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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第1章【始まりの槍】
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6話 【作戦会議その2】

キャメルは頭が良い設定でナッツは鈍感な感じですね、

ケインが今回空気ですね!

なんかこんがらがっていく、とりあえずまとめてもらおう

こんな時はキャメルだな


『キャメル、俺の観察日記は保留でこれからの予定を決めよう』

『決めるというか森での話とかをまとめた結果を?でいいですか?』

『かまわん』


俺はキャメルにまかせた

ナッツはなんか考え事をしているがまとめると言ったらこちらに意識を向けた

ケインも椅子から足をパタパタさせながら聞いている


キャメルのまとめはわかりやすい、俺は頭いいとは言えないから雑以上簡潔未満な説明がナッツにも理解できるからなお良し


こうなる


このままケインを解放してもまだ子供であり勝手に帰らせても気分が悪い、突っ込んだ足は最後までやり遂げる事にし

俺とナッツは明日に退役届けをだしケインの故郷に送る、その際なのだが隣国から直線に行けば約3週間でつくが入れない場合には

大回りをしてエルバートの丘を通らなければいけない

丘というか山地帯に近い感じだがここを通るだけで1週間は確実にプラスでかかる


装備なども今はすべて国の備品だ

退役届けを出したら返さなければならない

俺とナッツは私物は殆どないのでお互いに故郷に帰りそして準備をする事になる


出発は1週間後、俺の生まれたナラ村からケイン護送大作戦を実行する


俺はナラ村まで1日でつくがナッツは2日かかる

俺の村は国の持つ森林地帯にある場所にあるので国の領地の外側だ、出発しやすいしここから行きやすい

ナッツの街は俺の村より中に入った場所だからまぁ2日は多く見ている


今日は話し合いだけで決まっただけ十分

その後微調整でまた効率よく行こう


『先輩、長旅ですが安全は保証できないと思いますので気を引き締めていきましょ!』


俺は頷く、その通りだ

これは冒険みたいなもんだ、危ない場面はあるだろう、安全なんてない

だが何故俺はこの話にのってしまったのだろうか

普通なら警戒して判断していない筈だ

なんだろう、ただ思うことがあるのだ

狼王の加護をなんか取得してから俺のなかにとあるものが生まれている


興味?使命?運命?


わからないがふと思ったのだ、これはケインのためだと思っていたがそれは俺の頭がそう思っているのであり

体はケインをちゃんと自分の手で届けないと確実に後悔しそうな気がしていた


『先輩、トイレ!』


ナッツはジュースの飲み過ぎだ、まぁ食い意地スキルが発揮しそして安眠スキルにて明日は確実に万全だろう、まぁ万全は旅の時にでいいが


『にしても珍しいですねジャフィンさんも』


『わかってる、なんかふと首を突っ込みたくなって』


『その感覚は今までのジャフィンさんの生存能力の強みだと思うので何も言いません(笑)、勘?なんですかねぇ』


どうだろうなぁ、そんなこんなでケインをモフモフしているとナッツが走って戻ってきた

廊下からドタドタとわかりやすい


『先輩ぃ!大変です!』


ナッツが異様に慌てているがどうしたのだろう

キャメルも疑問的な顔をしている


『どうしたナッツ』


『先輩!通い妻が来ましたよ!先輩のぉ!』


『はっ?』


ナッツが通い妻っていう人間は

あぁ一人いるわ、キャメルはなんかそれを聞いてワクワクみたいに縦に揺れている


そうだよ、1ヶ月に1回俺は休みを使って村に帰るのだが半年に1回はあいつがこっちにくる、そうだなぁ

俺が唯一仲が良い女性であり村の友達だ

ナッツとキャメルは通い妻だと思ってるらしいが決して違うぞ多分


確かにこの宿舎にある俺の部屋に泊めてたけどさ

それが通い妻らしい、ん

違うというと自信がなくなってきたが友達だ、友達…友達………


そう考えてると作戦会議してる部屋のドアがあく


キャメルは女神を見ているみたいに両手を合わせて目を輝かせ、ナッツは真顔になっている


黄色い髪の俺と同い年の女だ、幼馴染みだな


『よかった、やっぱり生きてる!!ジャン、帰るわよ村に!!』


いきなり現れこう言われた



どうやら通い妻こと幼馴染みが来たらしいです


次回は主要キャラの詳細です

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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