8話 【談笑】
寝るまでのただの会話枠です、多分ナッツはもう寝てます
『あの・・・あなたはどなたでしょうか・・・』
ついていけなくて空気になっていたケインは足を踏み込んだ
ご飯食べて幸せにふけてたしなこいつ
『あら可愛い、ジャンどこで攫ってきたの?』
『悪人にすんなよ悪人に』
笑いながら会話しながらルッカに説明をざっとしてみた
最初はニコニコと聞いていたのだがだんだん理解したのか少し真剣な顔つきになった
ケインは人見知りなのかどうかだがどうやら少し警戒している様で軽くルッカを紹介した
とりあえず通い妻疑惑を修正してあげた、少しお互いに距離が近い気がする幼馴染だぞケイン
『申し訳ないんだけど、出来れば魔滝には参加だけはしてほしいの』
『それくらいいいさ、俺の村だしまぁ俺がいって何が変わるかわからんがやってみるさ』
『変わると思うけどなぁ』
自分の事はそんなわからないのだがそんな評価高いのか?とは思う
『あの・・・ジャフィンさんなら暴れてるだけで敵殲滅しそうだし・・』
『ケイン?俺は鬼じゃないぞ?』
『ケイン君もわかってるじゃない、ジャンは村では強かったのよー?』
『やっぱり!?』
なんか会話が入ってもいいのかわからんような感じになるから切ってしまおう
『おーい、明日朝早いんだからもう寝ないか?決める事きめたろ?』
『ジャン?夜はこれからよ?』
女子会テンションになった女族は面倒この上ない!しばらくケインとルッカがキャッキャと話した
俺は明日の身支度をしていたのだがほぼ国の備品の為、そんな準備することもなかった
あるといえば槍くらいか?戦場では支給用の槍を使っていた、ゼリフタル王国のシンボルが入っているが・・・ワシなのか?
鳥みたいなマークの絵柄が刃の付け根部分に彫られている
そのため事前に持っていた槍は紛失したら嫌で支給品の刃が鉄の槍で頑張った
俺の槍は父さんが昔使っていた【紫林檎】という他の槍よりも少し刃が細いものだ
刃の部分以外の長さは約2メートルか、石突の部分が少しミスリルで覆われている為
相手に接近された時の受け流しにはよくそっち側をつかう、たまに刃の方で受け流すけどさ
まぁ刃の部分は合成金属らしい
溶かしたミスリルとミスリルよりランクが高い【エイジ鉄】の2つを使っている
売れば高いのかな?売らないけど
そうして俺たち3人はやっと就寝することになった
まずは故郷の村の魔滝をなんとかしてからだ、そのあと様子見て準備し出発しようと思う
寝る時にケインは自分いて邪魔なんじゃないのかな的に気を使おうとしてたが
いらないいらない
『ケインは俺のベットでルッカと寝とけ、俺は今回床に予備の布敷いて寝るから』
『え?でもジャフィンさん・・・かよ・・ルッカさんと寝るんじゃないすか』
普通に聞くとなんか卑猥な言葉にしか聞こえないがいつもルッカが来てる時は普通に一緒に寝ているだけなんだよなぁ
『大丈夫よケイン君っ!この人は欲ないんだから』
『欲ぐらいあるぞルッカ(笑)』
『あなたにそんなのあるなら今ごろ私傷物になってるんですけど?』
『言うようになったなぁ・・・・』
俺にはあたりが大きい、大人しくしてればいいものを可愛い顔が台無しだよ!
ケインは俺とルッカをチラチラと互いに見て困っている
『俺の人生は慎重第一なんだよ』
『変わらないわね(笑)あなたらしいけど』
『まぁ兵士をやめるのはわかってるなら故郷には帰るつもりだから今回だけは我慢してくれルッカ、旅も終えたら故郷で暮らすし先のことも考える』
『旅かぁ、うん・・・とりあえず明日は急いで戻るわよ?村のみんな不安で戦争あったばっかで兵士の派遣も上手くできなさそうなのよ、村だし守りにくいらしいし』
一応城壁という名の村を守る防壁はある、約7メートルくらいの高さで周囲をそれなりに囲っているのだ
『すまないなルッカ、帰ったら買い物付き合うからさ』
『ふふーん!当たり前でしょ!最近食べに行きたいお店が出来たから一緒に味調査するわよー?』
『わかってるよ了解した』
話していると会話を聞いていたケインは口を開いた
『仲が本当にいいんですね』
『まぁ腐れ縁ね、昔からこんなよ?お互い暇つぶしに丁度よかったし』
たしかに!!!!
そうしていると何かが部屋のドアを開けてきた、その顔は勇気に満ち溢れており
その顔は自信に満ち溢れており
その顔は・・・・ナッツだった
『あれ・・・ナッツさん?どうしたんですか?』
ケインが突っ込む
ルッカも目を丸くしてナッツを見ている
俺は真顔で見つめる
『せ・・・先輩ぃ・・僕にだって・・・・』
なにやら口ごもっている、どうしたナッツ!
『先輩・・僕だって・・・僕だって・・・空気を読めるんだぁぁぁぁぁぁ!』
そういいながらナッツはケインに近づき手を握る、握られた瞬間ケインはビクゥンッとビックリしていたが、何が起きるのかアタフタしている
『えっと・・ナッツさんどうしたんですか?』
『ケイン君!一緒に寝ようっ僕の部屋でっ!ねっ!大丈夫!僕床で普通に寝れるから!』
ケインは俺とルッカを見る、そしてしばらく考えた後
目を輝かせた、何が起きた・・・・まさか・・・貴様ぁっ!
『はいナッツさん!3人だとあれですし!2人ずつにすればベットで寝れますねっ!』
『そうさケイン君!行こう!さぁ』
ケインの手を取りドアへと向かう、途中振りむいてナッツは笑顔で言い放つ
『先輩、俺も成長しましたよね?』
返事を聞かずに彼はドアを閉めた
しばらくドアを見つめていたがそのうちルッカとお互い目が合い笑った
『あなたの後輩君は面白いね、楽しそう』
『どうだかな(笑)』
しばらくお互いに話していた、俺は戦争の時の話とかでルッカは村の話
他愛のない話を少した、流石に寝ないとまずいと思い明かりを消して俺たちはベットで横になる
1人用のベットで二人とか少し狭い、いやしょうがないか、村にいた昔は子供だったから二人で余裕だlったのだが
お互い天井を見ながら寝るが途中ルッカが話しかけてきた
『ねぇジャン』
『なんだ?』
『本当に・・・旅?というか旅か(笑)、行くの?』
『珍しいというか信じられないと思うがなんかな・・・行きたくなってさ、戻ってくるけどさ』
『ふーん、そうだジャン』
『なんだ?』
『・・・おやすみ』
ルッカと俺は目を閉じた
ナッツは頑張った




