12話 【魔滝会議】
8刻は朝8時みたいな感じです
次回はメインの魔滝になります
最低8話くらい続く予定です
10話いくかもです
『ジャフィンさん!!!お久しぶりです!』
『ちょっ!キャメル?どうしてお前が?』
『休暇を貰い、応援に駆け付けました!』
良い後輩を持った、こいつもなかなかに戦えるんだ
素直に俺は嬉しく思い感謝した
そうして会議の時間になり、村長が皆を椅子に座らせる
村の生き残りをかけた戦いの為の会議
魔滝なのだが生まれ育った村は捨てたくないのだ、逃げるのは簡単だが
できるだけ村は思い出が詰まっていて皆そうそう捨てる気になれないのだろう
俺もだ
『では今回の魔滝に関して簡潔に、』
ゴブリンが約100体
デビルパンサー約10匹
タイラーグリズリーも約10体
赤猪が約20匹
ハイゴブリンが約10体
残りはワイト
村長はそのことは簡潔に伝えてもう一つ伝える
『未確認の魔物が1体、未だに報告ではわからないとの事ですのでランクB以上の魔物と想定しましょう』
そして父さんが口を開いた
『その得体の知れん魔物だが・・・本当に魔物なのか?人型の様だと報告が来たが』
『予想ではかなりの知識力がある魔物だと見受けることが出来ます、そうなると厄介です、魔物の様にただただ闇雲に向かってくるとは思えません』
村長の声のあとにキャメルが手を挙げて話す
『すいません、もしかしたらその魔滝を統率してるんじゃないでしょうか?』
『馬鹿な、ありえん』
腕を組んで目を閉じて聞いていたグスタフが目を開き言う、そして立ち上がる
キャメルは少しビビる、まぁ見た目怖いからな
『ありえん、いつもの魔滝は烏合の衆だった、王国内で起きた魔滝にランクAの魔物がいたというのは過去稀にあるのは知っている!だがだ・・・そんなランクAでも統率なんかしないし獣らしく突っ込んでくる・・・もしだ、この魔滝・・・それを統率する魔物ってなると話が違ってくるぜ?』
グスタフが凄みをおびながらキャメルに言うがグスタフは皆に言うような気で声を大きくして伝える
キャメルが言う
『話が違ってくる・・・?それは過去の前例がない魔滝が今この村に来るかもしれないという事ですか』
『ああそうだ』
キャメルの言葉にグスタフが即答する
そして父さんも口を開いた
『・・・まさか・・・A+ランクの魔物か?』
『父さん?A+って?』
『ランクAの魔物も基本的には獣みたいに動くだけだが・・・頭がいいやつはその上に分類されるんだA+にな、そいつは無駄に暴れない・・・獣を感じさせない・・・まぁ頭を使って動く魔物だ』
皆は下を向いて考える、そんな魔物がいても可笑しくはないだろう
考えることが出来るのは人族だけじゃないのだ、ドワーフ族も龍族も
獣人族も考える生き物だ
絶滅したエルフ族も
ナッツが手を挙げて立ち上がる
『柵の設置は順調ですか?』
『その点は大丈夫です、戦うべく場所に誘導できるような作りにしております・・・漏れがあっても配置された人で何とかできるように決めておりますので』
村長がすぐに答えてくれるた
ナッツは頷き答える
『わかりました』
ナッツが座った
そのまま会議は続く、要するに誰がどこにいるかだ
ルッカは薬剤師の為、後方で待機そして治療
村に2人いる治癒師もルッカと待機らしい、貴重職いたんだなこの村にも
でも1人は村に向かう時に乗っていた女性だった
どうやらポトロフさんのとこに異動する予定で来てたらしいが助かる
本人は運が悪いかもだが(笑)
簡易な説明をする・・・細かいのは無しだ、村の戦力が75人だ
村も防壁に囲まれている、入り口は3つ
小さいのが2つ大きいメインの一口が1つ
側面入口Cは20人、キャメルに指揮を担当してもらいあいつはここだ
違う側面Bには15人・・・父さんがいる場所だ・・・父さんの部下も5人ほどいる
ここは地形的に川が目の前を流れているため橋を渡らないと入れない
敵が雪崩れ込みにくい入口なのだ
あと本命入口から応援に駆け付けやすい、指揮は父さんだ
本命の村の入り口Aには35人、俺とナッツもいるし・・・グスタフも・・・はぁ・・・
会議は終わる、皆疲れた顔している
