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人間以外になった私

・お相手選択型短編小説です。

・一話目をお読みになり、お好みのお相手をお選びください。

・このお話はファンタジーでフィクションです。

・人体欠損、燃焼描写がございます。苦手な方はお戻りください。

 ああ、これ、どこかで聞いたことあるわぁとうつろな目をしながら、美紅(みく)は力の入らない体でぺたりと床に座っていた。

 今いるのは真っ白い空間。かろうじて床はわかるが、真っ暗な中に閉じ込められた時と同じ恐怖を感じるそこで、長い金髪を揺らしナイスバディの自称女神がにこやかに微笑んでいた。


「大丈夫? もう一度説明しようか?」


 鈴を鳴らすような可憐な声は聞く者の警戒心を溶かすようにやさしく響き表情は慈愛に満ちているものの、美紅には恐怖しか感じることができなかった。怖くて怖くてたまらない。体は震えるし声を出すことすらできないほどの威圧感が目の前の女性から発せられ、それでも美紅に話しかけてくるソレは強引に話を進めようとしていた。


「あなた、あまり頭が良くないようだからもう一度説明するね」


 大きな胸をたゆんと揺らしながら腰に手を当てた人物はこちらが悪いといわんがばかりに小さく悩まし気な溜息を吐く。


「あなたは同僚の女性に殺されたの。覚えてるでしょ(・・・・・・)? 会社からの帰り道で、営業の男性と親しげに話をしていたという理由で責められていた途中に突き飛ばされ、運悪く走ってきたトラックにはねられたのよ」


 よく覚えている。なかなか死ねなくて痛くて苦しくて悔しくて悲しくて怖かった。体がぐちゃぐちゃになっているのも判った。片目は見えなくて、残っていた目で飛び出た眼球を眺めていた。

 生々しい記憶に青ざめていると女性は穏やかに笑う。


「私の世界にイレギュラーが欲しかったから、ちょうどよくてもらってきちゃったの。あなたの好きな能力をあげるから私の世界で好きに生きてちょうだい」


 言葉だけ聞けばありがたい提案だ。だが女性の異端さと真っ白い闇の中にいる恐怖で思考の止まった美紅はフルフルと首を横に振る。


「あら? 能力がいらないの? でもそれじゃ、あなたなんてすぐに死んじゃうわ。それは困るのよ。だから教えて。あなたはどうなりたい(・・・・・・)?」


 瞳孔が縦に割れた金の目に見つめられ、恐怖でマヒしたはずの頭と口は今一番望んでいることを吐き出す。


「誰にも……傷つけられたく、ない。もう、痛いのは、いや」

「了解で~す。それじゃ絶対(・・)傷つかない(・・・・・)ようにしてあげるから、不幸だった人生を私の世界でやり直してね。あっちの世界も面白かったけど、こっちの世界も緊張感があって楽しいわよ~」


 白い繊手が美紅の頬をそっと包むと、甘いいい匂いとともに額に柔らかいものが押し付けられる。祝福を受けたと判ったのは女性の輝くような笑顔を見上げてから。


「いってらっしゃい」


 ささやかれながら肩を押され、美紅は白い闇の中に落ちていった。








 私の人生は不幸だったのだろうか。

 家族は四人で普通のサラリーマン家庭。小学校、中学校と公立で高校も県立の普通高。成績は常に真ん中より下で、運動もそれほど得意なわけでもない。両親からは頑張れ、もっとやれと言われながら学生生活を送り、お前は好きにしていいと言われていた妹を羨ましいと思ってもそれを口に出すこともしなかった。


 両親ともめるのは嫌だったし、何事も中途半端な私が悪いのだから仕方がなかったのだ。悩みを打ち明けるような親しい友人もおらす、就職も希望の職種に就くことはできずに事務職にしかなれなかった。


 職場は大手だったが人の出入りが激しく、入社したばかりの私はそれがどういう意味かを理解したのは虐めらしきものが始まってから。同性からのそれは陰険で大人の女らしい悪辣さに満ちていた。学校の先生のように上司に報告することもできず、ただ慣れない仕事と人間関係に神経を擦り減らす日々。

 そんな中でたまたま書類の不備があった男性社員がイケメンで、対応したのが私だったのが女子社員たちの反感を買ったのだろう。そして事故は起こった。


 人によっては私の努力が足りないからだと思うだろう。もっと努力するべきだったという人もいるはずだ。どうしてそんなに我慢しているのだろうと理解できないかもしれない。

 それでもそれが私の生き方だった。

 周りの人に迷惑をかけず、波風も立てず、平穏に生きていく。


「それなら幸せな人生だった……」


 独り言で目が覚めた。

 いや、殺された時点で幸せではないのかもしれないが、それでも命尽きる最後まで生きたのならきっと満足した人生だったはずだ―――

 湧き上がる不愉快な感情は、周囲の景色が目に入ることで霧散する。


「ここ、どこ」


 疑問形ですらない言葉は柔らかく吹き抜ける風とうっすらと紫がかった空に吸い込まれ消えていく。もちろん答えるものはなく、仕方なくスーツにパンプスという見渡す限りの草原という場にそぐわない姿で立ち上った。

