8話 【女風呂での会話】
ルルカ『乙女会なのだ!』
ルッカ『元気ねぇ』
ナラ村出発前の女風呂組
ルッカはルルカと体を洗いながら男連中とは違い
ゆったりとした感じで風呂を堪能していた
『ルルカちゃん、お風呂前にグスタフと特訓してたわね』
『そうなのです!強くならないといけないので』
頭をゴシゴシ泡立てながらルルカが続けて会話をした
『まだ下位職なのでこれからついていけるかわからないと思ってましたので』
『でも今でのルルカちゃん全然強いわよ?』
ルッカが泡を落とすためにお湯を浴びつつ聞く
『でもアバドンでの戦いだとやれる事が少なかったから困っていたのです』
『あそこは道中辛かったわね・・』
流し終え、2人は湯船に移動した
他の客も数人いるが男連中と違い
静かなお風呂場であった、ルルカが口を開く
『少し悩んでいたらグスタフが声をかけてくれて特訓してくれたのです』
『あいつはちゃんと見てくれてるからねぇ』
『困ったら付き合ってやるって言ったのです!なのでとりあえず大丈夫かもしれないのですよ!』
『ルルカちゃんとクラスチェンジまでもう少しだし頑張らないとね』
『そうなのです』
湯船で万歳しながらルルカが嬉しそうに答える
そして何故かルルカの顔がニヤニヤし始めてきた
ルッカは何だろうかと疑問に思っていたのだが
唐突に聞いてきた
『ルッカ姉様は夜堪能したらしいですねぇ』
『はっ!?ちょ!?なんで!』
バシャッバシャと湯船に波をたてて慌てた
顔を真っ赤にして唐突に体を両手で隠すルッカ
『昨夜の夜食の時になんか様子がおかしいなと思ってたらグスタフがこっそり言ってくれましたの!』
『ななななんであいつが!』
『あんな2人の反応はきっとそうなんだろうって言ってましたの!だから知らない振りしとくのがいいって言ってましたの!』
それを言ってしまうルルカであるがきっと
ガールズトーク的な場では問題なしとこの会話を出してきたのだろう
ルッカが口元まで湯船につけ、ブクブクしている
ルルカはニコニコしながらその様子を見る
2人でまた話し始めるとふとルルカが言う
『私もお母さまの様になりたいのです』
そしてルルカは背伸びしつつ話しかけてくる
『私はお母さまに憧れて、そういう生き方に興味しか持てなくて・・・お父様がなりたかった夢になろうって固まってきたのですが』
『・・・』
ルッカは無言で話を聞く
『今の状態で間に合うのか不安だったのです、お母さんみたいになりたいしお父さんの夢を私が叶えたいのです!』
『頑張らないとね』
『そうなのです!グスタフには苦労をかけますが今は甘えるのです!あいつが言ってくれたのです』
『ん?』
そういうとルルカは湯気で薄く曇った天井を見て
答えた
『惨めなのは関係ぇ無ぇ、力が無いときにそんなの考えてる意味は無い、無理に背伸びしてこけるのはやめろ・・・最初は皆苦労してる・・・最後の結果だけが価値がある、今がどうであれこれからの為の特訓しとけば見えてくるさ』
ルッカは軽く笑いながらルルカの言葉を聞いた
ジャフィンとの時でもグスタフはそうだ
ちゃんと自分の信頼をおける仲間を真剣に見てくれているのだ
『ナッツみたいに無駄な不安考えないで進める様にしたいのだ!』
『ナッツ君は・・・アハハ』
彼は単純にジャムルフィンという人間を1番に信頼しているからこそ無駄に考えずに
着いてくるのであろう、ルルカには軽くそんな気持ちの在り方が必要なのだ
最初は不安になるのが普通だ、だがその不安が邪魔なのだ
背伸びして恰好つけても力にならない
出来ることを回数かけてこなして強くなる
ナッツはそれを信じてジャムルフィンという男に
ついてきていた
『ルルカちゃん15だもん、あいつらより中位職速いよきっと』
笑いながらルッカがルルカを見ながら言うと
彼女は笑いながら答えた
『1年以内で頑張るのだ!あいつらより2年早くなるのだ!』
魔法剣士クラスチェンジ条件
剣術5以上
補助スキルが魔力感知【中】
ルルカは剣術があと1であった
中位職でも上位職である魔法剣士
その先にある父が憧れたルーンナイト
特訓でどこまでいけるか、これからである
ナッツ『定番の・・・覗きを!』
ジャフィン『殺すぞ』
ナッツ『いやぁ!』




