異世界11日目 大量♪大量♪
今回は狩りまくる話です。
『探知&サーチ』
今回は先を急ぐ訳じゃないので、全体的に探知を発動する。さぁ〜て、どれ程いるかな?
500m 2匹 ホーンラビット
1.5km 3匹 ゴブリン
3km 2匹 ウルフ
4km 1匹 フライングスネーク
(あっ!こっちの方がフライングスネーク近くに居たわ・・・まっ、いっか)
サービスで教えただけなので、後は知らない。多少は苦労しないとね。
『ヘイスト』
「さくさく、狩って行きますか!サスケ回収よろしく!」
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「ふぅ〜、そろそろ朝ご飯にしますか」
あれから私は、お腹が空くまで、ただ無心に魔物を狩っていった。その結果……。ウサギ5匹、狼10匹、ゴブリン10匹、蛇2匹、ミミズ3匹ゲットした。まだ街に近いからか、思ったより狩れなかった。
私は木に登って朝ご飯にする。メニューは勿論、固いパンと串焼きだ。
(串焼き最高!これがあるだけで、固いパンでも美味しく感じる!もぐもぐ・・・)
「3日あるから、今日と明日は森の奥に向かうかな。そうすれば、もっと狩れるかも・・・それと……『ステータス』」
アリス :(仮)ソフィア・クローク LV28
身体能力 最優 鬼 13%
全種魔法 最優
HP: 2900 / 2900 MP: 12000 / 12050
ヴィルホルンの加護【常時MPで回復】
言語共通翻訳・鑑定・看破・MP自動回復・鬼の怨み
やっぱり気にしなきゃいけないのは、この鬼のパーセンテージである。これが100%になった前回は、かなりの疲労と怠さだった。慣れれば気を失わずに、少しは戦闘も出来ると思うけど、それはまだ先になるだろう。
「今回は3日の予定だから、ちょっとペースを上げて狩っていっても良いよね。サスケ」
「ジジジ……」
朝ご飯も終えたので、また狩りを始める。森に入っていく方向に探知をかける。
『前方探知&サーチ』
200m 3匹 ゴブリン
700m 2匹 ウルフ
1.5km 3匹 ウルフ
2km 2匹 フライングスネーク
2.3km 4匹 ホーンラビット
2.7km 9匹 ゴブリン
4.2km 2匹 ホーンラビット
5km 10匹 ミズーリ
(やっぱり、森の方に行くと魔物の数も増えるね〜。最後のミミズ10匹は想像しないようにしよう)
『ヘイスト』
「サスケ行くよ!」
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お昼になるまで魔物を狩り続けた。木に登って、昼食をとるついでに『ステータス』の確認をしておく。
アリス :(仮)ソフィア・クローク LV31
身体能力 最優 鬼 24%
全種魔法 最優
HP: 3050 / 3050 MP: 12000 / 12350
ヴィルホルンの加護【常時MPで回復】
言語共通翻訳・鑑定・看破・MP自動回復・鬼の怨み
魔物を沢山狩ったのに、レベルがあんまり上がらなくなってきた。パーセンテージの方は、思ったより上がってなかったので少し安心する。
お昼は固いパンと干し肉にした。何故かたまに食べたくなる味なんだよね。多分、汗をかなりかいたので、身体が塩分を欲しがっているのだろう。
さっきの成果は・・・ウサギ25匹、狼21匹、ゴブリン30匹、蛇6匹、ミミズ50匹をゲットした。まぁまぁな数が狩れた。
朝早かったし、沢山動いたから眠たくなってきてしまった。お昼寝する前に、ちょっとやってみたい事を試してみる。
周りを見回して、蔦を発見。ウインドカッターで切って採る。それを引っ張ったら輪が小さくなる様に結んで、よくしなる木を探す。木を見つけたら、その木に蔦を結んで引っ張って、戻らない様に木で留めて、蔦を隠す。餌として、魔物の解体で出た要らない所を置いて完了だ。
私は罠が見える木に登り、お昼寝に入る。寝ている間にも、魔物をゲット出来たら良いなぁって思って、今回罠を試しに仕掛けてみた。結果は起きてから分かるだろう。おやすみ……ぐぅ……
ガサッ
「何!?」
物凄い音がしたので、飛び起きる。一瞬で今の状況を整理し、罠がどうなっているのかを確認する。ウルフが1匹掛かっていた。
ガウッガウッ
「やったー!罠が上手く作動してくれた。これは使えるね」
