11話 【色々巻き込まれそう】
ルッカ『ケイン君は何もしなくていいのよ?』
ケイン『えへへぇ』
『もうすぐですよ先輩』
『そうだな、久しぶりだ』
ナッツの言葉に俺はちょっとウキウキしている
まぁ実家の村だ、久しぶりにあの良い自然の匂いを堪能できるのだ
ルッカもニコニコしているので帰ってこれて嬉しいだろう
グスタフはわからない
『ルルカとナッツはナラ村から家まで帰るんだよな』
『そうなのだ!』
『ですね先輩』
こんな感じなので暫くはパーティー解散である
そんなこんなでナッツが面白い話をしてきたのだ
『先輩、そいうえばルーカストアを出る前に話題になってた話が合ったんですが』
『どうしたナっツ?』
ナッツが窓から森を見ながら俺に言ってきたのだ
面白い話?少し俺は気になり話を聞いてみた
『東の国にあるディロア王国でなんですが・・【勇者が生まれた】って噂が流れたんです』
『ディロア王国でか?』
『まぁ噂ですが・・あそこは魔物の森の地帯多くで魔族もいますから』
『本当かなぁ』
『噂ですよ?先輩』
東の国ディロア、このムルド大陸の中心より東に進んだ場所にある王国
その地帯には色々魔物の領域が多く
紛争が絶えないとよく聞くが
『ねぇジャン!村見えてきた!』
考え込んでいると村が見えて来たのだ、とりあえずいいか
俺たちは窓から村を見ていた
少し様子がおかしいのだ
『あぁん?なんだぁ?兵士っぽいのが駐在してる感じだがぁ』
グスタフがジーッと窓から身を乗り出して村をみていた
あとはこの緩い坂をくだれば村に着くのだが
俺たちの目でも兵士が少しいるような感じがした
『なんかあったんですかね』
ナッツが不安になる言葉を言うがそれもそうかもしれない
俺は急いで戻りたくなる
入口の近くまで馬車が来ると防壁にいた兵士複数が馬車に使づいてきた
『何もしないで降りてこい』
『あぁ?』
兵士の言葉に少しグスタフが青筋を立てていた
俺はグスタフの前に手を出して止める
少し兵士に話を聞いてみることにした
『何かあったんですか?』
俺がそう言葉をかわそうとすると兵士は少し考えてから答えた
『俺たちから説明する義務はないのだ』
俺はなんか面倒な感じの事が起きてるんだろ思ったのだが
後ろの兵士も腕を組んで防壁に立ちふさがっている
合計7人か、少し俺は気になった
一先ず皆に降りる様に言い
降りてもらう
『俺たちは何すればいいんですかね』
『とりあえず身体検査だ』
『えぇ・・』
ルッカが小さく呟く、俺もそう思うよ
皆はしぶしぶ身体検査をして異常無しだったのだが
ルッカの時に問題は起きた
『何もないんだけど』
『薬剤師か、念のために服の中の物も調べる』
『はぁ?』
ルッカは少し呆れたようなしぐさをしている
俺も疑問に思い声をかけた
『俺たちには服の中無かったのにルッカだけですか?』
『お前たちもあとであやるよ』
兵士の顔はなんか怪しい笑みになっていた
嫌な予感がしていた
まぁ軽く問題は起きた
ルッカの服のポケットなどを調べているのだが
触り方が妙にいやらしい、俺も思うよ
そしたら起きたんだ
『いい胸だ』
『キャ!!!』
おもむろにルッカの胸を調べていた右手で揉んだ
俺は光よりも早く切れていた
多分考える思考よりも体が先に動くのだろう
『銀彗星!』
俺は槍じゃなく拳てその兵士を吹き飛ばし
門の扉をぶち壊しながらその兵士は遠くへ消えていく
微かに見えるが多分重症だ
ルッカが俺に近くに来て背中に隠れる
なんだ?この定番的な兵士のイベントは
そんな事をイライラと考えながら他の兵士を見たのだが
目を丸くして固まっていた
『おい、人の女に何してんだ?兵士でも殺すぞ?』
『ひぃ!!貴様っ俺たちに手を出したなぁ』
『くそっ他の奴らよべぇ!』
意味が分からない、そんな顔を
全員していた、ほどなくなんか空中に兵士が何かを放ち
それが爆発するとゾロゾロと兵士が集まってきた
数は40人くらいか、何を魅せてくれるのか楽しみである
『貴様等!ただでは許さんぞ!』
兵士の1人がそういうが俺たちは武器も構えずに
皆疲れ切った顔でその様子を見ていた
グスタフは何故かウェーミングアップしていた
『先に手を出したのはそっちだからボコボコにしていいよね?あとでベリト副将にお前らの事を罰するように言うからな』
俺がそう言うと兵士の顔色が変わった
副将の名前で兵士が困惑する
『ベリト副将・・だと?』
『あぁ、とりあえず人の女に手を出してんだからお前らはぶっ飛ばす』
そういうと後ろから悪魔の笑みをして熊がノソッと俺の横から現れた
『兵士って久しぶりだなぁぶっ飛ばすのは』
そんな事を言いながら拳を握りしめるグスタフ
俺とグスタフ以外に待機を言い渡し
その場の兵士全員を門の奥まで殆ど吹き飛ばしながらボコボコにしていった
グスタフの顔が幸せに満ちていたのだが
彼は腕に兵士を2人掴みながら村の奥まで残りの兵士を追いかけて
村人に凄い目で見られながら兵士をボコボコにしていた
俺たちはグスタフを皆で追いかけて止めようとしていたのだが
そうしていると
俺の父さんが遠くから凄い形相で走ってきたのだ
グスタフ『兵士モロ・・・』
ルルカ『戦力にもならないのだ!!!』




