3話 【グスタフ・ザイツェルン】認めよう
ナッツ『僕は?』
ルッカ『今回は邪魔ね』
ナッツ『いやぁ!』
俺はお前が嫌いだった、初めて会ったのが10歳の時か
お前はずっと槍を持って家で練習してたからか
人前にそうそう現れなかったな
初めて見た瞬間強ぇ奴だと思ったさ、ああそうだとも
俺の勘は当たるんだ、お前も俺と同じ人間だと思った
俺はこの拳とこの大剣で俺はどこまでいけるか興味が沸いていた
強くなる実感は最高の至福だ、だがお前と戦った時
俺はお前とは違うと思った、同じのはずなのに・・・・確かに強い、だがまだ弱ぇ
お前の目は俺から見て死んでいた
こんな野郎に俺は負けたのか?意味わかんねぇよ
喧嘩もしたが・・・まるで興味がないような素振りだ
たまに俺もしつこかったがよ?
とりあえずその場を凌ぐような野郎だった
人と話しているのを見ていてもどっち着かず
何をしたい?何を見てる?何を考えてるんだ?
不思議な野郎だよ、人に本性を見せようとしない
俺はあいつに興味が沸いた、何回も突っかかった
ため息は吐かれるが怒りもしないし嫌がらない
感情はあんのか?あ?普通怒鳴ったりすんだろ?
しないんだよ
喧嘩しても適当に相手しやがる、くそ・・・くそ・・・
俺は負けねぇ、強くなってやる!!!
何回もあいつを見た、入念に研究した
あいつには何に対しても向上心がないんだと思った
槍の扱いは確かに凄いかもしれねぇ
だがよ
お前がそのままならせっかくの持ってるもん台無しだせ
気付いてるのか?知らないのか?
半端な行動ばかり俺は目立つ奴だと思った
愚痴?あぁ愚痴だろうな?そうさ・・・・はっ
ルッカもあいつとつるんでいる、それは個人の自由だ俺は関係ない
誰とつるもうが誰とどうなろうがそいつらの場だ、わきまえてる
だがルッカのあの好意の出し方もだ、うやむやな対応だ
こいつ馬鹿なんじゃねぇか?よくあいつも一緒にいるな
わかっててそうしてるのか?なんだこいつ
そうしていろいろあったあいつは兵士になったらしいが
まぁ生きてるだろうな、『そういうのは上手い』
その場の凌ぎ方はな
そしてあいつは帰ってきた、少しマシにはなっていたがやはりムカつく
まだつぇえオーラ感じるが肝心の目がまだ目の前しか見えていねぇんだ
そしてあいつは
村の為に戦った
一度死んだ
だがだがあいつは死ぬ最後
俺の見たかったあいつになった
だがもう遅い
おれは信じられなかった、あいつはそういう死ぬ奴じゃないと思った
俺の中で何かが消えた気がした、ムカつく野郎がきえたんだがな
何だろうか知らねぇ
あいつも早く気づいていれば俺みたいによ、目指せるもんも見えてよルッカといちゃいちゃしてよ
俺の野望を話して
ああそうか
俺も・・・・そうか
俺は自分の事を人に話したことがねぇな
俺は・・・恐れられていた、そこらへんの曲がったやつを片っ端からぶん殴っていた
近くの村の不良も手を出さない、俺の村のヤンチャな奴らもだ
そんな中、俺はなんでてめぇにちゃちゃいれてたか
魔滝でたまに共に戦った時に少し良い目をしてて色々お互い頑張ったけどよ
楽しかったんだ
お前と同じ目標で戦っていることが
お前は俺と同じ類の人間なんだ
お前は・・気づいてないんだ
俺は気づいてほしくて、そして互いに言い合える仲間が欲しくて・・
ずっと俺は学校でも下っ端とはつるんでも・・・ケッ!笑えてくるよ本当に
ムカツクぜ!!!!
お前とただ友達になりたかったんだ
俺は・・・お前の最後を見届けるしかできず
勝手にまた孤独になるんだと思っていた
だがお前はありえねぇ状況で立ち上がってあの羊野郎と戦い
退かした、何が起きたかわからねぇ
俺はそれをみて夢でもいいけどよ
あの時は笑っちまった
嬉しくてついさ・・戦ってる時に捕まえて言ったんだ、
『・・・おい・・・手伝うか?』てな
俺も満身創痍で起き上がったよ
あぁそうだよ!嬉しくてな
そしたらよありえねぇ事言ったんだあいつ
『嬉しいがすまん、ダメだ!』
率直に俺に言いやがった!
あんの野郎言うようになりやがって!
ははっ!何が起きたんだろうな・・・知らねぇ
嬉しいとか俺に言うのかよ・・・柄じゃねぇな
いや
言う奴だと知ってたさ、隠してたろ?
そのあと村直してよ、死んだ仏の弔いして
真剣に奴は死んだ奴を弔おうとしていた
そして俺は魔滝前にした約束をしてもらおうと戦いを挑んだわけだ
今ならこいつがわかる
今ならこいつの考えてることがわかる
全てを吐き出せよ
お前が無意識に隠していた全部見せろや!
楽しかった、面白かった
絶対昔のお前なら言わない様な言葉ばっかり
笑いたく・・、だがそれ・・・が
お前の本性さ・・・やっと正体あら・・わ・・しやがっ・・た
その・・代償が・・・・これ・・・さ・・・
お前は変わった
そのままルッカ襲えばいいのによ、あいつ待ってるぜきっと?
もう立つので精いっぱいだ
あいつが近づいてくる、嬉しい言葉を俺に語りかけて来やがる・・・
謝って来やがる・・へへっ悪い気分じゃねぇ、もっとお前を教えてくれよ
もっと俺を教えるからさ・・・これからだ
お前本当に強いな・・・まだ不器用だけど慣れれば追いつけなさそうだ
だが俺は、誰よりも強さに欲を持っている
追いかけるさ、お前をよ
こいつに今までで何回も挑んでさ
初めてこいつならいいと思った瞬間がきたよ
ジャフィン、お前は強い、俺の負けだ
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俺の攻撃をすべて受けてグスタフは立たずむ
既に立つことで限界だと俺は感じ取り静かに近づく
奴の顔は俺を獣の目でギョロっと見ていた
こいつも本当にありえない奴だな
俺は槍を地面に突き刺し口を開く
『グスタフ、お前は強いが俺の方が強い・・・まだ認めないならボコボコにいつでもしてやる、今以上に地獄を見せてやろうだが』
俺は軽くグスタフの胸を拳で小突き・・・上を向き奴の目を見つめて俺は言った
『今まですまなかった、お前は俺を見てくれていて俺はそれをないがしろにしていた、俺が馬鹿だったよ・・・だが今は違う!・・・認めてもらえるなら、倒れろグスタフ!!!!』
あいつはいい笑顔で血だらけで笑いながら俺に言った
『・・・お前は・・・強い・・・、俺の負けだ』
そうしてグスタフは最後にケッ!言って
地面に崩れ去っていった
グスタフ『俺また療養期間!?!?』
ジャフィン『当たり前だろ?』
グスタフ『くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』




