第9話「学食の真実」
時刻は16:00、みんなで学食を変えに行く!
「さて、みんな来たわね。」
16:00、学食前には僕、京子さん、真音ちゃん、雪ちゃんと仕事を早退してまで来た初音さん、娘に怒られてしょんぼりしている中村さんがいた。…なんでしょんぼりしているかについて本人は、
「小鳥にいつも散歩している犬が懐かないからどうすればいいか聞いたら、犬じゃなくてケルベロスだと怒られて…そりゃ懐かないよな…」
中村さん…気づかないのはわかる…
「…みんな、行くわよ。」
学食のなかへ、一歩一歩進む。真ん中に役員の男がいた。その男は開口一番に
「ガキが…何人来ても変える気はないぞw調子に乗るなw」
この野郎…そう思っていると誰よりも早く中村さんがキレた。しかし、真音ちゃんが冷静にこの場を落ち着かせ、交渉を始めた。しかしこの男は
「この高嶺圭にたてつくな。所詮一学生どもが俺様に指図するな。」
すると後ろにいた性格の悪そうな女が俺を指さし、
「てめぇ…なんで死んでねぇんだよ!あの時殺したはずなのに!」
こいつか…こいつが夜晴か…許さねぇ…ぜってぇ許さねぇ…しかし、京子さんが肩をたたくと少し落ち着いた。もう少しでこぶしが飛びそうだった。しかしあいつは
「夜晴…こいつを殺そうとしたのか…ちょうどいい、邪魔者が一人減るから今殺せばいい。」
そういうと夜晴は笑いながら僕に殴りかかってきた。僕は素早くかわすと夜晴はこう言った。
「てめぇマジでむかつくんだよ!あの弱虫を助けた時からマジでむかついてたんだよ!しかもいつも死なねぇしさぁ!」
…こいつは殺さねぇと気がすまねぇ…できることなら地獄を味わせてからゆっくりと…そう思っていると初音さんが止めに入る。
「飛翔、あなたの能力では勝てません!あなたの能力は、電車の乗り換えに迷わないという能力です!」
…これは能力的には勝てない…でも、僕が…僕がやらねば…そう思っていると夜晴は僕を殴った。僕がその場に倒れこむと、高笑いしながら
「ザコが!イキリが!あの弱虫は私が拉致していじめ続けて殺す!てめぇはここで死ぬ!その罪は誰かに被せてついでに殺す!そうすれば私は何もしてないから無敵だ!」
クズが…許さねぇ…その怒りが僕を奮い立たせ、夜晴を殴り返した。そのまま彼女は倒れ、
「何が無敵だよ…お前が一番ザコだろ…僕は一人じゃない、仲間がいるから!」
そんな風なことを言い、役員の男の方に向き直ると驚いた顔をした。その顔を横目に一言こういった。
「あなたはもう少し他の人の意見を聞いた方がいい。」
そういった瞬間だった。役員は僕を殴った。そのあと二人で殴ろうとした。もう死ぬと覚悟し目をつぶった…しかし僕には何もなかった、僕の真上で真音ちゃんが受け止めていたみたいだ。
「飛翔、あんたは無理しないで!あたしたちが何とかするから!」
その言葉が聞こえると、ふと目に雪ちゃんが夜晴をボッコボコにしていたのが見えた。よく見ると雪ちゃんの目には涙がこぼれていた。
中村さんと京子さんは学長を呼び出していた。どうやら話は全て知っていたようでどっちの立場に行くのかわからなかったが、学長は自分を魔王だといった。
「あ…魔王の浜中です…高嶺君…クビね。学食で色々と勝手な事したから。あと夜晴さんだっけ。君は退学と停学、どっちの方がいい?まあ、私は退学した方がいいと思うよ。停学でも退学でも警察には話しているからね。」
高嶺親子はうなだれていた。私たちは喜んでいいのかわからなかったが、学食の経営権を魔王からの指令で料理サークルがすべて権利が譲渡された。
…魔王!?聞きたいことがあるんだった!しかし…頭がくらくらする…
…気が付けば僕の部屋にいた。部屋には真音ちゃんと…知らない人がいる!
突然の魔王!?意味が分からない!…飛翔?




