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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第3章 【共に道を歩む者】
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10話 【霊軍のスカーレッド】

ナッツ『ブルブルブルブル』

ジャフィン『ブルブルブルブル』

今俺たちはルルカの家、いやこれ館だ

やっぱ貴族だ、名前ながいし

にしても立派な建物だった、立派なのだがメインの色が黒と紫だ

ユーモアに溢れている


ルルカは鉄の柵扉を元気にひらいて入口へ走り出す

俺っちもついていくが・・・・歩きにくい




何故なら入り繰りには50人くらいのメイドや執事がごぞって並んでいた

流石のグスタフも余計な行動はしなかった、ルッカとケインは緊張している


『うわぁ・・・すごい』


ケインが右と左を交互に見てメイドなど執事を見る

俺も流石に力が入る、そうすると館の入り口がバンッ!!!と力強く開いたのだ

そこには黒いロープに長い髪の女性が立っていた

その女性はルルカを見ると泣きながら走る


『お母さまーー!』


ルルカも泣きながらその女性に抱き着いた


『よく無事で、術を使っても足取りがわからなくて・・・でも手紙で保護されてと聞いて安心したのよ?もう大丈夫よ私がいるの・・・大丈夫』


ルルカのお母さんだろう、その女性はルルカを抱きしめ頭を撫でる


俺たちは数メートル先で様子を見ていた


『・・・強い』


グスタフは感じたようだ、俺も感じた

ナッツも少なからず感じているような気がする

話では上位職のネクロマンサー、国で上位職など1%ちょいしかいないのだ

戦闘職人口はこの国で50万人くらい・・・五千ちょいか・・・

それほど辿り着くまで苦難なのだ


ルルカを抱いていた女性はこちらを見て一礼をして口を開いた


『本当に感謝しています、私の名前はスカーレッド、フルネームはスカーレット・ルーブルム・ハイ・ルーゼット、まずは恩人にお礼をしたいので館の中に』


そうして俺たちは大きい応接室に呼ばれた

館の中はとても広い、騎士も何人かいた


しばらくすると応接室にルルカとスカーレットさんが来た


『あの人がジャフィンさんだよーお母さん!』


ルルカも出会った当初みたいに非行少女みたいな言葉使いは直ったらしい

わざとらしかったが


俺たちは立ち上がりお辞儀をする、そうするとスカーレットさんもお辞儀をした


『どうぞお座りください』


その声に強さを感じた

俺たちは軽く自己紹介をしてルルカとの事情を話した

スカーレットさんは口に手を当てて真剣に聞いていた、ふと口を挟んだ


『私の娘をたぶらかした傀儡師はルーカストア小国にて発見し私が殺したので刻印は消えたたのでしょう、探すのは簡単でした』


『み・・見つけたんですか?』


俺は聞いてみることにした、そうなると刻印が消えるのが早かった原因はこの人だろう

スカーレットさんは笑いながら答えた


『たかが玩具の職なんてそこらへんに見える魔力の色を見ればわかります、傀儡師は魔力の色がありますから歩いた痕跡は魔力が暫く残るのです、それを追えばいいだけの話です、手当たり次第に殺しました』


グスタフにも負けない不適の笑みを浮かべてとんでもないことを言っているぞこの人!

スカーレットさんは組んでた足を組みなおして続ける


『でも皆、私が拷問してる時にやり過ぎて殺してしまってですね・・・はぁ・・弱い職は匙加減がわかりませんので』


うん・・・この人絶対ヤバい人だなと思った


『スカーレットさんお強いんですね』


無鉄砲にルッカが突っ込む

いくのかルッカ!?いいのか?


