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話し合い

「違和感。」

「また?」

「え、いや。私が違和感を感じるのは学校。その時近くにあるものはなんだろうって。」

「違和感はものだけでは無い。人の可能性はあるし、目視変幻の時に現れてた様なものが写ってるように見えるとか、色々なことがあるからな、周りをよく見て、ゆっくりでいいから考えてみろ。」

「分かった、、」


次の日


「それ!!」

「ん??」


雪、、?


「ダルフォンもカディーも元気だねぇ、こんな寒いのに、、」

「おばあちゃんみたいなこと言ってんじゃねぇぞ!子供なんだから外で遊べ!!」

「遊ばないのかーい?!シュファンにサフィー!」

「,,,遊ぶー!」

「えぇー?!サフィー遊ぶのぉ?!」

「シュファン遊ばないの?」

「サフィーが言うなら、遊ぶ!!」

「なんだ結局来るんじゃん!」

「何よ?」

「いいえー!」

「仲良いねぇ」

「あいつら、隠してるけど幼馴染だからな。」

「そうなの?」

「うん。なんか仲良いなっておもってフォンに聞いたらそう言ってた。」

「へー、、」


フォン?シュファンはなんで急にダルフォンって言い出したんだろう。それとも元々ダルフォンだった?

なんか、忘れちゃったなぁ、、


「どした?」

「フォン?!」

「お、おう?どうした?」

「何が?」

「ボケーっとしてっから。」

「なんかあの二人のペア初めて見たかも。」

「うぅん、確かに。」

「正直、合ってないよね、、」

「なんか言ったか?!」

「何も言ってないよ?!!な、なぁ?!シュファン!」

「カディー焦りすぎでしょ。」

「そんな事ない!」

「んだよ、俺とサフィーが喋ってるのはおかしいのかよ?!」

「おかしくは無いけど、、」

「お世辞でもお似合いとは言えないよなぁ」

「いいだろ別に?!」

「お似合いじゃなきゃ喋っちゃいけないの?」

「いやいや!なんか、、なんでもなぁぁい!!」

「逃げんなぁぁ!!カディー!!」

「うわぁぁw」

「笑ってんじゃんw」

「「「「www」」」」


ーーー


「おかえり〜。」

「あ、ただいま。」

「ん。」

「珍しいね。随分早いじゃん?」

「そうか?あ、違和感はどうだった。」

「え、、あぁ、なんだっけなぁ、なんか違和感あるなぁってなったんだけど、何があったかなぁ、」

「おいおい、、」(呆れ)

「いやさ、シュファンたちと喋ってたら楽しくて忘れちゃってるんだよねw」

「はぁぁ、まぁ楽しいのはいいけど、、」

「ま、いいんじゃない?体に害とかはないんでしょ?」

「うん。」

「ならねぇ?別にいいと思うけど」

「うぅ、そうだな、、」

「ふっw」

「笑うな!!」

「何よ」

「あ?!」

「あ?」

「,,,」


もう無視されるようになりました。(笑)