 周囲を見回すと背後には森も見え、少し下った場所には土を踏み固めたような道らしきものもある。道は森の中と草原の丘の向こうに伸びていて、そのどちらにも建物の影すらなかった。


『私の世界でやり直してね』


 夢の中の声が頭の中によみがえる。

 嘘だろう、冗談だろう、まだ夢を見ているのかとへたり込んでいると、鋭い空気を切り裂く音とともにすぐそばで「ギャン!」と動物の悲鳴が聞こえた。


「え?」


 振り返り太陽を背にいた人影に目を細める。周囲を見回した時には何もいなかったというのに、美紅から5歩ほど離れた場所には剣を持ったたくましい体躯の男が立っていて、さらに数十メートル向こうには体長三メートルほどの黒い獣が横わたっていた。

 一体どこから現れたのか、男は革の胸当てのようなものを付けてゲームの中のようなマントを翻して睨み付けるように振り返る。ひっと喉奥で悲鳴を漏らして後ずさると、男は血に濡れた片手剣の切っ先をこちらに向けた。


「ショウフがこんなところで何をしている」


 言葉を理解できる不思議よりも言葉の意味が分からなくて首を横に振っていると、男の背後から足音が近づいて仲間らしき男たちがさらに三人増えた。


「わ~、ラスト、娼婦を助けるために突然走ったの? こんなところに捨てていかれるなんて罪人とか病気持ってるんじゃない? ゴミを拾ってどうするのさ」


 ラストと呼ばれたのは剣を向けている茶髪の男だ。ぺらぺらとまくし立てているのは長い金髪に青い目を持つ華奢な男。他に黒いローブをまとった男とニヤついた笑みを浮かべた陰気臭い男が見下ろすように周囲を取り囲む。

 ショウフとは私のことだろうかと頭をよぎるも、驚いてへたり込み、タイトスカートが太ももの中ほどまでずり上がっていることに気が付いて慌てて下した。ストッキングも穴が開きパンプスも片方が脱げていて、男たちを刺激しないようにゆっくりと立ち上がると身なりを整える。


「助けてくださってありがとうございます」


 すっと背筋を伸ばし丁寧に頭を下げつつ男たちを観察する。この人たちがあのふざけた女の世界の住人なのだと思い当れば、簡単に信用することもできない。それでもここがどこかもわからない以上、彼らに助けを請わなければならないとも理解していた。


「助けてあげたんだからさぁ、ちゃんとお金払ってね。僕たちもタダ働きをする気はないんだよ」


 金髪男は妙に色気のあるしぐさでラストと呼んだ剣士にしがみつきつつ、馬鹿にしたように笑う。金など持っていないだろうと分かり切った言葉に、どうしたものかと思案する。

 ここで彼らの不興を買って置いて行かれても困る。あんな凶悪な生き物が自然に存在するような場所で生きていけるスキルなど美紅にはないのだ。それに最悪、彼らに殺される可能性だってあるだろう。自分がここにいるのを知っているのは神様もどきの女だけなのだから。

 直接助けてくれたのはラストという男性だ。ほかの男たちは仲間なのだろうが、美紅を直接助けたわけではない。だから―――


「お金はありませんが、これでは替わりになりませんか?」


 新卒で買ったばかりの少しお高い腕時計を外すと、助けてくれた男に近づく。


「どれどれ~」


 当たり前のように手を差し出してきた金髪男から時計を隠すと、軟弱そうな男が不機嫌になった。


「ねぇ、ショウフ。僕のラストに色目を使うのやめてよね。お前みたいな汚い女を抱くほど安い男じゃないんだよ」


 向けられた刺々しい言葉でようやくショウフが何を指しているのか分かった美紅は、それでも丁寧に言葉を続ける。


「私を助けてくださったのはそちらの方です。あなたではありません」


 それでも娼婦と言われたことに怒りを覚えていたのだろう。普段なら見知らぬ男に嫌味を言うことなどないのに、つい本心を口走ってしまった。まずいと思ったのは一瞬。けれど発せられた言葉は金髪男の耳にしっかり伝わり、見下した凍るような視線で睨んでくる。


