8話 ポートレア出発
レナウス『息子が行ったか』
マリス『そうね』
レナウス『俺の息子はここにもいるぞ』
マリス『使えるの?』
ジャムルフィン・フォースター(男18) 白銀武槍
☆戦術スキル
槍術 【7】 槍の熟練度、恩恵により素早さが大アップ
銀の意思 【5】 身体能力が全体的に中アップ
体術 【5】 体術熟練度、恩恵により耐久力と素早さが中アップ
????
☆補助スキル
逃げ足 【大】 対象から離れる際の速度が大アップ
予見 相手の行動を感じ取ることが出来る
運 【中】 少し運がいい
努力の極み【中】 熟練度補正により上昇率が中アップ
気配感知 【中】 それなりに生物の気配を察知
魔力感知 【中】 体内の魔力の流れを感じとることが出来る
威圧 【中】 相手を恐怖状態にする
我慢 【中】 耐久力が少しあがる
痛覚耐性 【中】 僅かに痛覚を軽減する
恐怖耐性 【小】恐怖状態を僅かに緩和
☆称号スキル
狼王の加護【中】 全ての身体能力が中アップ・呪い耐性が少し上がる
生還者 【中】 素早さが中アップする
解放者 【銀】 身体能力が大アップする
武人 【槍】 槍の熟練度が上がりやすくなり、恐怖無効
☆技スキル(ステータスに表示されない部分)
狼撃破・銀の爪・残歩・シルバーバスター・シルバーダンス
銀超乱・銀彗星・天銀
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
グスタフ・ザイツェルン(18)ヴァイキング【中位】
☆戦術スキル
剣術【6】剣術熟練度、恩恵により攻撃力・耐久力が中アップ
体術【6】体術熟練度、恩恵により耐久力と素早さが中アップ
魔術【4】魔術熟練度、恩恵により魔力量を中アップし・詠唱時間を中軽減する
☆補助スキル
痛覚耐性【中】 痛覚を少し軽減する
我慢 【中】 耐久力が少しあがる
威圧 【中】 相手を恐怖状態にする
気配感知【中】 それなりに生物の気配を察知
魔力感知【中】 体内の魔力の流れをある程度感じとることが出来る
根性 【大】 致命的な攻撃でも耐えることが出来る
恐怖耐性【小】 恐怖状態を僅かに緩和
努力の極み【小】 鍛錬によるレベル上昇率が小アップ
☆称号スキル
ゴブリンキラー ゴブリン族に対し攻撃力が上がる
人形キラー 眷属化した対象に対し攻撃力が上がる
グリズリーキラー グリズリー系に対し攻撃力が上がる
喧嘩師 技スキル以外の攻撃力を大アップ
☆技スキル(ステータスに表示されない部分)
居合・骨砕き・脳天唐竹割・鬼無双(拳)・連拳断(拳)
パワーブレイク・共鳴斬・シャドーボール(黒)
シャドーショット(黒)・ダークボム(黒)
ディザスターハンド(黒)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺たちは出発前に互いのステータスを確認した
グスタフはもう少しだな、うん!
剣術と魔術レベルを1ずつ上げるとイビルハイドだ
体術は5を超えているので大丈夫
この上位職はレア中のレアらしい
なんだか剣術に体術そして魔術を高いレベルまでもっていく条件の為
その数は限りなく少ないらしくこの国ではいないという事実を知った
まぁその話はスカーレットさんの武人祭での会話でちょろっと聞いた程度だけど
『さぁいくか』
グスタフが大剣を肩にかけてそう言う
馬車にはケインとルッカがもう乗っている
乗車費用は馬車の警備もするため無料だ
馬を引く馭者の隣はグスタフが最初座る、後半は俺だ
今回もダークホースと言う良い馬なので5時間で着くだろう
村の入り口には少数の村人が集まり見送りをしてくれた
父さんや母さんは家出見送りしてくれたのでいない
『いくよー』
ルッカが馬車の窓から顔を出して言ってくる
俺は手を軽く上げて返事をした
『帰ってきたらさらに強くなってるんだろうね』
『そうですね』
領主のエドガーさんだ、彼にもブール伯爵が村の様子も陰ながら見ると報告すると嬉しがっていた
俺にも転機が!!とか言っていたな、見ていて和むよ
そうして俺たちは出発した、途中懐かしい夢凱通を通過
だがすぐだった、敵が全然現れない
そのせいで1人機嫌が悪い
『つまんねぇ旅だ』
馭者の隣でそう愚痴るのはグスタフだ、ここには彼に見合う相手はいない
ただ戦いたいなら別だが、ポートレアに着くまでは1回しか魔物と出会わなかった
ポートレア中心街に俺たちは降りると時間は18時だ
街は少し雪で積もっていた、村はまだなのに
『待ってましたよぉ!先輩』
『ようナッツ』
ここで待ち合わせにしていたナッツに出会う
厚着だ、知れでも一応中には鎧を着ているんだ
鎧好きだなお前、今日くらい脱いだらどうだ?
『おうナッツ!準備はいいのか?』
グスタフが腕を組んでそうナッツに口を開くとナッツも即答する
『大丈夫ですよ!僕も上位職目指すために頑張らないと』
そう言う会話を少ししながら徒歩で俺たちはスカーレットさんの館に向かう
『あれは、武人祭で優勝した銀狼か?』
『おお!あれがシルバーバレットか・・』
『あら意外とカッコいいじゃない、彼女いるのかしら』
最後の言葉でやはりルッカがピクンと反応した
いるよ!
シルバーバレットの名はスカーレットさんが宣伝していたのだ
いい機会だと武人祭での昼休憩の解説でそう言っていたとルッカから聞いた
『良いご身分なこってぇ』
俺の顔を覗きながらグスタフがちゃかしてくる
『虐めないでくれ・・・』
『クフフフ』
彼は静かに笑ってやめてくれた
ケインもなんか笑っているしナッツはなんか頷いてしんみりしている
何を考えてるんだお前は
途中グスタフが何かを見つけて俺に声をかけた
『少し待っててくれねぇか』
『ああ構わないが』
そういうと彼はなんかの店に入っていく
暫くすると出て来たので何を買ったのか聞いてみた
『ヤボ用だ』
それしか言わなかった
手にはなんかの箱?を持っているが
ルッカが何やらニヤニヤしている
なんだろう?
館についたのは1時間後だった
館の扉にはいつもの執事がおり俺たちを見るとすぐに扉をあけてくれた
彼は深く一礼し口を開いた
『グスタフ様にジャムルフィン士爵様、大会での奮闘まことにご苦労様でした!今日はゆるりとお休みくださいとスカーレット様からのお言葉です』
『ありがとうございます、明日からの特訓ですね?』
『さようでございます、夜食も準備しておりますゆえまずはご案内します・・・その後風呂に準備も致しましょう』
『お風呂っお風呂っ!』
執事の言葉にルッカもテンションが上がる
風呂好きだもんな
執事の案内で館の中に入るとまず先にこちらに走ってくる者がいた
赤髪のロングヘアーであり身長は150いってるか怪しい15歳、だが
その子が走って近づいてきて口を開く
『まっっていたのだ!さぁ飯を死に物狂いで食うのだ!!』
ルルカ『全員集合なのだ!!』