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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第3章 【共に道を歩む者】
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1話 【グスタフ・ザイツェルン】その①

ジャフィン『勝てると思う?俺に?』

グスタフ『リヴィに勝てたのか、あ?カッコいい事いっといてよぉ』


ジャフィン『くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

飯を食い終わり俺は外の庭に出て少しストレッチをする

うん!完璧だ、全然いける

槍を少し突いたり払ったり技術が怠けてないか確認するが全然だ!

そうして俺はレモン水を飲む、果汁は3割くらいか・・・濃いと飲めない(笑)


父さんは俺が飯を食い終わると


『あいつの目を見て挑んでやれ』と言っていた


わかると父さん、今ならね

そろそろ時間だと思いナッツにお留守番を頼む

そしたら父さんとぶつかり稽古?をするって言ってはしゃいでたな

歩いているとルッカに出会う、ルッカは俺に気づいたらしく早歩きで近づいてきた


『いくの?ジャン』


俺は軽く槍を右手で回転させながらルッカにこ答える


『ああ、終わらせてくるよ・・・ルッカは今日はどうする?』


『親が話なら用事が済んだら家に来て話してもいいんだよって言ってて・・』


『ははっ、そっか・・なら終わったら行くよ』


ルッカはそれを伝える為に来たらしい、まぁそれでも一度戻ってまた来るって言ってたけど

俺はルッカと歩いている、方向は同じだ

てかルッカの家の近くの広場だしな、五月蠅くしたらごめんよ(笑)

たぶん五月蠅いだろうな、それはルッカも気づいてるだろう


『ルッカ』


『ん?』


ルッカが俺を見る、小さい時からいつも傍にいてくれて

いつも一緒に遊んで

いつも一緒に歩いてきた

18歳になっても俺たちは一緒だった、兵士時代は会いに来てくれた

正直嬉しかった、色々見えない物を貰っていた

俺も上げれるようにしないといけないだろう


『・・・終わったらちゃんとお前の家で大事な話をするから』


『・・・わかりまーした』


一瞬ルッカは何か考えたようだがいつものルッカになる


そして目的地に近付く、夜に近い・・・いや時間はもう20時だそりゃ暗い

だが広場は民家の明かりで照らしだされている、暗くはない

人影はある、あいつだ


ルッカは別れる時に最後に言った


『大事な話、少し・・期待しようかな?』


そういいながらルッカはニヘラッと笑う

俺はその笑いがいつも好きだった

落ち込んでもその何気ない顔で何かいつも言ってくれる


『どーだろーなー?』


『ごまかしたわね?』


まぁそんな話してると奴に怒られる

ルッカは俺にバイバイッて言って家に帰っていく


そして俺は広場に着いた

大剣を持った巨体

180㎝の筋肉でできた男、熊と言われても可笑しくないその体格は

街に出れば不良も黙ると言われる馬鹿力の持ち主


昔から強さに関して強く固執していた男

タイラーグリズリーすら素手て首を引き千切るその剛腕はナラ村で叶うものはいない

そんな男と俺は体をはって会話をする


大剣の刃のついていない部分で肩をトントンと叩きながらグスタフはニヤリと笑う

歩いてくる、そして近づいてくるとその巨躯は凄みを増す


『お前は・・昔から何となくな性格だった、ぶっちゃけ謎だらけだった・・・俺が村で一番だと思った・・・だが』


あいつは姿勢を低くして構えた、熊が犬に見えるくらい獰猛だ

こいつの方が熊らしいよ絶対に

俺は目を細めて奴を見る、あいつは笑う


『へへへっ、だがお前には勝てなかった・・・だが納得いかねぇんだよ・・・・・わかるか?』


『・・・ああ今ならわかるな』


いつでも突っ込んできそうだ、獣と同じだ

前傾姿勢に近い感じ、必ず前に突っ込むと決意した様な姿勢

まっすぐそして正直に、俺の予見スキルでもそう警告していた


『本気でやられたならいいがな・・・面倒くさがりながら俺と戦ったり、どことなくやる物事をするてめぇが嫌いだ!持ってるものを出そうとしないてめぇは俺の生き方を否定する』


俺はいつの間にか槍を構えていた、俺も姿勢は低くしている

そうだ、喧嘩の時・・・俺はあいつの攻撃を捌く事しかあんましていない、

攻撃せず、ただただ避ける・・・攻撃という攻撃をした記憶がない

最後に一撃与えて気絶させて終わりみたいにしていたんだ

お前を否定した戦い方だ、お前を見ようとしない俺のせいだ

でもお前は俺をちゃんと見ていた、あの死ぬ瞬間までずっと

俺のやり方がお前の生き方を惨めにさせたんだ


俺が本気で向き合えばお前は・・・・



そしてあいつは俺にシャクに障ることを言った、挑発だろうが



今までで一番言われたくはない挑発だった




『だからお前は半端者だ!だからお前はなぁ!ルッカの気持ちを無視して物にできない根性が無い女野郎だ!』


俺は今までにないくらいに奴を睨んだ

全てをここでお前にぶつけてやるよ

根性無し?は?殺すぞ?あいつは俺のだ、多分



『一生動けないくらいにボコボコにしてやる!グスタァフゥゥゥ!!!!!!』


『来いよぉ!!!根性無し野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』


俺とグスタフはお互い同じタイミングで大地を蹴った

俺の槍の刃をあいつの大剣の刃がぶつかり


とてつもなく大きな音はどこまでも響いた


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1話 【グスタフ・ザイツェルン】

続く


ナッツ『え?2人きりにしたのにやる事やってなかったんですか?』


ジャフィン『えっ!?』


母さん『父さんはすぐに私を押し倒したのに・・・・』


父さん『母さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!』


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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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