彼の壊れかた
思い出す。突き刺した感触を、切り開いた感触を、切り取った感触を、叩き、刻み、押さえつけ、燃やし、総てにおいて笑顔だった自分を
返り血の暖かさに安らいだ。一回で切り離せたのが誇らしかった。皆一緒だと可哀想なので、色々な殺し方にした。まさに芸術!誉めてくれる人は居ない、だってそいつも殺すから。悲しいね。寂しいね。
アイツどこ行った?お〜い出てこいよ。
遊ぼうよ。大丈夫、痛くしないから。居ないの?
出てこいよ、殺されろよ。殺し合おうぜ!!
どうかな?成功した?攻撃的過ぎる?君は厳しいなぁ〜。え?僕を呼んでる?殺し合うの?
嫌だよ、またあれ着るんでしょ?うん、そう。
確かに選んだのは僕だけどさ。普通本気にする?
出落ちだよね。そりゃそうさ。うん、うん。
調整に時間かかるの?あちゃ〜今日は駄目だって、定時で帰るよ僕。ここでそれを出してくるの?ズルくない?まあ、そうだけどさぁ。
うん、うん、うん。
わかったよ、解りましたよ。
手伝ってね。あれ大変だから。
は〜い。またね、愛してる。
血が乾いて来たから、カピカピだなぁ。
着替えたい、よし着替えを探そう、無いけどな
何も無いよこの部屋。入り口すら無いよ!
上か?上から落ちたか?誰か落ちてこないかな〜
あ、道具が無いや。いや待てよ、鏡を割って。
血塗れになって死亡End!まさかの最終回
打ち切りEndバンザイ。
え、まじで?