彼と彼女
今回もまた死別です。(バッドエンドではありません!)
何作品目か忘れてしまいましたが、書いているとやはり内容か似てきてしまいますね…。
というのは置いておいて、前回の反省を踏まえて今回は起承転結を丁寧にしました!
少し雑だなと思う部分もあり、まだまだ未熟ですが読んでいただけると幸いです!
(この作品は私も結構お気に入りです(
__ 強烈な衝突音が響く。
あれ、おかしいな。
隣ではあの人が笑っているはずなのに。
なんで赤くなって転がっているの?
なんでこんなにざわめいているの?
なんであの人は
ここにいないの__ ?
頭の中に響く警報音。
受け入れ難い真実の前で、混乱した私の目に映ったものは 黒くもやっとした何かだった。
《__ 愛するものと離れたくないか?》
当たり前に決まってる。
警報音と共に頭に流れる謎の声に私は答えた。
《…ならば、チャンスをやろう。
今消えかけている男の命か。生きているお前の命か。1人だけは助けてやる。_さぁ、選べ。》
私の命…?男の命…?
何を言っているの…?ねぇ、わからないよ。
《そうか、なら一週間だけくれてやる。
一週間後のこの時間までに決めておくんだな。》
謎の声が響く中で私は意識を手放した。
-決断まであと六日-
彼が学校帰りに事故に遭った次の日、何事もなく彼は私の隣にいる。
昨日のことなんて夢なんじゃないかと思うくらい、自然に。
でも私は知っている。
左腕に刻まれた六つのバツ印のような傷、これが夢じゃないことを物語っていた。きっとタイムリミットみたいなものだろう。
混乱していたはずの私の頭に残っている鮮明な声。
男の命か、お前の命か。
そんなの、選べないよ。
『難しい顔してどうした?お前らしくないぞ。』
彼が呑気に話しかけてくる。
…人の気も知らないで。
そんな呑気な笑顔も愛しいと思ってしまう。離れたくない。
でも私も死にたくない…っ。
なんであの時、あなたが死に選ばれてしまったの?
もしかしたら助けられたかもしれない。全てが憎くなる。
後悔とはこういうものを言うのか。
『お前、さ。悩みとかあるなら話せよ。心配するだろ。』
_ 心配してくれてありがとう。でも、
言えない、言えないよ。
あなたは''死んでいる''なんて。
ギクシャクしたまま家まで送ってもらい、彼と別れ自室に篭る。
来て欲しくない時間ほど来るのは早いようで、ベットに潜り、目を瞑るとすぐに朝になってしまった。
よく眠れるわけもなく、私は無意識に学校に向かった。
-決断まであと五日-
学校に着くとクラスメイトから異様な視線が注がれる。
何か変なところがあるのだろうか。
寝不足も合わさって よく回らない頭で必死に考えるが、頭痛と目眩が増すだけだ。
ふらふらしながら自席に着こうとすると彼から引っ張られた。
『…お前、その顔どうした。』
…?そんなひどい顔をしているのだろうか。
そういえば、彼と出会った時もこんな感じだったな…。
出会った頃を思い出していると更に頭痛と目眩が増し、倒れてしまった…ところを彼が助けてくれたようだ。
『おい、おい…』
何か叫んでいる?もう、わからない。
私が彼を殺してまで生きたいのか。
私を殺してまで彼が生きたいのか。
私は彼の気配を感じながら意識を失った。
出会ったのは中学の入学式だっただろうか。
明確な日にちは覚えていないが、桜の咲く季節だったような気がする。
その日も私は寝不足でふらふらしながら学校へ向かった。
校長の長ったるい話を聞いていたら気を失ってしまい、そこを助けてくれたのが今の彼だ。
最初は申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、話すうちに仲の良い友達へと変わっていった。
その頃の私は恋に疎く、自分が彼に恋心を抱いているなど考えもしなかった。
受験モード真っ只中のピリピリした季節に彼に告白されるまでは。
同じ高校へ進学できたら言おうとしたらしいが、何故か早めたらしい。
そして今高校二年になり、まだ交際は続いている。
付き合った日はいつだったかな…。
目を覚ますと少しシミのある白い天井。
ここはどこだろう。眠っていたおかげか頭がスッキリした。確か無意識に学校へ向かって、目眩がして 倒れて…、倒れた?