立ち上がる姿はとても重い
重い理由は1つだけ、未確認の魔物の正体
もしA+ならば全戦力でいかないと勝てない
俺も気を引き締めないとな
そうすると背中を誰かに押される、誰かと思えばグスタフだ
何だろうか・・・いつも以上にピリピリしているが
まぁ仕方ないか、今回は1番大事な情報がないから
『遊びじゃねぇんだぞ?わかってんのか?』
『わかっている、俺も色々とな』
『そう思えねぇがな』
グスタフはマジマジと俺の目を見る、あぁ疲れる
『・・・・まぁ俺がいるからお前の出番はないがな』
そして腰に手を当てて彼は笑いながら会議所をでる
実際お前は頼りにしてるんだがな、強いだろお前
でた瞬間にナッツが俺に近付く、お前本当あいつ苦手だよな
『グスタフも悪い奴じゃないんだけどねー(笑)』
ルッカが言う、そうなんだが・・・何故俺にはあんな態度なのか原因がわからない
『息子よ!帰って飯だ!』
俺は父さんに言われて家へとナッツと戻る事にする
ルッカは途中道が違うので俺はナッツに先に帰ってろと言いルッカを家まで送る事にした
『期待してるからね、ジャン』
『おう、頑張るよ』
『もうちょっと真剣な顔で言えばドキッとくるんだけどなぁ』
『真剣だろ?』
『あれそう?』
そんな会話をしてルッカを家に届ける
俺は家に戻るとルルカ&ケインが母さんのご飯を作る手伝いをしていた
母さんはこの2人が良く動いてくれて誰かさんより頼りになると言っていた
何故か父さんがせき込む・・・
俺は父さんと話す
『父さん、こっち側は俺がいるからそっちだけ考えててくれ』
『言う様になったかお前も』
『元兵士だからな、新兵だったけどさ2年間も』
『・・・村を守りたいな、ジャフィン』
俺は無言で頷く
『俺とグスタフがいるんだ、その正体不明の魔物以外は問題ない』
『まぁフスタフいるしなぁ、お前もあいつとちゃんと真剣にぶつかってやれよ?』
『え?』
俺にはわからなかったがそれは後回しだ
俺たちはご飯を食うことにする
今日は羊の肉スープだ、これナッツが好きなやつや危ない
ほらガッツいてる・・・
ケインもガツガツ食っているが聞きたいことがあった
『ケイン。狼王の加護ってあれは詳しくはなんなんだ?』
『何と言われると、僕は・・・来るべき時に来るべき者に与えよ、さすれば一族の誇りが復活するとしか聞いてません』
教会の会話とこのケインの言葉・・・ううむ
なんとなくなんか
いや今は考えるのはやめよう、嫌な予感がする
嫌な予感ではないのだが興味が尽きない気がするのだ、これでやめとこう
『すまんなケイン』
『いえいえ!美味しいです!』
会話間違ってないかと思ってたが反応が可愛いからいいか、だが男だぞ
ご飯が食べ終わり、ルルカ&ルッカも隣の部屋いたり母さんの手伝いとかせっせとしている
俺とナッツは自分の部屋に戻る
ナッツは戦争の前日の時のようなあの真剣な顔になり俺に言ってきた
『・・・先輩、明日はどのような隊列で行きますか』
俺は即答する
『お前は最初アシストを頼む、お前が前に出たなら俺が側方を守る・・・いつも通りだ俺だけを信じろ』
そしてナッツの真剣な表情は解かれ笑顔でこう答えた
『はいっ!』
そして衛兵から家に報告が入る
魔滝到着は昼前に早まったとの事、8刻に入口前に集合と連絡が来た
側面入口Cは敵の到着が一番早いらしいから早めにしたとの事
他の入り口は1時間後の9刻に集合
明日、魔滝が到着する
俺たちは守り切る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『・・・・・村・・・か』
その魔物は毛皮に覆われていた
『・・・つまらん』
その魔物は渦巻状の角を2つつけていた
『でも暇ですしねぇ』
その魔物はあくびをした
『・・・・・ここに私が求める欲は無さそうだ』
あなたはだーれ?(〇イ)
おさらい
側面入口C 20人、キャメルに指揮
違う側面B 15人・・・父さん指揮&衛兵・他
本命入り口Aには35人、俺、ナッツ・グスタフ
後方待機はルッカ&治癒師2人
※数が2人いないのは監視役の2人設定です




