第4話「優しい男の理不尽…?」
キャラを掘り下げる第一章、阿部君の話をしようとしたら…?
「おーい!小海くーん!」
僕は阿部涼。青春を謳歌している高校3年生!いつも引きこもってる小海君を学校に連れていくために登校前はいつも家に来ているんだ!でも、今日も家から出ない。そうだ、神崎さんに頼もう!
「神崎です…あ、君が阿部君だね。昨日星野さんから聞いたよ。いつもお疲れさま。」
阿部君が頑張っているのになぜ速人君は外に出ないんだろう。
「あ、神崎さん!阿部さん!おはようございます!」
「あ、蟹江さん!おはようございます!」
よし…三人であのバカを起こしに行きますか。
「せーの…小海くーん!学校の時間だよー!」
「なんスか?さっきからゲームが超忙しいんですけど。これ以上騒ぐなら警察呼ぶよ?」
せっかく起こしたのに、なんてことを言っているんだ。僕はそう思いつつもそれ以上にキレそうになっている蟹江さんを落ち着かせながら阿部君は学校に行くように説得している。そんな中低い声が響く。
「おい!朝からうるさいぞ!」
僕と蟹江さんは突然の注意にきょとんとしている。そんな中阿部君は事情を説明すると男は
「おうおう、それはすまなかったな。俺はここら辺を仕切っている中村ってんだ。よろしくな。それはそうと時間は大丈夫か?」
…まったく気づかなかった。時計は朝の8時半を指していた。ここから高校が遠いのは知っているので阿部君と速人君は確実に遅刻する。どうするかと迷っていると蟹江さんが車を出してくれるそうだ。僕もこの後大学だったので同乗したが、中村さんはこれから犬の散歩をするので同乗しなかったが、見送ってくれた。
大学についた後、星野さんの前でその話をすると
「中村さんに目を付けられちゃったのね…お疲れ様。」
と意味深な一言。そして大学から家に帰ってゆっくりしているとドアをノックする音が。ドアを開けると
「こんばんわ。浩介から朝の話聞いたわよ。あんたと京子、涼には申し訳なさそうにしてたぞ。浩介は父と違って優しいんだよな…あ、あんたは知らないと思うけど中村家はここらへんじゃ有名な組だから気をつけなさいよ。」
真音ちゃんがそう警告してきた。そういえば下にもう二部屋あるので、遅くなったが挨拶しに行くことにした。下の一部屋のチャイムを鳴らすと
「…その声は神崎飛翔か…聞こえるか…」
そう聞こえたのでまるで痛い人かと思ったが、扉を開くと純白の羽をもつ天使が現れた。
「こほん…大島初音です。飛翔、あなたは天使になったんです。」
えええええええ…!?初耳なんだけどぉ?
突然の告白!?まさかの天使だと伝えられた飛翔。天使として生きていくのか、それとも普通に生きていくのか…?