「あら、起きたのね。あなたのクラスの男子生徒があなたを運んできてくれたのよ。寝不足みたいだから、少し安静にしていなさい。」
保健の先生が淡々と言う。
そうか、また彼が助けてくれたのか。
…彼のことで悩んで彼に助けられるとは、私はどれだけ彼に依存しているのだろうか。
やはり彼のいない世界なんて、考えられない。
痛む胸を抑えながら彼に会わずに帰宅した。
私にとって彼は自分で思うよりとても大きな存在らしい。
ベットに入り、左腕の五つの傷を見ながら深い闇へと落ちていった。
-決断まであと四日-
気を失っていたのか眠れていたのかよくわからないが、昨日よりは寝れたようだ。
頭も働く、これからどうするか。
…彼に会いたい。
でも、会うといなくなってしまいそうで怖い。
学校に 行かなきゃ。
学校に着いて教室の雰囲気を確かめるが、友達がちらほらと心配して声をかけてくれただけで、昨日のことはあまり気にされていないようだった。
だが、彼が私に気づくとすごい勢いで近づいてきた。
『大丈夫か?お前、何をそこまで追い詰めてるんだよ…俺を頼ってくれよ。』
あはは、教室でそんなこと言われたら恥ずかしいよ。
…胸が張り裂けそうに痛い。
私だって、頼りたい。
でも言えないよ。どっちかが 死 ななきゃいけないなんて。
そんなに優しくしないで。
好きじゃなかったら、大切じゃなかったら、
あなたの命を捨てることなんて簡単なのに。
『お前が辛そうだと、俺も辛いんだよ…。その辛さを俺が変わってやりたいくらいだ。』
__ その一言で私の時間は止まった。
一瞬でも彼を捨てて自分が生きようと思ったことを後悔した。
そうだよ、私がこんな顔していたら残りの時間がもったいない。
彼も大切だけど、私も死にたくない。
でも、私はこんなに優しい彼を殺すことなんてできない。
ごめんね、私は私が 死 ぬことを選ぶね。
__ 授業が終わり、いつも通り彼と帰っていると
『そういえば、日曜日空いてるか?』
日曜日…期限の日だ。
最後の日を彼といられるなら本望だ。
私は迷わず返事をする。
「空いてるよ。どこか行くの?」
『お前…ま、いいや、何でもねぇ。』
何だか彼が残念そうな顔をしている。
日曜日に何かあるのだろうか。
結局何があるか聞けないまま家に着いてしまった。
…もっと彼といたいが、今日はもう遅いので我慢だ。
でも、少しくらいわがまましてもいいよね?
私は彼に抱きついた。
思いっきり愛してるを詰め込んで。
「じゃ、また明日!」
滅多なことがないとこのようなことはしないので、恥ずかしくなった私は振り向かずに家の中に入った。
彼はポカンとした顔をして突っ立っているだろう。
ドアを背に私はうずくまる。
大好き、大好き、大好き。
我慢していた涙が溢れ出した。
その後は何をしたか忘れてしまった。
覚えているのは腕に四つの傷があることだけ。
明日からはもっと残りの日を楽しもうと誓って眠りについた。
-決断まであと三日-
私は元気よく教室に入り、自席に着いた。
皆が唖然としている。
それはそうだ、あんなに元気のなかった人間がこんなに吹っ切れているのだから。
私も自分自身なぜこんなに開き直っているのかわからない。
私は胸に引っかかる何かに気づかぬ振りをした。
彼といられる時間が増えただけでも幸せと思わなくては、損してしまう。
無理矢理にでも前向きに考えた。
泣けるのも、笑えるのも あと三日だけなのだから。
今日は彼と放課後に遊ぶ約束をしたので 悲しい思いをする暇もないくらい、彼と遊んでやるんだから。
放課後 近くのショッピングモールへ行きぶらぶらした後、イルミネーションが綺麗だと話題の公園へ連れていってもらった。
「綺麗…」
イルミネーションはとても綺麗で 見とれてしまった。
こんなデートらしいデートは久しぶりで、ドキドキしてしまう。
手をつないで 綺麗なものを見て 隣には彼がいる幸せを噛み締めた。
それでも時間は無情に過ぎていく。
高校生の外出時間はそんなに長くない。
離れたくない気持ちを抑えて、家路につく。
『そんなに俺といたかったか?(笑)』
彼が茶化しながら聞いてくる。
「そりゃ、彼氏といたいのは当たり前でしょ。」
私も負けじと素直に答える。割と頑固だった昔の私なら こんなことは言わないだろう。
『お前、素直になったな。また今度行こうぜ。時間は山ほどあるんだからよ。ほら、…その、結婚したらとか。』
…そこまで考えてくれていたんだ。
ごめんね、私もあなたと結婚したかったな。
「…そんなのまだまだ先でしょ。来年でもいつでもいいじゃん!大好きだよ、馬鹿!」
痛む胸を抑えて 無理矢理笑顔を作り、彼に思いっきり大好きを叫ぶ。
もう時間が残っていないことを隠して、精一杯の愛情を。
伝えきれないほどの愛を彼に。
「また、明日ね。」
-決断まであと二日-
あと二日もある、あと二日だけ。
ぐるぐると残りの時間が私にまとわりつく。
したいことが沢山あるのに、手をつけようとすると心が痛くなって 無駄に時間を過ごしてしまう。
授業も上の空で、もしテストを受けられるなら目も向けられない点数になるだろう。
死が寄り添うことによって、人間はこんなにも心がぐちゃぐちゃになるものなのだろうか。
学校の廊下をふらふら歩きながら考えていると、案の定壁にぶつかった。
身も心も痛くて 涙が滲むが、私はぐっと堪えた。
今この時を無駄に使いたくないという私の頭が、私を泣かせてはくれなかったのだ。
『お前…考え事はいいけど、ちゃんと前見ながらにしろよ。大丈夫か?』
…ほら、あなたはまた私が辛い時に現れる。
嬉しいのか悲しいのかわからなくなって、とっさに抱きつく。
何度も何度も答えを問う。
なぜあなたが死に選ばれたの?
