第3話「恋が始まる予感がした」
今日は新キャラが大量に出てくる!?お楽しみに!
「あ、明日から講義があるんだよなぁ」
飛翔は思い出した。自分が大学生であること。友だちは夏休みにどんな生活したんだろう…そう思いながら眠りについた。朝起きていつもの道を歩いていると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「ひーくん、おはよ!」
僕をそんな風に呼ぶのは一人しかいない。雪ちゃんだ。…雪ちゃん!?どういうこと!?そんな風に呼んだことないよ?なんか星野さんと付き合っているような気がするんだけど、そんな関係じゃないよ!?ただ転生前の大学でゼミとサークルと受講しているものが同じだけなんだけど…でも付き合ってない!そう思っていると
「ち、ちーっす」
…え、速人君…何してんの?え…あ…どうしてだよ…どうして手つないでるんだよ!…まさか速人君と星野さんが付き合って…いや、そんなこと考えちゃいけない。見なかったことにしよう。大学についたら聞こうかな…
「おはよう。あなたが神崎君?」
…誰ぇ?このお姉さん、って、なかなか身体が…おっと、ちょっと興奮してきたなぁ…いや、ダメだ、そういう描写は主に筆者が嫌うんだから絶対書かないよな?なぁ?
「あ、ごめんね、登校中でしょ?大丈夫よ、私は向かいのアパートに住んでいる田澤由依。ふふっ、まぁ…サキュバスといった方がいいかな。これからよろしくね。あ、君の部屋覚えたから、今日夜這いしに行くからね!」
おい!…おかしいだろ、朝からサキュバスだなんて…薄い本じゃないんだしさ…はぁ…大学行くか。
-大学到着後-
「今日の学食、なんで全部虫料理なんだよw」
思わず笑いが出たが、3種類から選べるイナゴのバーガーとコオロギカレーって、おかしいだろ。虫を食したくないし…学食はやめようかな…
そう思っていたら見覚えのある影、あれは…星野さん?あ、こっちに来る!
「あ、ひーくん!あの…朝はごめんね。あの…小海君?あの子がどうしても私を放したくなかったらしいんだよ。」
「ああ、同じアパートのあの子ね。大丈夫だった?」
話を聞いたところ、小海君は阿部涼という人間から逃げたかったみたいだ。しかし、普通に考えてなぜ逃げる必要があるのかわからなかった。そんなこと考えながら家に帰ろうとしたが、最寄り駅から家へ歩いた時、道の隅で誰かがいじめられているのを見た。僕がそこを見るとすぐに逃げ出したが、いじめられていた女の子が気になり、話しかけると
「もしかして…き、君が神崎君?」
恥ずかしそうに顔を隠している。話を聞こうと近所の公園のベンチで話を聞くと、どうやら彼女はメデューサの子だという。それは顔隠すよね。目を見たら石化するのだから。
「恥ずかしい所見せちゃったよね。ごめんね…私は他の人と目を合わせちゃうとその人が石になっちゃうんだ…だからいつも顔を隠してるんだけど…あの子たちはわかってくれなくて…」
泣き出す彼女に、僕は何もできなかった。その後悔を持ったまま家に帰ることができずに、その日は野宿をした。
次回から新キャラを少しずつ掘り下げていくぞ!それはそうと泣いてる子がいるぞぉ?飛翔?次回はどうなる?




