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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第10章 時代の成長期
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19話 絶対天罰のカールVS王虫クワトロン


『ここは・・・なんだ?』


カールの意識が暗闇の世界へと飛ばされたが唄を聞き終わるとこのような状況になったのだ

それはとある者達が通った道でもあるが彼は初めての経験であり少々狼狽えていた


当たりを見渡すが闇、いったい何が起きているんだと不安になりそうになるが少しずつ目の前に白い道が見えてきたのだ

その全貌が彼の目に移りこむ、奥に大きな白い扉

カールは無意識ではあるが自然と前に歩き出した


『そういえばナッツに聞いていたな、職の道というものか』


呑み込みが早い彼は直ぐに理解した

その道のりを歩いていると至る所から声が重複して聞こえてくる


『そのまま進め次の制裁者よ』


『・・・これが聞こえる声か』


これもナッツから聞いていた、自分は道に入れたのだと思うと少し嬉しくもなるが素直にそう思えなかった

その心の声はここに居る正体が見えない者にも感じている


『どんな道も行きつく先は全て同じ場所、迷うでない・・・信じて進め』


渋々カールは歩いた

扉の前に辿り着くと彼は手を伸ばして軽く押した

ただ触れただけなのにその扉は大きく開かれてその中から眩い光を放った

これもだと思いながらカールは静かに目を瞑った、これから起きる事も情報で聞いているがそれでも少し心配だった


初めてというのは不安を覚えるのだ、仕方がないと言い聞かせて彼は目を開けるとやはり視界は暗闇だ

彼はこの光景に意味があるのかと疑問を持つが口にせずひたすら反応を待つとようやく変化が現れた


『道を解放したことによりお前の職は天位職であるネメシスに到達した』


なるかどうか悩んだ職でも彼はその言葉に躊躇いが消えた

どんな道だって生き方でもいいんだ、誰かのために動ける人間になり誰かのために命を賭けて戦える人間になればいいのだと彼が誰にも言わずに背負っていた宿命が軽くなった


『戦術スキルに天罰の剣追加、魔力ボトルを追加そして心剣追加』


彼は口元に笑みを浮かべるが素直に嬉しいのだ、強くならなくてはいけないから


『補助スキル追加で物理盾、特殊盾追加、集中【大】追加だ』


カールは無言でその言葉を聞くことにした、ここから間違って自分を払拭しようと誓った


『称号スキルに制裁者の加護追加、聖騎士の加護は悪いが消去させていただくし光術も補助スキル光術無効も消去するがケチを言うなよ?光術も消えるからな』


その言葉にカールは口を開いた


『聖騎士関係はだいたい消えるのか・・・』


返事はないが渋々納得するしかあるまい、彼は溜息を漏らして再びその言葉を待つ


『最後に特殊技を授けよう・・・オータイル、デッドエンド、ヴィスターフィン、テュデストラフター、断罪そして天罰だが今まで覚えた剣技も消去だ』


『はっ!?』


汗水垂らして覚えた技が全部消されると思うとそんな声が出る

この職は本当に大丈夫だろうかと半信半疑になるがその考えに反応する声は何もない

代償が大きいと思うがその分恩恵があるのだろうと最後に信じた


『新しいお前のステータスだ、確認しろ・・・見合う力はある筈だ』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



カール・マーグメル(男23) ネメシス【天位職】


☆戦術スキル

剣術【8】 剣の熟練度、恩恵により攻撃力と耐久力が大アップ

魔術【6】 魔術熟練度、恩恵により魔力量を中アップし・詠唱時間を中短縮

体術【6】 体術熟練度、恩恵により耐久力と素早さが中アップ

天罰の剣  身体能力が小アップ・特殊技が使用可能

魔力ボトル 自身の魔力量を中アップさせる

心剣    技に限り一瞬で発動できる


☆補助スキル


状態異常無効  毒・眠り・麻痺無効

物理盾    物理攻撃のダメージ半減

魔術盾    魔術攻撃のダメージ半減

特殊盾    特殊攻撃のダメージ半減

恐怖耐性【大】恐怖状態に非常になりずらい

集中  【大】技や術の発動速度をかなり早める

威圧  【大】相手を確実に恐怖状態にする

自動回復【大】体力・魔力が回復していく

体力  【大】疲労しにくくなり自身の体力を大アップ

気配感知【大】生物の気配を広い範囲で察知

魔力感知【中】体内の魔力の流れを感じとることが出来る

痛覚耐性【中】痛覚を少し軽減する

運   【中】少し運がいい

我慢  【中】耐久力が少しあがる

観察眼 【小】視力が小アップ


☆特殊技

オータイル・デッドエンド・ヴィスターフィン

テュデストラフター・断罪・天罰


☆術

アクアショット(水)ヒールディーネ(水)