…今日はネガティブ思考だな。
泣き叫びたい気持ちを抑えて、笑顔をつくる。
「大丈夫。」
上手く笑えてるだろうか?
彼を幸せにさせられているだろうか?
彼の世界に生き続けることが出来るだろうか?
今この瞬間を幸せにしたいだけの我が儘な行動。
『…ばーか。』
彼は一瞬悲しそうな顔をして、またいつもの笑顔に戻る。
そんな彼の些細な行動にも気づけないほど、私は盲目になっていた。
腕の傷はもう二つしか残っていなかった。
-決断まであと一日-
明日が来たら、私はもう私でいられない。
来世があるのなら また彼と会いたい。
また、好きになってくれるだろうか?
頭の中は彼のことばかりだったが、小さな頃を振り返ってみると 母と父の顔が浮かぶ。
…母と父には世話になったな。
普段は考えないことも、全てを思い返すと懐かしくなり ぐるぐると頭の中を巡回する。
今日は小さな親孝行ということで、ご飯を作っておこう。
母に教えてもらった私の家の味の煮物。
父に教えてもらった食べてもらえる幸せ。
全てが私の宝物だよ。ありがとう。
震える手で料理を作っていると、涙が溢れる。
これは、きっと玉ねぎのせいだよね。
ねぇ、私。今くらい泣かせて?
きっと明日は笑顔でいられるよう頑張るから。
母と父が私のご飯を美味しいと食べてくれ、全てを愛しく眺めながら過ごしているとすぐに夜になる。
明日は彼とデートだ。ちゃんと眠らないと。
悪いことは私の中で消して、深い闇へ落ちる。
腕の傷は消えかけていた。
-決断の日-
支度を整えて、彼に会いに行く。
さよならとありがとうを告げるために。
玄関を開けて外に出ると既に彼がいた。
迎えに来てくれたようだ。
愛しさが溢れ、すぐに抱きつく。
『おはよ。』
照れながら彼が挨拶してくる。
可愛いやつめ、大好きだよ。
タイムリミットは十七時だ。それまでにたくさん楽しまなきゃ。
崩れそうになる心を無理矢理笑わせて、歩き出す。
最高の日にしなきゃ。
午前中はいつものショッピングモールで買い物。
プリクラで変顔したり、洋服店で試着してみたり。
いつも通りなのに何かが違う。
楽しいのに、なんでだろうね?…
お昼にはファストフード店で気軽に馬鹿話したり、いつもとは少し違うメニューを選んだり。
…胸に引っかかるものは、既に心だけでは抑えきれなくなっていたことを 私はまだ知らない。
幸せな気分を味わうだけで幸せだった。
午後は少し遠出して海へ。
季節外れの海は人がいなく、二人だけの世界だった。
私達らしくないなーなんて思ったけど、やっぱりお別れは綺麗なほうがいい。
彼に変な風に疑われないか心配だったけど、彼もすんなりOKしてくれた。
今は何時だろう。
『夕日、綺麗だな。』
もうそんな時間、なのね。
もうすぐきっと私はいなくなる。
…死にたく、ない。
死にたくない死にたくない死にたくない…っ!!