「僕たちは仲間なの。お前にはわからない役割分担があるんだよ。それにそんながらくたなんて金にならないんじゃない?」


 質の高い時計がこの世界にどの程度あるかは判らないが、それでも技巧と装飾だけでお金にはなるはずだ。それを見抜けない辺りこの男はあまり育ちがよくないらしい。


「そんなもんより手っ取り早く身体を売ったらどうだ? 命を助けた対価に一人一回、いい取引だと思うがな」


 いつの間にか背後に回った陰気臭い男がいきなり胸を鷲掴みにしてきた。


「いやぁ!」


 微かな痛みと風呂に入っていないであろう男の体臭に驚いて悲鳴を上げながら振り払おうと腕を振り回せば―――


「あ?」


 だみ声とともに血を引きつつ飛んでいく男の片腕(・・)身体(・・)

 驚愕に見開かれた血走った目と視線が合い、それが自分の行いの結果だと理解することもできず。


「ぎゃぁぁぁぁ!!!」

「お前!!」


 おもちゃのように噴き出る血潮に濡れながらのたうち回る陰気臭い男が叫び声をあげると同時に、金髪男がナイフを投げてきた。訳も分からず呆然と立ったままで避けようもないナイフが反転したのを見た者はいただろうか。

 次の瞬間には投擲されたはずのナイフが金髪男の腹部に突き刺さり、崩れ落ちるように倒れていくその体を近くにいた剣士がとっさに支える。


「だれか……たすけ……」


 ひきつるような呼吸とともに聞こえてきた断末魔に、無意識に視線を向けると腕をもがれた血まみれの男の濁った青い目とかち合った。


「おまえ……なんで……」


 ヒューヒューなる呼吸音が徐々に弱くなっていく。噴き出ていた血は周囲の土に染み込み、どす黒く変色していた。


「いや……」


 こぼれた言葉すらわからない状況の中、目の端で黒いローブが動く。


「死ね!」


 ローブの手には黒い炎のようなものが渦巻き、熱気で風が渦巻いていたそれを立ちすくむ私と倒れていた瀕死の男のほうへと投げつけた。


「止めろ! 巻き込むぞ!」


 金髪男を手当てしていた剣士が怒鳴るも一瞬遅く、襲い掛かる炎に背中を向けてしゃがみこめば周囲が一気に黒い炎に包まれて燃え上がる。それでも薄い膜のようなものに守られた私に傷一つつくこともなく、驚いて見回せば片腕を失った男が炎の中で燃えていた。

 燃えている男の手が伸ばされて足首を掴もうとする。腰が抜けてお尻で這いずりながら距離を取ろうとしても、身体は思うように動かなかった。黒く炭化した指がじりじりと近づいてくる。何かが焼けるにおいもする。


「いや!!」


 悲鳴を上げれば形作られた地獄はさらに広がった。周囲を取り囲んで消えることがなかった黒い炎が地面を這い、術者を巻き込んで一気に燃え上がったのだ。

 運の悪いことに倒れていた金髪男と剣士も範囲に含まれていて叫び声が上がる。

 ここまでくればこの状況を作り出したのが自分だと判ってきた。いや、力いっぱい振り払ったとはいえ成人男性の片手をもぎ飛ばした時点で自分がおかしいことに気付いていた。

 だから―――


「助け、なきゃ」


 自分は絶対に傷つかない。そうあの女は言った。現に今、私は無傷だ。だからたとえ無礼な行いをしたとしても、それがこの世界の常識なのだとしたらこの人たちが死ぬ必要はない。

 せめてまだ生きている人だけでも助けようと大地に手をついて立ち上がろうと力を込めた途端、取り巻いていたすべての炎が一瞬で消える。悲鳴を上げていたローブも剣士も、ただ茫然とこちらを見つめていた。焼けた衣類や髪は戻らなかったが、やけどを負っていたはずの皮膚は再生し金髪男の腹の傷も消えたようで自分の腹部を見て血まみれのそこをゆっくり撫でている。


 さらに焼死体からうめき声が聞こえ、ゆっくり身じろぐとポロポロと炭化した皮膚が剥がれ落ちて下から正常な皮膚が現れた。焼死したはずの男が座り込めば失ったはずの片腕すら戻っていて、全裸ままこちらを見上げている。


「どういうことだ……お前、何をした!」


 比較的軽傷だったらしい剣士が大股で歩み寄ってくる。


「お願い! 私を傷つけないで!」


 思い返せばこれまでの惨事は彼らが私を多少でも傷つけようとした行為が倍になって返っているだけだった。だから傷つけようとする行為をやめてくれと訴えれば剣士の足が止まる。


「おい、逃げるぞ!」


 美紅の訴えで足を止めた剣士に全裸の男が声をかけながら走っていき、ローブも金髪も皆が背を見せずに離れていく。仲間からの指示にちらりと視線を走らせた剣士は一瞬迷いを見せたが、すぐに仲間たちの後を追いやがて見えなくなった。