「「なんか反応してぇ?!!」」

「真似すんな!!」

「してないし!」

「あぁ?!」

「仲良いねぇ、、」

「感情が全くこもってない、、」

「いや、もうそろそろ飽きた。」

「酷い。」

「うん。」

「「「www」」」


夜。


「またなんか話してる??」

「違和感っつたって、そこまで心配することはなさそうだよな。」

「うん、」


前みたいに大喧嘩とかじゃなくて、ただの話し合いのようだ


「桜って、、」

「ん?」

「サフィーってここでも呼んだ方がいいのかな?」

「それ気になった。カロさんは未だに授業中でも桜って呼びそうな時あるし、、」

「ねー。授業中だけ変えるのって大変だよね」

「そうだなぁ」

「どうするぅ?」

「ま、これも桜に聞けばいいだろ。また喧嘩してあぁなるのは勘弁だしな、、」

「お姉ちゃんは特にね。」

「待て待て、ココもあれはトラウマ級だろ!」

「いや、まぁね?」

「「www」」


やっぱ仲良いなこの2人。


「,,,ん??」

「起きてたのか?」

「え、あぁ、うん。」

「また聞かれてる!まぁいいや、桜はどっちがいい?」

「えぇ、桜のままでいいけど。」

「もし。」

「え、何?」

「もしお前がサフィーって呼んで欲しいって言ったらどうしようかと思った」

「え、なんで?」

「いや、、自分の名前を忘れたらまずいことになるからな。」

「自分の名前忘れることなんてあるの、、?」

「あるよ。」

「桜は、私達のようになっちゃダメ。」

「え?」

「さ、寝よー。」

「ってか!まずいことになるってなに?」

「,,,明日帰ってきてからな。」

「はぁ?!」

「さ、寝ようよ。」

「うん、、?」


ーーー


「おっす。」

「?!、わっ?!」

「どしたの?」

「騒がしいな?」

「え、ごめん。驚かせる気はなかったんだ。」

「あぁ、いやこっちもごめん。ぼけーっとしてた。」

「最近多いね?」

「なんか悩み事あったら言えよ」

「大丈夫!寝不足だと思うから」

「ちゃんと寝ないとダメだよ!」

「そうだぞぉ。」

「はい。」


ーーー


「だぁぁ、疲れたァァ!」

「ロン様の授業鬼畜!!」

「なんか言ったか?」

「「?!、な!何も!!」」

「そうか、そうか。カディーにダルフォンくらいだったら見てやろうと思ってたんだがなぁ?」

「え?!!!」

「鬼畜なら見る必要はなさそうだなぁ?」

「えぇぇぇ!!!待ってください!!見て欲しいです!!!」

「俺もです!!」

「んん?でも鬼畜なんだろ?」


あいつ上手いな。ちゃんとコツを掴んでる、、


「私も見てほしいです!!!サフィーも!!」

「え?!」

「ん?4人か、、まぁいいが。今日は天気がいいから外で練習するか。じゃあ、6橋目が終わったら庭に来い」

「「「はい!!」」」

「ん??サフィーはいいか?」

「?!」

「えぇ、サフィーやらないの?!」

「え?!あ、や、やる!!」

「ん。なら4人な。遅れず来いよー。遅れたら即帰る」

「「「はい!/はい、、」」」


6橋目後の庭にて


ん?バリーさんにロン、、?


「そうなんだな、」

「意外ですよね。でも案外、形相応の意味があって、」

「へぇ、興味がある」

「お、また今度話しましょうか。今回は別件がありそうですし、お互いに。」

「ん?お、来たか」

「バリーさんと何話してたんですか?」

「何でもない。他愛もない話だよ」

「そうですかぁ?」

「あぁ、そうだよ、サフィー。」


バリーさんは笑顔だった、ロンが何かを問い詰めてるという感じはなかったな。それなら、別にいい。


「何教えてくれるんですか?!」

「え、、何を教えて欲しいんだ?」

「私!上手く魔法使えないんです!!」

「なんの魔法を使ってるんだ?」

「えぇと!明岩菜幕(みんかんさいばく)です!!」

「へぇ、難しいの使ってるな。他のみんなはどんなの使ってるんだ?」

「僕は、楽発貝業(らくばつがいごう)です!」

「おぉ。いい奴使ってるな、」

「俺は強雷弱鳴(きょうかじゃくな)!!」

「名前に惹かれたのかな?」

「はい!!」

「私は敷召海台(しきめいかいだい)です。」

「,,,そうか。みんな難しいやつ使ってるなぁ、もう使いこなせるよ、って人はいるかな?」

「サフィーはもう使えると思います!」

「お、それはなんで?」

「えっと!この前に第1次試験の時に!」

「下術。あれ相手に下術を決めた。そして、史上最高得点を叩き出したとか、なんとか。」

「「「「え?」」」」

「な、なんで知って、、」

「バリーさんに聞いた。下術を決めた天才と、一撃を楽々と決めた天才に、一撃を入れずに点をもぎ取った天才、武器を使わず素手で戦って合格した天才。君達1年生は将来有望だね。」

「そんなこと言われてるんですか?!!」

「あぁ。今回の生徒は質がいいって。みんな言ってるよ。」

「「「「ヤッター!!」」」」

「んで、魔法が上手くいかないのか。」

「はい!どうやったらロン様みたいに出来ますか?!」

「お姉ちゃんは教えるの下手だから、ちょっと難しいんじゃないかな?」

「ココ、、」

「ココ様だぁぁ!!」

「?!、覚えてくれてありがとう。」


キュン!!!

ココは本当に可愛すぎる、、。


と思った生徒とロン(様)なのであった。

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