4話 【ミューリアで始まるギルド生活】
グスタフ『ギルド行くぞおらぁ!』
皆『荷物置いてから!置いてから!』
入国審査はさほど苦労しなかった
ただグスタフに大人しくしてろよと言っただけだ
『そっ・・そんくらい大丈夫だ』
とか言ってたけどさ
そしてルーカストアに入った、周りは冒険者の様な姿の人が沢山いた
皆は馬車の窓から興味津々であたりを見渡しながら目を輝かせる
『くくくくくく』
グスタフ!
まずは時間も17時、入国してからさらに奥に入った
ルッカの話だと入国は予定通りだけど目的の冒険者ギルドと宿はさらに奥の都市の様だ
俺たちは途中にある宿泊施設に泊まり
再度、朝方に出発した
『くそぅ、着いてすぐ冒険者登録できねぇのか・・・』
予想外だったらしく残念がるグスタフ、俺も全然考えてなかった
ルッカとかは知っていたが
『え?ルルカちゃんの家から出る時にいわれたでしょ!?』
俺とナッツとグスタフはえっ!?みたいな顔をしたが
聞いていなかった、だがそこからは早かった
道も整備されているし、そもそも国だ
最短距離の道で邪魔もなく目的地には1日で行けた
出発は9時、到着は16時頃か
馬車の馬はダークホースという力のある馬であり
30キロは普通に出せる馬である、馬車の専用の道を通ったのでスイスイ行けた
そして俺たちはルーカストア国領土の中心にある街
【ミューリア】についた
『わぁ・・・久しぶりです!』
ルルカは来たことがあるようだどんな街なんだろうか
『この国で冒険者が4番目に多いとこらしいです』
『微妙じゃねぇか!?』
ルルカの言葉にグスタフがツッコむ
どうやら商業的にも盛んな様で商人の馬車があちらこちらにいる
そして道も大きい、建物も綺麗でずらりと多彩な店が立ち並ぶ
鍛冶屋やよろず品そして服屋や食事処など凄い
多分卸売り業はそれなりにが盛んだろうと俺は思う
それから1時間で俺たちが暫く泊る宿【アクアリーア】について荷物をおろした
宿の人には多めに代金を払った、チップいりでだ
『すいません、馬車と馬お願いしますね』
『かしこまりました、スカーレット様の客人でしたら喜んで』
使用人は優しい顔つきでお辞儀をしてくれた、スカーレットさん顔広いな
ここも警備兵の巡回ルートらしく治安が良い
『先輩!いきましょ!』
『ジャフィン!わかってるよなぁ!』
ナッツにグスタフよ、そんなに冒険者ギルドが行きたいのか
・・・・ごめん俺も行きたい!
俺たちは荷物をおろして冒険者ギルドへと向かった
徒歩で30分ほどか、全員でその建物を見上げる
4階建てくらいか、でも屋根が高く大きく見える
青を基調とした色の建物だった
『うわぁ凄い・・・こんな建物』
ルッカが驚く、まぁ村からそんな出ないもんな
『立派で僕の国とは大違いです』
ケインもそう言うがお前の国はどんな構造なのか気になった
『く・・ふふふふ・・ふ』
まずい!グスタフが震えている!行動を素早くしないといかん
中に入ると冒険者ですと言わんばかりの服装の人が沢山いて真横にはカウンターが並び
カウンターの後ろには酒が並んで置いている
軽食もできるらしい、数人なんか食っている
左側には螺旋階段があり2階、3階へいけるが何があるんだろうか
中央の道を進んでいると多少周りの冒険者にジロジロ見られたがそこは仕方ない
見ない顔だしな、グスタフ!どうどう!
俺達は受付に着き、受付嬢に手紙を渡す
手紙を確認すると受付嬢は少し慌てて口を開いた
『ギルドマスターをお呼びします!少々お待ちください』
そう言ってその女性は奥へと消えていく
消えていくと周りの椅子に座る冒険者が俺たちを見てザワザワとしている
あまり見ない光景だからだろうか俺はそんな考えなかった
暫くして受付嬢が戻ってきて俺たちに口を開く
『応接室にてギルマスがお待ちしていますのでどうぞこちらへ』
俺たちは案内され左にあった螺旋階段から2階に上がり、奥にある部屋に向かった
ドアをあけると長いテーブルの奥に1人のガタイの良い男性が座っている
『初めまして、ここのギルドマスターをしているグロウという元Sランクの冒険者だ・・・手紙を見たが事情は何となく分かった、簡潔に話すからまずは座ってくれ』
俺たちはすぐに椅子に座る
『時間を取って貰い有難いです』
『なぁに気にするな、』
そのグロウは軽く笑いかけて腕を組んで俺たちに質問をしてきた
『手紙の内容は見た、銀の狼?か・・・に関連する情報を探して旅をしているんだね?』
『そうです、俺の身に起きている事につながっていると思い』
俺の言葉にグロウは少し考えて口を開く
『俺もそのような情報は知らんのだ、だが似たような情報は聞いたことはあるかもしれん』
『本当ですか!?』
俺は少しだけ大きい声を出す
全員その言葉に食らいつく
『まぁもしかしたら・・・だ、とりあえずこちらで少し調べてみるよ、それと』
そういうとグロウはニヤニヤしながら俺たちを見回す
何を言われるのか不安だったが杞憂だった
『冒険者登録させてやれと書いていた、手続きをしよう』
『っしゃぁぁぁぁぁぁ!』
グスタフはドカンと椅子から立ち上がりガッツポーズをした
ジャフィン『ここからは』
ナッツ『冒険者ライフ!?』
グスタフ『しゃおらぁぁぁぁぁぁぁ!』
ケイン『目的・・・』




