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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第4章 【王女と届かぬ子守唄】
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1話 【楽勝なの!!!】

グスタフ『ギッルッド!ギッルッド!』

ジャフィン『クエスト薬草ばっかかも?』

グスタフ『くそおおおおおおおおおおおお!』

俺たちはスカーレットさんが用意してくれた馬車に乗り夢凱通を経由して

ルーカストア小国に向かっている、人通りがそれなりに多く

今回は盗賊や魔物の出現はは無かった、グスタフは残念がっていたが・・・


この馬車だが中が豪華で俺たちはびっくりした

なにせ内装は木材だが

椅子などは毛布の様にフカフカで移動しながらでも寝れるような快適さ

中央を向いた椅子じゃなく全て正面を向いており、背もたれが軽く斜めになっている


寝れるぞこれ!?流石ルルカママの馬車だ

毛布も馬車の後ろの小さい押し入れに入っているのだ


『ひぁー!幸せだー!』


ナッツが押し入れを開けて旅行気分の様にはしゃぐ

気持ちは凄いわかる、一生でこんな体験しないだろう


ルルカを助けたことはとても大きかった

しかも俺たちは迂回して入る事をしなくてもよく

堂々と正面の入国審査を通って入れるという事で最短距離で行けるようになり

それでも2日はかかるのだ、どうしても北上しないといけないのだ


夕刻には夢凱通とお別れに差し掛かる

この先の道はそれよりも魔物の出現などが多い為、慎重に進む

夜までには少し進んだ村で宿泊する予定だった


時間は17時、あと1時間あれば村まで余裕なのだが


『しゃぁ!魔物だぁ!魔術レベル上げさせろやぁ!』


グスタフが気配感知で気づいたらしく

馬を引いている馭者の隣にいた彼は立ち上がりはしゃぐ

現れました魔物

デビルパンサー2匹にグランドパンサー1匹だ


馬車を止めて俺はナッツ・グスタフ・ルルカに戦闘を任せた

馬車の中でルッカとケインそして俺で地図と睨めっこしているのだ

とりあえずそれは2人に任せ、俺は外の状況を見に行く


夕暮れが落ちそうな時間帯で薄暗い感じだ


『お前の相手はこの俺ぇ!!!』


グスタフがグランドパンサーと対峙する

グラパンはジグザグ接近しつつグスタフに襲い掛かる


『ケッ!知恵使ったつもりかぁ!』

グスタフは自分に襲い掛かるタイミングを見計らい

大口を開けて飛び込んできたグラパンを左手でアッパーして少し浮かせる


そしてグスタフはニヤリと笑い

殴った左手の親指を上に向けて囁く

『浮け、シャドーボール』


浮いたグラパンの真下からそれは現れた

夜でも使えるらしい、それよか夜の方がいいとか

暗いと地面のどこからでも撃てるらしいが遠いとその分技術がいるとの事だ


『ギャンッ!』


避けれないグラパンは直撃を喰らい声を出すがまだ生きていた

体を半回転させて目をギラつかせながら

着地の準備をするがもう遅い、まだ生きてるのは流石ランクCだが


グラパンの相手は邪悪な熊だ

その熊はシャドーボールを放ち当たった瞬間には大剣を振りかぶり

落ちてくるのを待っていた


『へへへ!じゃあなパンサー野郎!脳天唐竹割!』


『ギャビッ!』


頭を真っ二つにされてグラパンは倒れていく

グランドパンサーもランクCの魔物だ、大きい一撃じゃないと駄目と思い

唐竹割を溜めていたんだろうな




ナッツはその頃デビルパンサーと対峙したが

あいつも成長をしていた


『お前はもう怖くないぞ!』

デビパンの飛び込みながらの爪攻撃を普通に流し斬りで

腹部を裂いて一撃で倒した


ルルカの戦闘シーンは俺は初めてだが大丈夫だろうか

俺はいつでも助けに行けるように槍を持ち準備をする


『・・・可愛くない猫ですね!パワーアップ!』


ルルカがそういうと彼女の体が薄い感じに赤く光った

そしてルルカは突っ込んでいくとデビルパンサーも突っ込んでいく


デビパンはルルカに飛び込む、ルルカは何かを手で溜めている様だ

タイミングよく飛び込むデビパンの下を滑り抜けながら

赤く光っている手をすれ違った敵に向ける


『終わりですよ!ファイアショット!』


『ギニャー!』


デビルパンサーは着地の瞬間を狙われてルルカの手から放たれたファイアショットという

火の玉を対象にぶつける火術をくらう、デビパンはかろうじて生きてるが

自分の毛が燃えているので消そうと地面にズリズリこすりつけている


『そんな時間ありませんの!!』

『ギャッ!』


その隙をついてルルカは残念な猫に剣を突き刺す

動かなくなる、急所を狙ったのでそうだろうな


『ルルカぁおめぇ器用じゃねぇか!頼もしいぜおいおい!』


『にっひひ!長年の成果です!楽勝ですの!!!』


グスタフが褒めるとルルカは剣を上に掲げて喜ぶ

ナッツはルルカに近付いて同じく口を開く


『他の人のファイアショットより速度ありましたね!流石ですね』


どうやら下地は固く出来上がっているらしく基本的な術の性能もいいらしい

まぁあの人の娘だし化けるだろうと思った

馬車からルッカが顔を出して口を開く


『ほぇー窓から少し見たけど凄いわね・・・』


『これからなのです!』


エッヘンと腰に手を当ててルルカは自慢げにする


『流石だよルルカ、魔物は燃やして進もう』


『少し待つのです!』


俺の言葉のあとにルルカが手を挙げて言う


『剥ぎ取り部位があるので取っておきます!どうせあっちにいけば冒険者登録するんですから魔物の討伐報酬は取っとかないと!部分はお母さまから教わっているので私がやりますの!』


そう言ってルルカは敵チーム、猫パンサーの牙と爪を剥ぎ取り何やら袋に入れた


『それは何ですか?』

ナッツがルルカに質問をする


『剥ぎ取り収納袋です!でも10キロまでが限界な袋なの』


冒険者ってそんなのが確かあったなと俺は思い出した

確かに旅の目的の他に外見上はクエスト消化しないとと言ったが

結局クエストして報酬を貰わないと金は増えないだろう

今は貰った分含めて金貨270枚、でも多い!


それを今グスタフに伝えたら凄い反応した


『マジか!?ジャフィン!魔物倒しまくれるのか?』


『ああ、じゃないと資金も増えないだろ?最初のランクだと討伐は少ないらしいから上げるまで地味なのは我慢してくれよ』


『あったりめぇだ!1日でSいくぞ!』


『無理だぞ!』


周りでルルカやナッツが笑う、ケインも声に釣られて出て来たようで

何があったんです?みたいな顔をしていた


そしてその場の処理を終え、俺たちは泊る為の村に着いた


皆『金貨1枚どの程度なの?』

ルルカ『日本でいう1万円!』

ナッツ『270万円・・・』

ルッカ『お金は私が管理します』

グスタフ『さすがジャフィンの専用主婦だぜ』


ルッカ『殺すわよ?』

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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