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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第3章 【共に道を歩む者】
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13話 【世界十天】

ルッカ『私は薬剤師の本の読書』

ケイン『現場監督』

ルルカ『見学』




とんでもない話を聞いた俺たちは夜食後応接室を借りて集まり情報整理した


スカーレットさんの話ではファーストは情報不足との事、

突然現れ忽然と消え、歩き回っている為情報が少な過ぎて記述がないと言われていた


だがこの制度が出来てからリヴィはファーストの座を奪われていないらしい

記述では一番情報がない、まぁ他の十天もそれなりに少ないらしい

他の者を教えてもらおうとしたのだが彼女は


『今のあなた達にはまだ必要ないので一旦忘れてください』と言われた


だがスカーレットさんが会った事がある十天の1人

テンスはもう一息の所で逃げられたらしい、恐ろしくこの人も強いとわかる

他の特Sランクの人はチームメンバーありきでの特Sらしく

この人は単独で特Sまで上り詰めたらしい


霊軍という二つ名が関係してそうだ


そのテンスを倒していればこの人がテンスになっていたのだろう、怖い

そんな傑物の資格がある人のとこで特訓となるとグスタフもなんか燃えている

集まってる時にずっと壁際で腕立てなどして筋トレしていた


ルッカはため息をしながら椅子から立ち上がり

俺の頭を撫でて言ってくれた


『本当に良く生きてたわね・・・』


『なんかまだ信じられないよ』


俺も軽く手を万歳しながら答えたらケインも口を開く


『村が無事だったのも奇跡ですね・・・にしても気まぐれな方だと聞きますが』


ケインが椅子で脱力しながら言う

確かにそうだ、あいつは気まぐれだった

実際村を壊すのをやめようとしたんだ、だが狙いを付けられた


助かったけどさ


『でも今は忘れて自分たちの為に頑張るしかないですね、背伸びしてもちゃんと相手にしてもらえないのですから』


ナッツの言う通りだ、俺たちはまだまだだ

ここでの訓練もあと6日、絶対に何かを得ないと先を勧めないと思う


そうして話しているとルルカがドンッと扉を開き入ってきた


『そろそろ寝ないと明日の特訓に支障がでますよ?とお母さまがいってるのです!死人の様にさぁ寝るのです!』


面白い事を言う、ルッカは笑っていた

まぁルッカは勉強合宿だ、弓は使えてもスカーレットさんいわく


『彼女は薬剤師として知識を持った方がいいでしょう、回復術士なんて旅出ても魔力切れは早いし魔力の回復も遅いのでそれなら薬剤師の方が回復量は勝てなくてもためになります』


そう言っていた、回復術士は限界が早いらしく旅には不向きらしい

即効性は有能だけども使った後は荷物になりやすいとかなんとか

そんなもんなのかな?それは体験してない俺らにはわからないが


彼女が言うならそうなんだろう

魔力回復薬はあるが、がぶ飲みするなら高いから資金が貧しくなるらしい


俺たちはルルカの為に死人の様に寝ることにして次の日の特訓に備え


俺たちは2人目 2日目 を迎えた、昨日と同じのやり方だ


『もうバレバレだぞぉぉぉぉぉぉ!おらぁぁぁぁぁぁ!』


グスタフが人形の放つゼロ距離のシャドーボールを姿勢を低くして避ける

大剣の刃の付いてない部分で足払いをし、またそのまま回転した

回転の最中に刃の部分に持ち替えて人形を斬る


『おらぁぁ!』


斬ろうとしても人形は斬れずにドカッと音を立てて吹き飛ぶ、固いのだ

昨日よりも固くしました!!とスカーレットさんは言っていた

どうやらグスタフの成長が意外にも早いらしい


推測だが昔からセンスはあったがそれを鍛える場所がなかったのでは?

