11話 【おぉなんと言う事だ】
ジャムルフィンご一行は教会に行く
※誤字無いと自負していたら怒涛の様に誤字報告きて動揺しました、確認・・・してる・・筈
俺とルッカとナッツは教会についた、教会なのに村の近くにはないのは少し不便だ
いや俺の家から遠いだけなのかもしれない、基本的にやはり栄えている場所の近くだ
俺の住んでいる地域からは運悪く遠いのだ
見た目は村にしては立派だ、青い屋根に真っ白い壁
貴族のお館のように大きい、金があるんだな(笑)
『先輩、僕は教会初めてですね』
『え?そうなのか?』
『その、なんというか縁が無くて・・・えへへ』
そう話しながら俺たちは教会に入っていく
中には数人の人がいた
入って一番奥、人間の女性をかたどった像がある
色々な宗教がこの世界にはあるが詳しくは俺も知らない
だが村ではこの女性の像(メスの象・ガネーシャタイプ?)、そう
リビト神の信仰を拝めている。王国内では違う信仰もあるが
世界は平等な立場を求めて歩みを進めている、人は更なる知恵を求めて先へ進む
人は豊作を歌い、世界を緑に染める力を与えられた存在
そんな言葉を歌う神だとよく信仰している村人に聞いていた
椅子に座り色々な人がその像に向かって祈りを捧げる
ポトロト爺さん、いや、ポトロト教聖と言っておこう
その人は中央の道を行ったり来たりと左右の祈りを捧げる人に祝福を祈るように片手を胸に付け一人一人にお辞儀をしていた
『ジャン、あの人よ?』
俺はそうだとすぐ思った、その人だけまとっている空気が違う気がなんとなくした
そんなルッカの声に気づいたのか、いや意外と中央の道はながい、40mくらいか
奥くらいにいたその人はルッカの声に気付いたような動作でこちらを振り向いた
その人はこちらに歩み始める、とても静かな歩きだ
歩み始めたと思った瞬間、ブォッと風が通り過ぎた感じがした
屋内に風?何だろうか?なんとも言い表せれない感情になるが
その不思議なオーラを放つ爺さんは俺たちの前にくる、そして先ほどの様に
胸に手を当て一礼をして話しかけてくる
『ジャムルフィン・フォースター、私にとっては孫のような存在じゃ(笑)マリスは元気かの?いきなりやめてから連絡もろくに来てないからな・・・はっはっは』
マリスとは俺の母さんの名前だ
マリス・フォースター言う
その老人、ポトロト教聖は笑いながら続けて言う
『息子を見ればマリスも問題なさそうじゃが、君はそうでもありませんな?』
俺は少しピクッと反応する、ナッツは何故か気を付けの姿勢だ
ルッカは普段通り後ろに手を組んで立っている
『何か俺に感じるものがあるんですか?』
俺は遠回しに本題をぶつける、ポトロト教聖は顎髭を触りながら答える
『眷属化の類の呪いですな?見ればわかりますのじゃ、ですが・・・・』
ポトロト教聖は腕を組んで会話を続ける
『何やら不可思議な物も混じっておる・・・ここで話すのもあれじゃ、転職部屋に移動しよう』
俺は無言で頷き他の2人もついてくる
歩きながらルッカが言っていたが職スキルを抜くにしてもそこの部屋で行うらしい
この爺さんは俺を見て目的を瞬時に理解したのだろう
歩くながら爺さんことポトロト教聖は語りかけてくる
『あとは勘違いしているようですが・・・』
俺たちは少し固まる。何を勘違い?いや何も話していない筈
何を感じたのだろうか
不思議な汗を流しそうになる
『職は戻せません』
俺は少し動揺してしまう
要するにだ、職を戻す行為なんて神の領域であり人間には無理な行為らしい、だが眷属化スキルによって付与されただけの兵士職は解除ができると言っていた
誰だ!職スキルを戻せるといったやつは!?一瞬びびっただろう!