「はっ……」


 周囲は焼け焦げた草と炭化した(・・・・)片腕(・・)が転がり、今までの出来事が夢ではないと訴えてくる。


「何なの、いったい、なにが……」


 訳の分からないまま何も判らない世界に連れてこられて、よく判らない能力を与えられて、危うく人を殺しかけた。身体に痛みはないが、精神が参ってしまっていて立つことすらできない。このままここにいてもどうにもならないのに、傷つくわけではないからどうでもいいと自棄になった思考でうずくまる。


 気持ち悪い。吐きそうだ。しばらく休んだ後、とにかく焼け野原と焼きすぎた腕から離れようと立ち上がって歩き出す。ここから離れたい。ただそれだけで足を動かせば土を踏み固めた道にでる。頭が痛い。体力が尽きてその場に座り込むと、ひざを抱えて顔を埋めた。

 どのくらい休んでいたのか、いつの間にか辺りには夕闇が迫っていた。


 のども乾かないしおなかもすかない。生理現象もないし、まるでぬるま湯の中にいるように気温の変化があまり感じ取れない。これだけ大自然の中にいるというのに蚊に刺されないし、虫の一匹も寄ってこない。

 ひざ下の高さの草原が夕闇に溶けていく。紫色の空は暗くなるのも早いのか、それすらわからず空を見上げた。星はないが青い月と赤い月が寄り添うように空に昇っていく。


 不意にひゅんと風切り音がした。

 まるで何かを勢いよく投げつけられたような音に驚いて立ち上がるのと、遠くで男性の叫び声が上がるのは同時だった。何事かと見回す私の周囲に光の玉が無数に浮かび、その中に鎧を身に着けた人間が大勢浮かび上がる。


 いつの間に、と驚く間もなくひゅんひゅんと弓らしきものが飛んできたり、目に見えない何かが周囲の草を粉々に切断していく。それでも傷を負うこともなく立っているのを見て、剣を抜いた鎧たちが叫び声をあげながら走ってきた。


「いや!」


 恐怖に震えながら、それでも人を傷つけることのないようにうずくまると耳をふさぎ堪えきれずに泣き出してしまう。


「だれか、助けて……」


 カタカタと震える身体と精神。体格のいい大人の男たちが本気で殺しに来る恐怖は簡単に心を折っていく。けれどいつ剣が振り下ろされるのかと涙をボタボタとこぼしながら身構えていたが、足音は一向に近づくことはなく。


 恐る恐る顔を上げれば半透明の巨大なドームが周囲を覆っていた。男たちはそこから中に入ることができないらしく、剣を振り下ろしたり魔法のようなものを打ち込んだりと、どうにか破ろうと苦心しているのが見える。


 そして成人男性の本気の怒鳴り声とドームを打ち破ろうとする打撃音や爆発音に耳をふさぐも、五十メートルほどでは彼らの言葉が否応なく耳に入ってきた。


『邪神を殺せ!!』


 口々に叫ぶ声は狂気すら孕んで突き刺さる。神になどなったつもりもなった記憶もないが、確かに人の生死を自由にできるのだとしたら、それは神と呼ばれるモノになるのだろう。それがたとえ彼らにとって不都合(よこしま)なものであろうとも。


 じわりと絶望があふれ出す。胸の内からあふれるそれらは徐々に静かにドームを広げていき、百メートルほどまで男たちを押し戻していた。折れて疲弊した心はこの世界の人を傷つけないということすら忘れそうで、人として最後の理性(プライド)だけは手放すまいと培われた倫理(正義)にすがるしか正気()を保つ方法がない。

 多分自殺もできないはずだ。『傷つけられ』ることはなくても『痛い』から。

 だから。


「だれか、助けて」


 耳をふさぎ目を閉じて隔絶していた世界がこじ開けられたのは、運命だったのだろう。


お好きなお相手をお選びください。


・2話――ラインハルト・シュトルム。金髪碧眼の人間の聖騎士。創造神を祭る神殿の最高位者の一人。年齢は28歳、独身、敬語。ヤンデレ(軽)、腹黒(強)、溺愛、監禁(並)、洗脳(微)。


・3話――クロード・ラ・トゥール。黒髪紅眼の魔王。深紅の角、漆黒の羽根、爬虫類の尻尾を持つ魔族の王。年齢不明、後宮あり、俺様。強引(並)、残忍(並)、無自覚(軽)、溺愛(強)。


・4話――ヒーロー不在。誰も自分を傷つけることができないのならば、こっそり逃げ出して生きていくことも可能なはず! 男なんて待ってられない。私の人生は自分で歩いていく!

 サブヒーロー、ラスト。茶髪、群青の目を持つ傭兵。最初に出会った人物の一人。束縛(無)→(強)、執着、過保護。


・5話――少年盗賊編。読者様よりリクエスト。意地悪。ヤンデレ予備軍(笑)

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