頭脳派ゲーマーの異世界でのチート生活 ~異世界転生編~ 第2話 神々の登場
前回の第1話でゲーマーのユーゴが異世界に転生するような状況に会いました
ユーゴは今後どうなるのか!?
真っ白な橋が見えない地平線に空には大きな惑星(衛星?)が映っている場所に来てしまった。
あたりを見ようと立ち上がると三人の偉そうな神みたいな人たちが自分のすぐ後ろで土下座していた。
「何やってるんですか?」
三人のうちの中央にいる偉そうな男が最初に口を開いた。
「おお、あなた様がユーゴ様でお間違いないでしょうか? 私たちはあなた様のご来訪をお待ちしておりました!」
「あの…まず、ここはどこであなたたちは誰なのか教えてくれますか?」
次に左側にいたきれいな女神が口を開いた
「申し遅れました。我が名はヘスティアという炎を司る神です。そして反対側にいる若くてチビだけど腹筋だけバッキバキな少年が海洋を司る神ポセイドンで、」
ポセイドンといわれた少年はその一言で今にも消えそうな雰囲気を出していた。
「真ん中の中年のおじさんのような顔をしているのが天候と全宇宙を司る全農神、いや全能神ゼウスです。」
さすがに全能神のゼウスでさえ今の言葉にはかなりダメージに来たようで今にも沈んでいきそうな表情をしている。
「ここについては先ほど教えたはずですが…」
「『神の間』ですか」
「その通りです。さすが見込んだ通り頭の回転が速いですね」
なんか褒められてしまった
「それはそうですが私が聞きたいのはここは異世界なんですか?ということです。」
「そうですね…あまり言いにくいですが簡単に言うと全ての異世界の間にあたるところです。」
「すべての異世界、ということは私の住む世界も含まれるんですね」
「そうですけど…」
「どうしました?」
「ここまで召喚されてすぐになれる人って初めて見るので少し驚きました。」
「そりゃどうも。
だけど人間世界以上につらいものはありませんでした。
例えば人生がポイント制のゲームだった場合、出しゃばりすぎるとマイナスになって出しゃばらなくてもマイナスになる。普通以上になるとねたまれてマイナスになって普通以下になると蔑まれてマイナスになる。
表では職業は自由になのに必ず起こる職業差別、自由なんてただの平和ボケしたやつの戯言ですよ。」
普通であることを求められて、普通でないものは排除される。
こんなのただの
クズゲー
「すみません重い空気にしちゃって」
「いや、大丈夫だから。気にしないで」
彼は相当な苦労をしているのだなとゼウスは思った
しばらくの沈黙の後ゼウスは話をこう切り出した。
「そういえば君は今後は異世界に住むことでいいかな?」
「ああ、構いませんよ」
「ここの世界は簡単に言うと君がよくプレイしてたファンタジー世界とほぼ同じ作りの世界で構わないかな?」
「それでお願いします。」
「オッケー、じゃあほしい自分だけの特殊スキルを決めようか」
今後のことも考えての特殊スキルか…
しかしなぜだ?大体の異世界転生でのチートは実際ほとんどの場合で無意味、しかしここではいかにも俺への待遇がよすぎる。これなら高貴な貴族の息子になりたいといっても多分オッケーっていうだろう。(土下座して神からも敬語使われるくらいなら)かなり怪しい、何が目的だ?
しかし、ここでは遠慮なく考えるか。
「じゃあ、自分が思ったように動くスキルと振動や衝撃を自由に操作できるスキルをお願いします。」
今回は第2話として投稿します。
読みやすいように短めに設定してます。
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