ルルカはニコニコ隣の席で笑う、スカーレットさんも笑いながらルルカを撫でて口を開いた


『ゼリフタル王国で10人しかいないランク特Sの1人、霊軍のスカーレットです』


凄い人だった、上位職でも強さはある・・・上位職の中でのトップクラスの人だったのだ


『うわぁ・・・化け物ぉ』


ケインが呟くが聞こえていたらしくスカーレットさんが笑う


『あらあら狼さん、レディーにそれは駄目よ?』


ケインは焦っているがまぁいいだろう


『どうやって強くなったんだ?』


グスタフが直球に質問をした、正直すぎる言葉だが

それがいいかもしれない

スカーレットさんは立ち上がり後ろに飾ってある人形の絵を見て答えた


『己の道と信念に強くあれ、チャンスは逃すな、油断は死を招くそんな世界を覚悟せよ・・・ですかね』


最後に女性っぽく笑う

ルルカがさすがお母さまー!というが・・・住んでいる世界が【まだ違う】


スカーレットは振り向きグスタフに近付く、そして体中を見て細い目でグスタフを見る

グスタフは目をそらさずスカーレットの目を見る

すると彼女は少し笑みを浮かべた、そして自分の椅子に向かい座った


『あなたは先の強さに、未来の自分に惚れた子の様ですね・・・ちょうどいい旅です』


グスタフはフッと笑ったか、奴には十分な答えだったのだろう

ルッカはケインの隣だがケインの頭を撫でながら質問した


『スカーレットさんは上位職の人の中でも上位ってことですか?』


『上位職にも弱者はいます、なって満足するなら中位職とかわりません、上位職とは道を作るのです』


道という言葉に俺は反応した、皆もだ

全員その言葉に興味を示したのだ

スカーレットさんはそれに気づいたのか、出されたイチゴジュースを飲んで口を開く


『・・・道ですね、上位職はなるのは簡単ですよ・・・鍛えるだけでいいのです、その先を知らず持ち腐れて死ぬ者も大勢です・・・サーチ』


そして突然スカーレットさんはあのスキルを使った

風が室内を通り過ぎた、見られている・・・彼女は目を細めて俺とグスタフを見る


そして口を開いた


『・・・本当になんとお礼を言えばいいかわかりません、愛する娘が帰ってきた・・・これに勝る喜びはないでしょう、そこで』


彼女は続けて口を開く、そして腕を組み始めた


『金貨200枚と、あなたとジャフィン君には余計なお世話かもしれませんが・・軽い助言をしましょうグスタフさん、あなたに丁度いい上位スキルがあるのですが?あなたならその上位スキルの道を確実に使いこなすでしょう、今までその道を歩めたものはいません』


ガタンとグスタフが立ち上がりテーブルを叩きスカーレットさんを見る、彼の目が見開く


『それはなんだ!!!!!!』


グスタフの瞳孔が開く、とても失礼な態度なのだが

スカーレットはその真剣な眼差しを見てそんなとこ気にしていないだろう、

小さく呟く


『・・・まずは中位職のヴァイキングになりなさい、そしてイビルハイドという上位職になればいい、あなたならヴァイキングまで1年もかからないでしょうね』


『イビルハイド?!』


グスタフも興奮しているのか声がデカくなる、俺は素直に止めずに聞くことにした

ルッカもナッツもだった、ケインはグスタフの剣幕に怯えている


『イビルハイドとはなんだ!?』


『重力を操る戦士です、中位職のヴァイキングで黒魔術が解禁されます、そこで黒魔術を応用した剣での戦い方を学び上位職に備えなさい、中位職になったら・・・またきなさい』


グスタフはその言葉に暫く無言になり、肩が徐々に震えだした


『ク・・クク、はっはっはっは!』

笑いながらグスタフは椅子に座る

そんな笑うグスタフに彼女は最後の言葉を伝えた


『ここで一週間住んでもらい特訓してもらいます、魔力感知【小】を最低限覚えなさい、できれば魔術も1にしたいですね、その後は自分で鍛錬するのです』


グスタフは道を見つけたようだ

待ちきれないような雰囲気の子供の様に笑う

そして俺を見て剣幕が変わる

鋭い視線だ、いつ殺されても可笑しくないような視線

そして口を開く


『あなたは・・・私にはその銀の意思を鍛えて時を待てとしかいえませんね』


ルッカが一番びっくりした顔をした、その役俺だからルッカ!

俺はスカーレットさんに質問した


『何故そう思うんですか』


彼女は即答した


『私も知らない職の道をしています、それを示すのがその銀の意思でしょうね・・・その職も銀の意思も不可解です、ならば銀の意思を鍛えるのが一番いいと思います』


俺はそれに質問をした


『どうやって鍛えるんですか?』


スカーレットさんは俺を指で刺してクルクル指をまわして答える


『君の闘気は白いですがとても薄く銀色です、技に連結しているのです・・・普通は闘気という黄色なのですがあなたは白い、技スキルも多分それにちなんだものを隠し持っているはず』


バレていた、流石最強の一角だ

そして最後に彼女も俺に言う


『あなたは優秀な努力スキル持ちなので一週間で銀の意思を3にしますか』


『はっ?』


一週間で3まで?いけるのか?死ぬぞ俺

ルッカが声をかけた


『大丈夫な特訓なんですか?』


まぁそうだろうな、だがスカーレットさんは

えっ?みたいな顔をし簡単に言う


『娘の恩人です、私が直々につくんですよ?本気で相手できる相手だと上がりやすい?ナッツ君もですよ?』



グスタフがめちゃいい顔になった、怖いぞ

ナッツは震えていた


俺たちは一週間旅の為でもあり自分たちの為にも強くなる特訓合宿が始まろうとしていた


スカレ『お前ら特訓な』

ジャフィン『いけるのか』

グスタフ『行ける行けるヤレバデキルデキル!!!』


ルッカ『世界違う人の真似しないでください』

スカレ『いちごうんめぇ』

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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