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【完結済】槍の新兵は夢を見ない  作者: 牛乳太子
第2章【ナラ村防衛戦】
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1話 【秘技・エア縛り】

番外編チックな夜の異変

外が少し明るくなった時に目が覚めた、いつもの2度寝コースかねぇ


だが何故か体が動かない


原因は?顔も動かないし目しか動かせないのだ、縛られているわけでもない・・・はっ!?



これは金縛りかっ!?これが・・・エア縛りなのか?

俺は金縛りが初体験だった・・・よく兵士に聞いてた話に金縛りにあったとか聞いていたが

俺も幽霊というのが見れるのだろうか、そう思うとドキドキ半分に恐怖が半分、そりゃ怖い

ふんぬっ!ふんぬと動かそうとしても動かない、ダメだねこりゃ


そうしているとアクションが突然起きた、何かが隣で動いている・・・きた・・・奴だ

俺はゴクリと唾をのみこみ額から汗が流れる、今からいったい何が起きるのだろうか


モゾモゾと動いている、俺は落ち着こうと頭を回転させたのだが

そーいえばルッカが泊まりに来ている事を忘れていた、お前か!

一緒に寝るとそーいやよく動いてたもんなお前、ベットで動き回るから


そんなルッカはこっちに近づいてきて俺の側面にくっついてきた


(ちと寝相今回悪くないかいルッカ!)


いつもは大人しく寝ている気がするのだが、俺は天井を見ているのもあり&まだ薄暗いので良く見えない

だが側面から思いっきり抱き着いてきた

俺は少し動揺する


(ルッカ!?もしや起きてんのか?どうした!待て?どうどう!)


その時、ルッカの手は俺の服の隙間から入り込み素肌の胸にのびる


(待て待て待て待て待て待て待て待て待てお前攻め手じゃないだろ!?いやじゃなくて待て待て待て!俺は何慌ててるんだ、ルッカ?今までの事謝るからまず待とう!俺が悪かった!わかってる!うんわかってる!【悪い事】してると思ってるよ!本当にっ!)


そんなルッカは起き上がる、こちらを見つめている

外はまだ暗い、少し明るくなるんじゃないか程度くらいだ

こちら側だと顔もほぼ見えない、そして顔が近づいてくる・・・50㎝・・・30㎝・・・20㎝と


(ルッカぁぁぁぁぁぁ!待て待て待て!俺の目を見ろ!これで幸せなのか!?目を覚ませルッカ!わかった!ちゃんと話し合おう!俺たちあれじゃないか!)


あれとは何だろうと俺も思ったが10㎝近くまで顔が近づく、諦めてもう身を任せようと思った瞬間

部屋中がいきなり明るくなる、光が部屋に満ちていく

俺は目の前まで来た顔を凝視した











ナッツだった




『せん・・・ぱぁい』






(ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)





目を開けると朝だった、飛び起きる事もなくただ目を見開いて起きた

『・・・はぁ、夢か・・・怖かった』


朝だがまだ2度寝できる時間だ、俺は寝ようと決意して隣を見ると目を閉じてすやすや寝ているルッカを見て安心した、とてつもない悪夢とはこのことか


俺は寝ているルッカの頭を軽く撫でてまた寝なおした


意識が遠のく瞬間、俺の頭に何か触れた気がした

次回 2話【夢凱通ユメガイトウ

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新作ですがこの小説を見てる人ならわかる部分が多い内容になってます 勇者ですが指名手配されたので逃亡ライフをはじめます
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