3話 【道中獣退治】
ケイン&ルッカ『ちゃんと馬車の中で地図見て計画見直しとかしてるのよ!』
『いただきます!』
ナッツのハキハキした声で朝食を迎えた
ケインがとても眠そうな顔をしている
ルルカも朝弱いらしく半分目が閉じている
村で慣れている俺とルッカそしてグスタフが元気だ
朝は飲み物に水
卵のスクランブルエッグに牛のソーセージ
そしてポテトサラダだ
スクランブルエッグにはケチャプーというソースを付けている
案外卵に合うソースだ
『卵美味しい』
そう言っているルッカは卵大好き人間だったな
そんなこんなで飯を食べ終わりルッカとルルカは女性の秘技朝風呂を堪能するらしい
旅支度はもう終わったとか、俺たちは女性陣を待つ
『それじゃぁいくのです!』
ルルカがピョンピョンと飛び跳ねて馬車に乗るこむ
今日の馬を引く馭者の隣は俺だ、昨日はグスタフだったな
揺れも少ない馬車で室内も心地よいだろう
『ジョーカーーーーーあぁぁぁぁぁぁ!』
ナッツの声だ、お前らカードで遊んでるか
和気あいあいした声が室内から聞こえる馬車を進め数時間後
横の森から気配がした、グスタフも窓から声をかけてくる
『小さい気配だが数が少し多いな』
そうして話しているとゴブリンが約15匹ハイゴブリン5匹出て来た
今回はルルカは馬車防衛にして
俺とナッツそしてグスタフだ
グスタフが敵にフハハハハ!と言い突っ込むとゴブリンが動揺する
無意識にゴブリンキラーを感じ取ったのかな?
『パーティーの始まりだぁぁぁ!』
動きが止まっていたゴブリンの先頭にいる3匹を大剣一振りで薙ぎ払い
真横からジャンプして襲い掛かるゴブリンを回し蹴りで吹き飛ばす
『ハイゴブリンと戦いてぇな』
そういうとその熊はハイゴブリンを睨みつけて突っ込む
ナッツは確実に向かってくる1匹1匹を無難に倒す
『落ち着いて倒せよ?ナッツ』
『はい先輩!』
余裕そうだ、よしよし
俺は槍でゴブリンの攻撃の間合いに入る前に連続で突いて対処する
ゴブリンは小さいから槍にとって楽である、こっちのリーチながいし
前方から複数向かってくるゴブリンに俺は構える
『狼撃破』
槍を突き3匹放つ、全弾命中だが真横から2匹が時間差で飛んで襲い掛かってきた
俺は一匹に槍を刺してもう1匹はその刺したままのゴブリンを横に振り
もう1匹にぶつけて吹き飛ばした
まだ生きていたので刺さっていたゴブリンを抜いてとどめを刺す
『ギャギャッフ!』
槍を抜いて周りを渡す、見渡している最中
1匹向かってきたので素早く突きながら状況を把握していた
残り4匹だ、早いな
15秒くらい・・・か、ふむ
『俺が相手だぁ!』
グスタフはハイゴブリンに左手の拳で対応していた
そのグスタフの後ろから別のハイゴブリンが襲い掛かるが
目の前のハイゴブリンを掴み、後ろのハイゴブリンに投げつけて転倒させた
『まぁまぁか!ふんっ!』
重なったハイゴブリンをそのまま大剣で突き刺して倒していた、器用だ
残りのゴブリンは逃亡したようだ、逃げている
深追いはしない、馬車が心配だし
『ケッ、仕方ねぇなー』
そういいつつ大剣の歯の付いてない面をトントンと肩を叩き
馬車に入っていく、ナッツも背伸びして入る
俺はちゃんと魔物の亡骸燃やし、進む
暫く進むとグランドパンサー2匹いたのだがグスタフが相手をした
『ふふふ!ランクCが2匹、面白そうだぜ』
ニャッと笑い歯を光らせて馬車の前方にいるグラパンと睨み合いをする
ここを抜ければ付近の森も離れるから魔物の出現は極端に少なくなる
1匹のグランドパンサーが熊に飛びつく
もう1匹は姿勢を低くして突っ込んでくる
『少しは脳みそあるんだな』
あえてグスタフは飛び込んできたグラパンを最初に狙わなかった
その男は姿勢を低く襲い掛かるグランドパンサーと同じ低さで突っ込む
『シャドーボール』
グスタフの影からシャドボが放たれる、狙いを付けられていたグラパンだが
シャドボを右に避ける、そうすると男が笑う
『そうなるように気持ち傾けててめぇに撃ったんだ!敏感なのが命とりだぁ!』
避けた瞬間同じタイミングでグスタフは右に方向を移動する
グラパンも驚いたようだがもう交戦距離、大剣の突きが頭部に刺さる
刺した瞬間グスタフが呟く
『シャドーボール』
その瞬間最初に飛びついていたグランドパンサーがグスタフの真後ろにもういた
着地してからすぐに向かって行ったのだ
それを知っていてシャドーボールを放ったのだろう
『フギャ!』
グスタフの影からその攻撃は放たれグラパンは避けようとして側面に当たり
バランスを崩すが、すぐにグスタフは体を回転させた
そしてグスタフの大剣が斜めに振り抜かれてグラパンは切り裂かれた
『ナイスだなグスタフ』
俺がそういうとグスタフはフフンと言い
自分の胸を叩きながら口を開く
『ランクCにも慣れとかないとな、んで?いつつくんだ?』
『あと2時間よー?16時くらいにはつくわよ』
ルッカが馬車から顔を出して答えてくれる
魔物と遭遇はほとんど無かったのでスイスイとここまでこれた
『魔物は燃やしますの!』
ルルカは剥ぎ取りをしてから魔物を燃やした
あと少しの間はナッツが外にいることにして俺たちは馬車の中で寛いでいた
そして・・・
ルーカストア小国に着いたのである
ナッツ『今回は馬車を追い出されなかったぞ!』
ジャフィン『えらい!』




