13話 【ゴブリン殲滅】
グスタフ『さぁ始まるぜ!』
ゴブリンキング『やめてください!!!』
『ケッ!・・・5体に1体か』
俺たちは門について少し外に出たところにいたハイゴブリン
そしてゴブリンキングを見つけたのだ
ハイゴブリンが5体、キングが1体だ
俺とグスタフが武器を構えて突っ込む
『グォ!?』
気付いたか、だが先制はこちらがもらうぞ
『狼撃破!!』
俺は槍で突き1匹の狼の気の塊を中央にいるハイゴブリンに放つ
奥にはキングがいる
『ゴファァァァ!』
中央にいた1体に当たり吹き飛ぶ
俺はそれを見た瞬間に彼に呼び掛けた
『グスタフ!いけ!』
『いってくるわぁ!』
グスタフはその隙間を走りぬく
走りぬく時に横にいた1体の首を大剣で刎ねる
俺はあと3体の相手だな、吹き飛ばした奴は絶命してるし
『ゴフルァァァァァ!』
3体が棍棒を振り上げてこちらに向かってくる
俺は直ぐに1体の頭部を迅速に槍で突き刺し
真横にいた別のハイゴブリンを回し蹴りで顔面を蹴る
蹴った時にゴキンッ!と音が聞こえた
多分首の骨だろう、頭部を貫いた奴は前のめりに倒れ
回し蹴りで蹴られた敵は膝をついてそのまま倒れた
『ゴフッ!?ゴラァ!』
『遅い』
最後の1体が動揺している様だがもう遅い
俺は地面を蹴り、最後のハイゴブリンに近付く
奴はガードしようと待ち構えてはいるがそれはよろしくない
俺は軽くニヤッと笑いながら槍を力強く握りしめなおし
素早く4回槍で突いた
1回目で棍棒を弾き
残り3回で腹部・胸部・頭部とやりすぎたかなと思うくらいのダメージを与えた
最後のハイゴブリンが赤い血を流し沈んでいく
こちらの対応、時間にして10秒いかなかったな・・・上出来だ
俺は軽く槍を振り、槍に着いた血を飛ばす
『両腕ならよかったのによぉぉぉぉ!!!』
声の方を見るとグスタフがキングと武器で鍔迫り合いをしている
ゴブリンキングが片腕で大剣を持ち
グスタフが両手で持っていた
それで剣をギリギリと音をたて、交わせている状態だった
『おらぁ!!』
『ゴフゥ!?』
グスタフがキングの大剣を弾き返す、すぐ彼は攻撃に出る
『シャドーショット!』
大剣を弾かれ仰け反っていたキングの腹部にグスタフの手から多数の黒い球が飛ぶ
影を使わなくても出せる技らしい
これはシャドーボールという術を連続で放つ黒術だ、だがシャドボよりはだが
弾の大きさは小さい
『ゴガガガガガ!』
全弾キングの体に当たりヨロヨロと足を踏ん張りだす
だが熊はそれを許さない
グスタフはもうキングに向かって両手で大剣を振りかぶっていた
『あばよ緑野郎!!!』
そう言いグスタフは真横にキングの首を斬り刎ねる
わざわざ力勝負したのも彼がそうしたかったのだろう
最初の頃はグスタフもキングに大剣の刃が取らなかったが
今は意外と楽しく戦える魔物らしい
俺たちは強くなっている、そう感じれる
でももっと先に行けると俺は思うのだ
『もう少し数がいればいいのによぉ』
そう言いながらグスタフはキングの首を持ち上げ
奥の方からこちらに近付いてくる
だが満足そうな顔はしていた
俺は少し笑ってしまう
『でも次はランクB+に挑戦だな』
『当たり前だ』
フンッと鼻で軽く笑った後彼はそういった
討伐が終わったので俺たちは報告することにした
グスタフはキングの首を持ったまま門の近くに待機していた衛兵数人に
キングの首を投げて渡した
『ウオッ・・・首ぃ・・』
『えぇ・・・本当かよ』
2人くらいなんか聞こえたがまぁいいだろう
グスタフは大剣をまた肩でトントンとしながら口を開いた
『魔物いたら俺を呼べ、殺しつくしてやるぜ』
『こっちが魔物に見える・・』
グスタフの言葉に衛兵がポツリと言うがグスタフはケッと笑いその場を後にする
俺も同じく退散だ、討伐は終わった
グスタフと別れる際にまた言われた
『また出たら呼べよぉ!?』
『わかってる!』
グスタフはそのまま俺に背を向けて家に歩いていく
途中腕を上げてじゃあなと合図してくれる
グスタフも見送ったので俺は家に帰ろうとしたのだが
途中でルッカに会い、家にお邪魔することになった
衛兵『えぇ・・・』




