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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第4章 【王女と届かぬ子守唄】
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2話 【どこでも鍛錬だおらぁ!】

ナッツ『特訓!』

グスタフ『俺鬼、お前ニゲロ』


ナッツ『あぁぁぁぁぁっぁあ!』

俺たちは村について宿の隣の馬車止めに馬車を固定し

馬は馬小屋に置いてもらう


村というよりかは街に近い感じがした

時間は18時、宿に荷物を置いてルルカ&ルッカはお風呂に行く


俺たちというと


『しゃぁぁぁぁぁぁぁ!』


『うわあああああああああああああああ!』


グスタフがナッツを追いかけまわす、ナッツの目は必死だ

簡易訓練場があったので特訓だ

20m四方の空間か、上は軽い観客席で数人しかいない

ケインがその席でニコニコしながら見ている


そしてグスタフとナッツだが

体術メインでの特訓なので武器は持っていない

俺は横にあった案山子に狼撃破を当てる訓練をしている

前は有効距離が10mが限界だったがあの1週間の合宿のあとだろうか

20m行くかもしれないくらいになっていた

狼気を入念に流し、それだけじゃなくちゃんと固める様に意識して練習している


ナッツ&グスタフは訓練というか追いかけっこか?

だがグスタフが仕掛ける


『逃げんな!シャドーボール!』


『ひぃ!?ふんぬ!』


グスタフの影から出たシャドボはナッツに放たれたがナッツは姿勢を低くし避ける

ナッツが避けた後はもうグスタフが迫っており

その左手の拳を下から振りかぶっていた


『うわぁぁぁぁぁあぶっ!な!』


その左手アッパーを軽くジャンプし両足で蹴り勢いを止める

その両足の蹴りの勢いを使い

後方に回転して着地しようとしたナッツだが


『ぐあふ!』


『良い線いってたぞ!いいぞナッツ!』


どうやら着地前に走ってきていたらしく捕まったらしい

そのまま顔面を掴まれたままぶん投げられるナッツは壁に激突してのびた


『ふはははは!俺に捕まると面倒だぞ?』


グスタフが腕を組んで獰猛な顔をする

何故か観客席にいた数人が生唾を飲んでいるような感じがした


俺は二人に1時間後飯だから宿にこいよというと


『終わったら行くぞ』


『いやぁ!』


2人は同意していた、最後のは同意だよな?

俺とケインは宿屋について丁度風呂から出て来たルッカに筋トレを手伝って貰うことにした


熊に今回もシングルでルッカと同じ部屋にされたので

その部屋でルッカを背中に乗せて腕立て伏せをしている


『ぐ・・ぉぉぉぉごじゅう・・・いちぃ』


『頑張れー!』


背中に乗るルッカは楽そうだ、たまに揺らす攻撃を奴は仕掛ける

ケインも見て真似しようと普通の腕立て伏せする、だが55回でベシャッと潰れた


『さぁジャン!あと3回で60よ?』


『ふぉぉぉぉぉぉぉぉ!』


俺の手は限界だったがやり遂げた、約束の時間になりグスタフとナッツが帰ってくる

ルルカも部屋から出てきてとりあえず皆でご飯を食べるので宿屋の一回の食事処に向かう


ここもレモン水がでた、素晴らしい!

トウモロコシのスープに野菜サラダ

赤猪の肉炒めがでてくる、横にパンも一つあるがクロワッサンだろうな


『いただきます!はい!』


ナッツが飯に食いつく、余程お腹が空いていたらしい

皆も食べ始める


『明日の昼前には出発ですの?』


ルルカがトウモロコシのスープを上手にスプーンですくいつつ口を開いた


『ゆっくり行こう、ルーカストアには夕方には着けるし周辺の宿泊施設もスカーレットさんに教えてもらったしな』

俺はレモン水を少量飲みつつ再度会話を続けた


『10時には出発だ』


そういうとルッカもウンウンと頷いてくれる

グスタフは軽く手を挙げて了解と合図してくれる

ナッツはわかりました!と返事をしてサラダをモリモリ食っていた


『魔物でますかねぇ』


ケインがパンをスープに付けながら食べている時にそう言ってきた

俺は口の中に入っている肉を胃に押し込めて返事をする


『いるだろうな、でも出てきたら対応するし心配するな』


『わかりました!』


ケインも即答で返事をする


そしてナッツがルルカに質問をした


『ルルカちゃんもあっちついたら転職の予定とか考えないのかい?』

ルルカが渋々答えた


『私は剣術魔術があと1ずつなのでもしかしたら一番遅いのですよ』

残念そうな顔でルルカがスープを飲む


『焦らなくてもいいじゃない?まだ15歳よ?今年で中位職なったらびっくりしちゃう』


ルッカが笑ってフォローをいれる、俺もそうすることにした


『焦らずいけばいいさ、出番は回ってくる』


『はいです!』


納得してくれたらしい


そして俺は思った、転職となると金貨50くらいかかる、ぼったくりじゃないかと思うのだが

多分グスタフは早いうちになるだろうナッツもだ、ここで金貨100枚決定だ


ならばルーカストアに行けば嫌でもクエストは消化して資金調達はしないといけない

その事を話すとやはりグスタフは獰猛な満面な笑みを浮かべて俺の話を聞く


飯を食い終わってから俺達3人は風呂だが貸し切り状態に近い感じになっていた


『ふん・・・ふん・・・・ふん』


『グスタフさん風呂場で腕立てとか正気ですか!?』


脱衣場で裸で腕立てを唐突に始めた彼をナッツがツッコむ

やっと終わり皆で風呂場に行き体を流し湯船に入る


ナッツが手で水をピュピュと飛ばしながら口を開く


『転職ですか・・・実感持てませんね』


『なるもんはなるんだ』


グスタフが首をコキコキと曲げて鳴らしながら返事をした

ナッツはハァーっと湯船の壁に寄りかかり質問をする


『クエスト消化でスキル上げですかねぇ』


俺はそれに答えて上がる


『まぁ今日みたいな特訓を少しずつしながらクエストだな、グスタフ、行ったら登録だぞ?』


『あったりめぇだこらぁ!』


ザパァンと立ち上がりマッスルポーズをする熊

楽しみらしい、お前との接し方も変わったな・・・良い方向に

俺は心から嬉しかった


俺たちは風呂から上がり各部屋に戻る


俺はいつも通りルッカと狭いベットで寝て明日を迎える

ルルカ『魔法剣士頑張る』

ナッツ『流剣士になる』

グスタフ『ヴァイキングで敵を砕く』

ジャフィン『俺・・・・はぁ!!』


ルッカ&ケイン『あれ?』

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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