☆称号スキル

ゴブリンキラー ゴブリン族に対し攻撃力が上がる

ボアキラー   猪族の対し攻撃力が上がる

パンサーキラー 犬族・猫族に対して攻撃力が上がる

制裁者の加護  悪徳が高い敵に対して攻撃力が上がる

導く者     近くにいる味方の耐久力と攻撃力を少し上げる




・・・・・・・・・


『制裁者の加護の悪徳者と言うのは邪悪な心を持った奴ほど特殊技のダメージが相手に増幅されて与えられるがそれ以外には効果がない』


変わった加護である、だが邪悪な心を持った者ならば有利に戦えるという事というのはカールは理解した

そして自分のステータスを見てかなり驚いた、カッチカチの耐久力だからだ

渇いた笑いを浮かべて頭を抑えるが彼が求めた道に近付いた気がした、誰にも言えない目標に向かってである


カールは口を開いた


『それにしても心剣は凄まじいな・・・ノーモーションで技を突拍子もなく発動できるという事は気を込める必要もないという事か、これなら俺は・・・』


そして最後の声が聞こえた


『さぁ行け!この世に正しい裁きは存在はしないが正しいかどうかは誰かが犠牲になって決めねばならぬ!それがお前だ!』


罪だ罪だと少々うるさいなと思いつつもカールは拳を強く握った

グスタフが船の甲板で彼に話した言葉を思い出した


『泥試合でも最後によけりゃいいんだよ』


迷う事は無い、最後は自分が求めた者になればいい

彼は軽くなった体で深呼吸すると最後に口を開いた


『ありがとう』



夢とも思える道を彼が歩んだ

そして今天位職になったカールが魔物ランクA+の王虫クワトロンと戦う


赤い腕は邪悪な手、青い手は優しい女性の手

2つの腕がクワトロンに襲い掛かる


『ヴィスターフィン!!』


天高く舞い上がる赤と青の異なる手がクワトロンに降ってきた

直ぐにそれを避けると2つの腕はギュンと方向を変えて執拗に追いかけたのだ


『しつこい男は嫌われますわよ?セクトカッター』


クワトロンは両手に付いた刃を振ると鋭い斬撃が前方に飛んでいった

だが2つの腕は器用にそれを避けると急に加速をしてクワトロンの目の前まで迫るが彼女は飛び立ちながら速度を上げて逃げ回る


この時クワトロンはカールが何か企んでいると気付いた、迫りくる2本の腕をセクトカッターで斬り裂くと無表情を決め込んでいた彼の剣が大きく振られるがただ振っただけだ、そう思ったがクワトロンはその初見を見切れなかった


『断罪』


彼の口がそう動いた瞬間に振っただけ

だけども彼女は自分の体の正面に攻撃された感覚を覚えた

鈍痛がする…体をみると大きく亀裂が走っていたのだ、遠くで剣を振っただけなのにだ


しかも自慢の甲殻がいとも簡単にひび割れた事に驚きを口にした


『これは!?どういうことなの…』


上空の虫達がクワトロンを囲むと2つの腕の攻撃を身をていしてガードしたのだ、そして激しく燃え上がるとボロボロと小さなクワガタが地面へと落下を始めた


あの腕に当たれば業火によって激しく燃えるのだろうと知ったクワトロンは警戒した、炎はある程度苦手だからでありあの激しい燃え方は自分にダメージを与えるのには十分な威力なのだと悟る