『マリスが言っていたらしいね?彼女の知識はまだまだじゃな、遊びに来いと言っておきなさい』
『・・・マリスさん(笑)』
ルッカが苦笑いしていた、母さんは何か勘違いしていたらしい
『はっはっは!まぁ彼女は管轄が違うからのぉ、基本的に転職部屋の事はそんな知らん筈じゃ・・・』
そうすると転職部屋についた、30m四方の白い壁になっている
とても静かだが真ん中に青い球体が乗った台座がある、俺たちの入ったドアからそこまで赤い絨毯が敷いてある
そしてナッツが唐突に口を開いた
『・・・何故こうなるとわかっていたんでしょうか?』
ポトロト教聖は笑顔で語る
『補助スキル・・・予見、この世には補助スキルにも最上級スキルがあるのじゃ、観察眼大が極められると予見というスキルに変わる、観察眼は消えるがこの予見は視力アップも観察眼のまんまの性能であるし・・・見た対象者のその後の行動を感覚的に感じる事が出来る、補助スキルには【大】の次・・・そう最後に完成されたスキルに変わるのだ、ちなみに君のステータスは勝手に見させてもらった、すまぬが予見とそれでだいたいは把握したのじゃ』
いつ見たんだろうか?俺にはわからない
『ポトロト教聖様、説明はいらなそうですのでお願いできますでしょうか?お金は持ってきました』
ルッカの言葉に爺さんは即答する
『お金は今回取りません、何故ならは・・・・』
お金をとらない?何故?その瞬間ポトロト教聖は手を俺の胸に押し当てて・・・
『・・・・呪縛心滅』
その言葉を教聖が言った瞬間に俺の体から何か重い物が抜けていく
その重い物が消えていく感覚があった
ナッツは何故か構えている、落ち着けよナッツ
俺はいったい何をされたのか理解はできなかったがポトロト教聖は【何か】を唱えた後
またあの風が俺を通り過ぎる
ルッカは邪魔せず見ていた、ナッツ?いい加減落ち着け?
『ジャムルフィンよ、自分でステータスを見て見なさい』
俺は頷き開く、皆でそれを見ることにした
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ジャムルフィン・フォースター(男18) 槍術師【下位】
☆戦術スキル
槍術【6】 槍の熟練度、恩恵により素早さが中アップ
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☆補助スキル
気配感知 【小】 ある程度生物の気配を察知
逃げ足 【中】 対象から離れる際の速度が中アップ
観察 【大】 視力が大アップする
運 【中】 たまに運がいい
努力の極み【中】 熟練度補正により上昇率が中アップ
☆称号スキル
狼王の加護【小】 全ての身体能力が小アップ・呪い耐性がある程度上がる
生還者 【小】 素早さが小アップする
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職スキルは直った!これで恩恵返上式はいらない!だがだ
戦術スキルが・・・戻らない
何故?
『その戦術スキルの解放はワシでも無理じゃ・・解除が複雑過ぎる、いや・・・人間には無理じゃ・・完全に治せぬから金はいい取る気もない』
『そんな・・・どうすれば』
ルッカが困った顔をしている
俺も正直そんな顔したいよ、その困る本人だもん
『一つ考えられる解除方法はある、人間の力では無理かもしれんが・・・それ以外ならばな、』
『人間以外の・・・力?』
ふむ、とポトロト教聖は顎髭を触り頷いた
そしてここでヒントになるんじゃないかという情報をナッツが教聖に伝える
『あの・・・狼王の加護が付いた時に少し緩和されたんです、最初は封印されたのが3つだったんですが・・・加護が付いて2つに』
狼王の加護
だがその言葉を言った瞬間
この爺さんの顔が想像もできないほどに真剣になりこちらを睨んできた
ルッカとナッツをたじろいだ、爺さん相手にだ
そして、俺に語りかけてくる
『・・・単純にその失われた加護を大にすれば封印の魔力は消えるだろう、だが!』
爺さんは俺の肩を両手で握る、真剣だ
『・・・お前にその加護を背負う覚悟があるのか?』
意味が分からなかった
聞いてみようとしたところ何も言ってはくれなかった、一言だけヒントを残してはくれた
帰り際、教会の出口までお見送りしてくれたポトロト教聖が言う
『銀色の丘で犬が泣く・・・5000年の想いを乗せて、・・・あれはおとぎ話じゃないのか・・・』
ずっとポトロト教聖は空を見上げていた、銀色の・・・?あれ・・?どこかで聞いたことある
懐かしい、その言葉に俺は安心感を覚えていた
聞いたことがある言葉だったがどこでかは覚えていないのだ
ただ・・・優しい歌だったという事だけ俺の頭に覚えていた
優しい歌?
俺たちはお辞儀をして教会を後にした
『ジャムルフィン・フォースター、お前は・・・なるのか?』
そうして俺たちは家に戻り母さんにポトロト教聖さんからの伝言?を伝えて軽くケイン&ルルカと話した後に俺たちは向かうべく場所に向かう
時は夕刻
明日の魔滝のための会議へと向かう
俺とルッカ、ナッツそして父さんと
村の会議所に集まった
そこには村の戦力が集まっていた、知ってる顔が沢山いて挨拶もした
椅子に座り腕を組み、目をつむるグスタフもいたが寝てはいないだろう
いつもの考え事だろうな
そこには何故かキャメルもいた
ジャムルフィン・フォースター、ジャフィンと言われる主人公
はて、銀色の丘で犬が泣くとは?
キャメル参戦か?




