14話 【親公認】
ゼル『ふふふふ』
ジャフィン『・・・・』
『久しぶりねぇジャフィン君』
俺はルッカのお母さんのマリーさんが用意したお茶を飲みながらだが
リビングのテーブルにいる、何が起きるのだ?
椅子に座ってるが正面にルッカの父親であるゼルさんがいる
何故かそのゼルさんの横にはルッカがモジモジしながら座る
ゼルさんはニコニコしていた
『何かあったんですか?』
俺が話を切り出してみた、その不安にさせる様な笑顔は変わらない
俺はゼルさんの反応を待っていた
『いやぁ久しぶりに娘が戻ってきて嬉しくてね、色々聞いたんだ』
『まぁ話は沢山聞けるでしょうね』
『沢山聞いたよ?』
ゼルさんが腕を組む、俺は何か嫌な予感を感じた
彼の言葉は続く
『私がジャフィン君の事を聞こうとするとねぇ、前よりね・・・』
俺はその言葉の後が予想で来て生唾を飲んだ
『・・乙女の反応なんだ』
『・・・ほう』
『ほう・・じゃないんだけどね』
ゼルさんは少し体を前にし、笑い出した
ゼルさんの隣にいるのルッカも下を軽く向いていて顔が赤い
ルッカは誤魔化すのが苦手だし根掘り葉掘り聞かれたのだろう
苦笑いになってしまう
そのタイミングでマリーさんが調理場から出てきて口を開く
『あの反応は私も女性になった証拠だってわかったわぁ』
マリーさんはルッカの後ろに移動して彼女の肩を軽く揉み
ゼルさんが笑顔で話を続ける
『いやぁ娘を傷物にしたとなると責任が問われるんだけど、わかるかい』
『俺はルッカと結婚する約束はしてますので』
『ほう!』
俺は攻撃をしかけた、勿論言葉の攻撃だ
偽りはなく真実のだ
マリーさんが何故か凄い笑顔だ
よし、ここは一気に叩きかけないといけない
『昔から考えは変わりません、ルッカとも約束していました・・・20歳になったら結婚しようと』
そう言うとゼルさんが満面の笑みで質問をしてきた
凄く嬉しそうな顔だ、これは試されている
いや、確約が欲しくて俺を畳みかける気でいたのだろう
『ハハハ、それが聞ければ十分さ・・・聞けば兵士をボコボコにしたの娘の為だったらしいね』
『はい、まぁ手を出されてはこちらも怒るわけで』
『うむ・・・中位職連中も娘に手を出して君がキレて瞬殺したらしいね』
『あの時は勝手に体が反応して』
『男だからだよ』
俺はこの関門を突破した様だ
ほっと胸をなでおろした
だが決めていたことだ、緊張しただけだ
『ジャッフィン君も村で一番どころか、冒険者としても一流になったのねぇ』
マリーさんは手を合わせてこちらを見る
ゼルさんは本題はもう終わったのだが気になる話題を出してきた
『ゼリフタル武人祭にでるらしいじゃないか、うちの娘の婿がどれくらい強いか家族で見させてもらうよ』
『・・・全力で頑張ります』
『娘の事は好きなんだよね』
『好きです』
全て即答で俺は攻撃する、これがいい
考えてはいけない
敵の攻撃は強大だ、反撃は素早くだ
『で?目標は優勝だろ?』
『ですね』
ですね、と言ってしまい少し考える
いけるのか!?俺が!?
勝てば国で一番強いという事になる
てかスカーレットさんとか化け物もでるなら無理だ・・・
俺は特訓しなきゃいけない、グスタフに頼もう
この道、そう白銀武槍を使いこなせばなんとかなるかもしれない
話では単独で特Sなのはスカーレットさんだけ
他はメンバーありきでも特S、頑張れば善戦はできるだろう
去年はスカーレットさんは参加していないだろう
去年の優勝者であるノートン将軍を子供扱いで言うくらいだ
『ジャン、頑張ってね』
ルッカの言葉で現実に戻る
俺は笑顔で頷いた
『ああ、頑張るよ』
そうしてこの後は和気あいあいな話をしつつ、俺は家に帰りケインと風呂に入り
ご飯を食べて就寝した
次の日の昼頃だが、兵士100人連れてベリト副将とキャメルが俺の家に訪れた
多すぎないか?ベリト副将!?
ゼル『うちの娘はどうだい』
ジャフィン『大きかったです』
ゼル『何が?』
ジャフィン『うっ!?!?』