『セクトメテオ!』


カールに向かって無数の虫達が弾丸の様に連射されると大きな音を立ててカールを爆発に巻き込んだ

砂煙が舞っても撃ち続ける彼女は一旦虫の猛攻を止めて空から様子を伺った


そして次の瞬間に右肩に痛みが走る

次は右肩の刺がボロボロに砕けたのだがまだ彼女は意味がわからないでいる


『なんなのこれ』


その言葉に答えた者がいた


『あなたが遠くにいても俺は剣を振るだけで攻撃が可能なのだ』


『・・・サーチ』


クワトロンは不気味な風をカールに飛ばしてステータスを覗いた

その時に初めて彼が異質な存在になったと気づく、何故今迄ならなかったんだと自問自答と何度も繰り返す


何を理由に変わったのかという答えはきっと私の言葉

だがそれほどまでに彼が綺麗ごとにこだわる理由がわからなかった

それでも違う感情が彼を邪魔している事だけは確かに分かる、そう感じるのだ

きっとそのせいで彼はこの職に入る事を拒んだのだろう、聖騎士になったのもその表れだと


『セクトカッター』


クワトロンが空中から地面すれすれでホバリングしながら己の両腕を何度も振り斬撃を多数飛ばす

並の真空斬とはわけが違う桁外れの威力だとカールは気づくとその攻撃をスレスレで避けたり剣で弾き返したりと器用に弾いていく


だがそうしている間にもクワトロンはカールに襲い掛かり今や彼の目の前


『くっ!』


彼は剣を振るが軽く避けられて腹部を蹴られて吹き飛ばされる

カールは吹き飛ばされながらも襲い掛かってくる彼女に視線を向けた、低空飛行しながら両手の剣を光らせている

彼は吹き飛びながらも剣を斜めに振りクワトロンに向けて口を開いた


『オータイル!』


一振りで多数の斬撃がクワトロンに襲い掛かるが全ての斬撃を両腕の刃で全て弾いていた

天位職になってもとてつもないつよさを感じる目の前の脅威にカールは微笑んだ

生存の確率は少し上がった程度かと・・・初見だからこそダメージを与えれたがそれによってチャンスもあるんだという希望も彼にはある


まだ見せてはいない技がある


『ぐはっ!』


建物の壁にぶつかる瞬間体を回転させて着地して真横に飛んだ

すると勢いよく飛んできたクワトロンはそのまま建物に大きな音を出して激突した

彼女はそのまま建物を貫通して上空を旋回してセクトメテオを放つと上空の虫たちは地面に激突する前にカールの断罪によって斬られて上空で爆発してしまうが全てを斬ることはできなかった


8匹ほど彼の目の前に迫って来たのだ

爆発に巻き込まれたカールは少し転がりながら吹き飛ぶと直ぐに立ち上がった

いける・・・そう思った、ダメージ量が半減とはこんなにも便利だと感じたのだ


断罪という技を詳しく教えよう、これはある意味卑怯臭い技である

斬りたい対象を見ながらその場で剣を振るとその目の前に斬撃が現れるのだ

飛んでいくのではなくその場に現れるという常識を無視した技であり相手の耐久力をほとんど無視できる

対応としてはその振った斬撃と同じ攻撃が来るのでそれに合わせてガードするだけだがどんな交戦距離でも有効だという点を考えるととても便利な技だとも伺える


『ようやく少しは面白くなったけどまだまだね』


地面に着地したクワトロンはそう口にするがその瞬間カールの後方から虫が襲い掛かり彼の背中が爆発した


『ぐっ・・・』


虫の気が感じ取りにくいのだ、小さすぎて

その一瞬の隙にクワトロンは目にも止まらぬ速さでカールに突進して彼を再び吹き飛ばした

息が出来ないと感じながらもカールはそれでも必死に断罪を放つが技の特徴を瞬時に読み取った彼女はその剣の動きに合わせてガードをした


だがガードした刃には小さなヒビが入ったのである

耐久力を無視した威力を相手に与えるとはここまで効果的なのだ、硬さがまるで当てにならないとクワトロンは厄介だと心で考える


体中ボロボロのカールは息を荒げて立ち上がるが目の前のクワトロンという凶悪な力を保有する化け物に緊迫した雰囲気を感じない

多少面倒だと思うくらいである、箇所箇所でその硬い甲殻にヒビはあるがそれだけだと

その瞬間遠くで大爆発が起きたのだがカールにはそれが何かわかる、天銀だ


彼らも必死の俺達のような化け物と戦っているんだと思うと不思議と笑いがこぼれる

静寂がずっと続いた、互いに睨み合い次の一手をゆっくりと考えているのだが先に口を開いたのはクワトロン



『終わらせましょうか』


彼女の言葉で上空を覆う虫たちが固まり始めて丸い球体に形を変えていく

何かが起こると感じたカールはこの一発に全てを込めることを決意した

クワトロンも彼の気の高まりを感じて油断を一切捨てた、目の前の男から赤と青の闘気が交じり合って放出されているが手がでてくるわけでもない


彼女の操る全ての虫たちが集まって球体を完成させると10m級の黒い塊になった

そしてクワトロンは右手を静かに上げてカールに指さしてこう告げたのだ


『セクト・ノヴァ』


クワトロンの上空で固まった黒い球体が光り出すとそのままカールに一直線に飛んでいった

これは避けたら駄目だと体が反応しているカールは小さく深呼吸をして、もう動けなくても良いと思いながら大声で叫んだ


『天罰!!!!』



彼の持つ剣が地面に刺さると爆発的に彼の闘気が放出された

何が起きるんだとクワトロンは彼を今まで以上に集中して見ていたのだが凄まじい突風が襲ってきたのだ

ただの突風、クワトロンは多少腕で顔を隠す程度でよかったのだがそれは彼女だけ


虫たちがボトボトと地面に落ちていったのだ

何が起きたのだ?とクワトロンは心の中で大きく驚いたセクトノヴァという技は全ての虫を集結させて地面にぶつけると周りの全ての生き物を一瞬で灰にしてしまうほどの超爆発を起こすのだがそれが阻止された


