」
中村さんはかなり心配していた模様だ。ことりちゃんも横で心配そうに見ている。何があったかを説明してほしいというと中村さんは驚きながら話した。
「おま…覚えてないのか!?あのゴブリンを素手で殴って気絶させたんだぞ…!外傷はないみたいだから警察は何も罪に問われなかったけど、そのゴブリンが警察に捕まったのを見てそのまま気絶したんだぞ…よかったよ、無事で!」
ああ…やってしまったんだな…そう思っているとことりちゃんがすごくうれしそうな声で僕たちに感謝状が出たと言ってくれた。僕は後日警察署に呼ばれるかもと思っていたら、明日警察に行くように言われたそうだ。時計を見たらもう夕方5時、もしかして一日寝てたのかな…家に帰ろうかと思っていると、強く止める声がした。中村さんだ。
「おい…今から家に帰ろうとしているのか…?正直お前の部屋…大変なことになっているぞ…行くのは警察に行った後でいいんじゃないか?」
ええ…それならもう少しここにいますか。
「おお飛翔じゃん!やっぱり助けに行ったんだな!良かった!しかも感謝状もらえるってサイコーじゃん!」
あ…そうだ、こいつはここで働いてるんだ。正直迷ったが、泊まることにしようと思った。夕飯がもうすぐらしいから用意を手伝うことにした。
「神崎さん。これは今日の味噌汁に入れるんですよ。」
味噌汁に…トマト?ほかにもかなり驚いたが今日のメニューはご飯、麩とトマトの味噌汁、真イカとセロリのマリネ、グリーンサラダ、レバニラ炒めだ。どれもおいしくできたと思う。味は上出来だった。中村さんはもう泣いていた。これほどおいしい料理は嫁さんがいなくなった日以来だと。どうやら嫁さんは3年ぐらい前に何も言わずに家を出たらしい。翌朝になってそこらじゅうを探したが、何者かに殺されたらしい。しかもその犯人は無罪になったそうだ。以来、その犯人を許せないそうだ。それから少しして父が亡くなり、母も亡くなったと語っている中村さんの目には涙があふれていた。聞いている僕たちも気が付けば涙が出ていた。
その夜はみんなで一緒に寝た。どこかで中村s…会長を一人にしたくなかったのかもしれない。僕はそういう組の一員にはなれないが、手助けしようと思った。朝になって身支度をすると、
「おはよーございまーす!飛翔お兄さん!」
お…お兄さん!?照れるなあ…///じゃなくて、いつも通りかわいい。ことりちゃんの準備が終わって、僕も準備ができたので上天の警察署に向かった。
「犯人の確保、ありがとう!」
どうやら船堀というゴブリンは指名手配中だったらしい。まさか感謝状がもらえると思わなかったと少し浮かれながら記者の質問などに答えていく。気づけば記者の質問も終わりもう夕方になったので家に帰ることにした。
家につく少し前、部屋から煙が立っていた。
「ど…どうなってるんだ!」
お…俺のアパートから…煙が…飛翔くんには別の部屋を用意して、他の人には事情を…あー!燃やしたの誰!
次回はかわいい隣人のパーティ!