『ウイングアロー』
キャンッ
木から降りて、ウルフにトドメをさす。インベントリには、生きたものが入らないみたいなので仕方ない。
『収納』
少しは眠れてスッキリしたので、私は仕留めたウルフと蔦をインベントリにしまって、午後の狩りを開始する。
『探知&サーチ』
だいぶ森の中に来たので、ここからは近くにいる魔物をどんどん狩っていく方法に変える。
300m 2匹 ウルフ
500m 1匹 フライングスネーク
900m 3匹 ホーンラビット
1.2km 2匹 ゴブリン
1.3km 2匹 ホーンラビット
1.8km 3匹 ウルフ
2.3km 5匹 ミズーリ
2.5km 30匹・・・魔力0.2
(やっぱり森の中だから、そんなに距離行かなくても、沢山いるいる!ただ、最後に引っかかった30匹の魔物はちょっと気になる・・・。魔力は低いから弱いと思うけど・・・)
『ヘイスト』
取り敢えず、30匹の魔物に行く途中にいる魔物を狩っていこう。
2.5kmに行くまでは、特に何も問題は無く。魔物も知ってるいるやつばかりなので、さっさと仕留めて次に向かった。先程、ミズーリをゲットしたので、後200mで例の30匹の魔物の所まで着く。
『探知&サーチ』
改めて、探知とサーチをかけてゆっくりと近づいて行く。30匹も居るんだから安全第一だ。そろそろ、視界に入る所で『看破』を使う。
クリムツ Lv1
(あれ?これって前に獲ったカタツムリじゃん。登録し忘れたのか……)
安心とともに、せっかく見つけたので取って行く事にする。
『ウォーターボール』
「サスケ、コリンの実を取ってきて下さい」
「ジジジ……」
カタツムリが溺れて死ぬまで、時間があるので少なくなってきていた、コリンの実をサスケに回収してきてもらう。
ポロッ ポロッ
死んだカタツムリが、葉っぱから落ちてくるのを回収しながら、『ステータス』を確認をする。
アリス :(仮)ソフィア・クローク LV32
身体能力 最優 鬼 26 %
全種魔法 最優
HP: 3100 / 3100 MP: 12150 / 12450
ヴィルホルンの加護【常時MPで回復】
言語共通翻訳・鑑定・看破・MP自動回復・鬼の怨み
(今日は、40%後半ぐらいまでパーセンテージがいったら止めよう)
カタツムリの回収が全て終わった時に、サスケも戻ってきてくれた。インベントリで確認すると、50個以上採ってきてくれた。ありがとう……。
(じゃあ、サクッサクッと行きますか!)
『探知&サーチ&ヘイスト』
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周りが夕焼けになってきたので、そろそろ狩りを止める。今日、寝る木を見つけてその近くに昼間と同じ罠を設置する。ちゃんと、しなる木もあるのを確認して、寝る所をここにしたのだ。
仕掛けた罠の近くに、落とし穴の罠も仕掛けといた。群れで来た時用の想定で、魔法で穴を開けて、要らない大人の服を穴に被せて、葉っぱで隠しただけの簡単な罠だ。朝が楽しみだなぁ……。
私は木に登って夕食にする。メニューは、固いパンと串焼きだ。沢山動いたからか、ぺろっと平らげてしまった。今はサスケのご飯タイムだ。
「サスケ、ご飯終わったらまたコリンの実を取ってきて下さい」
フルーツは、いくらあっても足りないので、今のうちに出来るだけ集めて置く。サスケがご飯を終えて、コリンの実を採りに行ったので、私は今日の成果とステータスを確認する。
今日一日の成果は、狼50匹、兎60匹、蛇15匹、ミミズ70匹、カタツムリ100匹、ゴブリン35匹ゲットしていた。今日1日でやり過ぎた……。
『ステータス』
アリス :(仮)ソフィア・クローク LV34
身体能力 最優 鬼 48%
全種魔法 最優
HP: 3200 / 3200 MP: 12250 / 12650
ヴィルホルンの加護【常時MPで回復】
言語共通翻訳・鑑定・看破・MP自動回復・鬼の怨み
(昼寝したし、カタツムリを取るので時間かかってしまったけど、かなり捕れたしパーセンテージが目標内だったから良いか。明日は余裕を持って、90%までにして3日目帰るかな)
明日以降の予定を立てていると、サスケが帰ってきた。周りも既に真っ暗なので寝る事にする。
「おやすみ、サスケ」
次回2週間後に更新します!
次回は違う人が登場します!