技の効力を無効化する技なのかと思ったがこれも彼女は初見









だから気づかなかった

天から降り注ぐ攻撃に、カールは小さく彼女に話しかけた


『裁きの一撃から目を背けるな』


『!?!?』


上空から目にも止まらぬ速さで巨大な光線が天からクワトロンに襲い掛かった

彼女はギリギリまで気づかなかったのが不幸だとも言えよう、ずっと無効化するための技とばかり思っていたがそれは違う


天罰とは強制的な先手という状況を作り出して相手に強力な一撃を与える技

相手が先に技や術を発動していても突風に付与されている特殊な効果で無効化され自分の技が発動される

先手を取られても先手を強制的にとれる技でありネメシスの最大最強の最終技である


その降り注ぐ光線の大きさはクワトロンを覆いつくすことなど簡単であった、人が50人楽に収納できそうなくらいの太さを誇る光線なのだ、光り輝くその攻撃は一瞬でクワトロンにまで迫った


『・・・これなのねゼファー』


その言葉を言い放って彼女は上から降ってきた猛威の中に消えた

やがて光線が地面に到達すると辺り一面爆発が起き始めて砂煙が多く舞う


カールは仁王立ちでその行方を見守るが彼は動けない

魔力を全て放出してしまったのである、それは継続して戦う事ができないという事だ

彼はわかっていた



この攻撃で奴は倒れないと

砂煙が辺りを立ち込める中辺り一面の気が読み取れる力も残っていない彼は微かな気配を感じた



『摘み取ってはいけない力ですか、いいでしょう・・・認めます』


動かない体を首を動かして後方を見るとそこにはクワトロンが静かにたたずんでいた

ダメージを与えれたかどうかは定かではないが左肩部分が大きく亀裂が走っている所を見るとダメージはあった様だがまだ十分に動けそうだとカールは溜息をついた


クワトロンの両手の刃が折りたたまれて収納されると彼女はカールの周りを歩き出して口を開いた


『まさか天位職になるなんてびっくりしました、その力を物にすれば私も危なかったでしょうね・・・でもその強引さも嫌いじゃないわ』


そんな言葉を彼に話している最中にミミリーとバニアルドは倒れているモリスとコットンの看病を始めたがどちらも戦えそうな状態とは到底言えない感じだ


『あなたは私に何を見た?王虫クワトロンよ』


カールが彼女にそう言うと彼女が彼の正面で止まり、告げたのだ


『焦りと憤怒があなたのオーラに混じっていたわ・・・それじゃ駄目、何をあなたは背負おうとしているの?いらない感情を感じるわ、何かを引きずるような雰囲気だけどそれはあなたのこの先に必要ない・・いつか完全に捨てなければならない時が来るわ、内側から鍵をかけた鳥籠に捕らわれた鳥みたい、飛び立つかどうかはあなた次第よ』


カールは思い当たるふしがあり過ぎて静かに俯いた

彼の過去はどのようなものだったかは誰も知らないが彼だけが知る過去、本当の名とは一体なんなのか

それはこれから知るかもしれないし知らないまま終わるかもしれないがそれはこれからのカールの人生次第だともいえる


クワトロンは残った少数の虫たちを体の近くで飛ばしながら背中の羽を広げて低空飛行を始めた


『あなたの求める先にそれはいらない、そう思えることがきっとあると私は祈りましょう・・・小さき英雄よ』


上空に虫たちを移動させて破裂させると緑色の粒子が辺り一面に降り注ぐ


『セクトヒール』


降り注ぐ緑色の粒子に降れたカールやバニアルトそしてミミリーにモリスとコットンの傷がみるみる回復していくとカールは多少動けるくらいまで体の回復が出来たと感じた


『ありがとう』


カールが静かに感謝を込めるとクワトロンは背中を向けて遠くに飛んで行ってしまった

その姿が消えた瞬間に彼は前のめりに倒れた


『カール!』


『カール!?』


バニアルドとミミリーは急いで彼に歩み寄った

すぐに気絶していると察して下手に動かさずそのまま残りの手当てをすることにしたのだ

天位職ネメシス、その力をもってしても倒しきれない強者である王虫クワトロン

なりたてだからとも言えるが力を理解して戦ったとしても五分が精一杯だとカールは気絶する最後に感じたのである


何度も殺されるタイミングはあった、だが殺す気は無いように思えた

それでも今彼らは奇跡的にも生き残ったのだ

ナッツ『カールさんの特殊技は全てドイツ語をひねってます、テュデストラフターは死刑からできています』

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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