と彼女は言っていた


そのグスタフだが、たまにワザとシャドーボールを喰らい

ぐぅぅぅと耐えている、何してるんだ・・・


グスタフはニヤァと笑い俺との闘いの様に攻撃を避けながら人形に近付き

人形の頭を掴みぶん回す、人形は地面に叩きつけられて手足が本当に人形の様にブランと動く


『この痛みか!この術は、重さは良い感じだが喰らってれば慣れるぜ!』


スカーレットはその光景をみて苦笑いをしていた

予想以上だったのだろうね本当に

でも反面とても成果には凄い笑みを浮かべることも多い


ナッツは相手の人形の剣の捌きを主に立ち回る

昔から剣での受け流しは鍛えろと言っていたのでだいぶ出来ているが

出来た後の攻撃方法を増やさないといけないのだろう

ナッツも目が真剣になってきている


そんな地獄の特訓でもない


俺はちなみに人形が突っ込んできた時に俺は拳の攻撃を避け

その腕を右手で掴み、思いっきり喧嘩キックみたいに蹴る

少しバランスを崩し後ろにトトンと下がる人形に速攻追い打ちで回転し、その勢いで狼撃破を2匹放つ

1匹目は弱めに、2匹目は強めに強弱をつけた


人形は1匹目を素手で弾くがすぐ後ろには自慢の2匹目だ

2匹目が普通に当たり人形は足で地面を少しエグリながら耐えようとするが


俺は攻撃を我慢すると見込んでいたので槍で全力で胴体を突いた

人形相手でもバランスが取れてないならば軽く吹き飛ばせる


『っおらっ!!!』


人形の胴体にピキンとヒビが入り後ろの壁にぶち当たる

だが終わらない、俺は走り突っ込んでいる

壁にぶち当たる前から突っ込んでいた


俺は槍に力を込めて技を繰り出す


『銀の爪ぇ!!!』


いつもより込めたお陰か、少し爪が大きい

人形は攻撃に耐えられず砕け散る


スカーレットさんはパチパチと観客席で拍手をし口を開く


『そうです、技を理解すると同時に力の加減も必要です、良いフェイントですがもっと頑張ればもっとより良い使い方をできますよ』


隣でルルカがはしゃぐ


『ジャフィンは凄いのです!もっと頑張れー!』


『・・あはは』


少し笑ってしまう、


ルッカは時たま本を閉じてこっちを見ている


次に出た人形は素早さと耐久力が少し上がったのが出て来た、少しきつい!

頑張って倒したあと、俺は休憩になった


俺はナッツの様子を見ていたが

ナッツが少し開花したのだ


『ナッツ!受け流した後に力こめろ!』


俺が言うとナッツが少し奇跡を起こした


『うぉぉぉぉ!トリックソード!』


人形の剣の攻撃を流した瞬間、ナッツが一瞬素早くなり回転して人形の胴体を斬りつける

どうやら技スキルを覚えたらしい、あれは俺も知っている


馬鹿100人将が使っていたがあれは流し斬りから覚える技だ

相手の攻撃を流しきった後に技の効果でいつもより素早く動き

攻撃ができるものだ、普通の流し斬りでは受け流ししても素早く斬りつけれない

だがトリックソードは流した後は技の効果で一瞬素早く攻撃できるようにするのだ


しかもこれは技でも永続的であり

唱えなくても自動で受け流すと素早く行動できるんだ

技というか能力みたいなもんか、説明が下手だな俺

まぁ回避後や受け流し後の行動は自動で素早くなると思えてくれ


人形はモロにナッツの攻撃を受けて吹き飛びながら倒れる


『はぁ・・・はぁ・・・やたっ』


ナッツが小声でなんか嬉しがっていた

スカーレットがそれを見て笑顔だ、うんうんいいぞナッツ


『どうだ人形ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』

グスタフの声がして奴をみると



人形に馬乗りになりボコボコに殴っている、

人形が頭の影から果敢にシャドーボールを放つがグスタフはそれを両手で受け止めて

ギリギリと音をたてながら腕の中で潰し、シャドーボールは粒子がブワッと弾け消滅した


あれ・・・昨日のシャドーボールより少し大きくないか?

その後、人形は彼に馬乗りでタコ殴りにあうが様子がおかしい


あれ・・・人形が地面を叩い・・・て


あれはギブアップしているのか!!!!!?人形が!!

人形は感情は無い筈だが



人形は自分の顔を両手で隠し

ブルブル震えだした、グスタフに似た人形がビビってるのを見るとシュールだ


グスタフが拳を高く上げて吠える


『嫌なら最初から向かってくんな!!!鬼無双!!!』


グスタフが振り上げた拳の周りに黄色い闘気の塊が現れ拳と共に人形にぶつけた

人形は粉々に砕け散った


グスタフはゆっくり立ち上がり服をほろい腰に手を当ててフンッと鼻を鳴らす


『グスタフ・・・調子いいな』


『あったりめぇだろぉ?楽しくてしょうがないぜぇ!何も気にせず全力が出せるんだ』


うんいい顔だよお前

幸せそうだから会話はそのくらいにして


俺たちは2日目の特訓を終え


3日目も同じように終えた、その時にスカーレットさんがステータスの確認をするように言われたので


俺たちはまた応接室を借り、互いのステータスを確認した





グスタフ『いいサンドバックだ』


人形『ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!』

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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