私の中の黒い私は、今更になって生に執着し始めた。
決めたはずなのに。
彼には生きていて欲しい。
死にたくない。
彼のいない世界は死ぬより辛い。
死にたくない。
本当は__
『…なぁ』
混乱している私に彼は話しかける。
『今日、何の日か覚えてるか?…って、その反応じゃ覚えていないだろうな。』
今日は何か特別な日だったのだろうか。
そうなら、より運命とは残酷なものだ。
少し冷静さを取り戻した私は首を傾げる。
『…今日は俺達が付き合った日、だ…』
__ 本当はもっと一緒にいたかった。
私が彼の言葉を理解する瞬間。世界が闇に包まれる。
一瞬何が起きたかわからない私だったが、頭の中に響く声を聞いた途端、悪夢が蘇る。
《決断の時だ。》
きっとタイムオーバーだ。
決めなくてはならない。
彼の命か、
私の命か。
_今日は俺達が付き合った日、だ__
…そんなおめでたい日にごめんね。
私は、私は…
「私が彼の代わりになる。だから、だから彼に私の命を__ 」
私なりには力強く言ったつもりだ。
涙は溢れてないだろうか。
泣いてなんか、やるもんか。
目の前の黒いもやに向かって目を瞑りながら叫ぶと、謎の声は
《そうか、…予想外だな。》
これで終わりなんだな、と何故か冷静に判断し しばらく目を瞑っていたのだが、一向に意識は途切れない。
目を開けると黒いもやが彼の方へ近づいていくのが見えた。
理解ができなかった。
私は私が死ぬことを選んだはずだ。
なぜ彼の方に行くのだろうか。
なんで?ねぇ、なんでよ…っ。
《…もともとはお前達二人がこの世から消える予定だった。だが、そこにいる男が自分はどうなってもいいから、どうしても女だけは生かせと言うので
自分を捨ててまで生かそうとした女が自分を可愛がる様子を見せて絶望させようと思ったのだが…
お前達は違ったようだな。約束通り 女だけは生かしてやる。》
…そんなっ…最初から、彼は…っ。
嘘だと言ってよ…。
どんな心境で彼はこの一週間を過ごしていたのだろうか。
きっと私には想像もつかない辛い思いをして__
そんな、ダメだよ…彼が報われなさすぎる…っ
『ごめん、な。悩ませたりして。
…本当は知ってたんだ、俺達が死んでいること。
知らないふりをしてまでお前を悩ませたこと、謝る。』
謝られても、困るよ。
あなたがいない世界なんて…
『 でもお前には生きててほしかったんだ。…一週間だけでもお前といられる時間が増えてよかった。もう俺は生きていられないけど、幸せになれよ。ほら、いつもの笑顔を見せてくれよ。』
彼は歪な顔で微笑む。
…そうだ、彼の方が辛いのに。私が泣いていてはだめだ…。
歯を食いしばって私も無理矢理微笑む。
泣いているのか、笑っているのか、もうわからない。
でも、これが最後だから。
もし来世があるなら、
もし覚えていてくれるなら。
笑顔の私を記憶に刻みつけて。
彼が透けていく。
本当に終わりなんだ。
なら、最後に。
めいいっぱいのありがとうと愛情を込めて。
『「愛してる」』
闇が晴れた海。
星の光がキラキラと反射して輝く砂浜に
二つのリングがポトリと落ちた。
それはきっと残された彼女を崩すのには充分なものだったのだろう。
彼女はそれを大切に大切に抱きしめ、気を失った。
-決断から-
彼が亡くなったと報告受けてから数日。
早くも私は彼の部屋に来ている。
彼の両親が私を部屋に呼んだのだ。
よかったら彼の遺品を…ということで、遠慮なくあがってしまっている。
…まだ胸は苦しい。張り裂けそうに痛い。
でも、向き合わなくてはならないから。彼に最後のお別れを告げるためにここに来た。
ぐるりと部屋を見回すと、手紙のようなものが机に置かれていた。
宛先を見ると…私宛てらしい。
ドクン…っと胸が高鳴った。
また愛しさが溢れる。彼はどこまで私を悲しめるのだろうか…。
と一人で苦笑しながら泣かないように手紙を開いた。
[××へ
手紙にするのは小っ恥ずかしいけど、携帯メールで送るのも変かなと思い、こういう手段にしました。
ペアリング、ちゃんと渡せてるかわからないけど… 大切にしてくれると嬉しい。
最後の一週間はお前が素直で驚いた。
俺は死ぬってわかってたけど、できれば離れたくなかったな。
…出会ってからずっとお前がいるから毎日楽しめた。
こういうこと、面と向かって言えなくてごめんな。お前がもし、自分を選んだらって夜も眠れなかったけど…。
お前はお前が生きることを選んでも。
きっとそれでも 俺はお前を愛してたよ。
なんかごちゃごちゃ書いちゃったな。
結局伝えたいことは幸せな毎日をありがとうってことだ。
お前がもっと幸せに過ごせるよう祈ってる。
愛してるよ。
××より]
…あれ?おかしいな。
泣かないようにしてたのに、また溢れてきた。
止まらない、止められない。
だって、こんなこと書かれたら…ねえ。
私もあなたと出会えて幸せだったよ。
でももう、前を向かなきゃ。
彼もそれを願っているはずだから。
きっとこの先ずっと忘れないこの出来事を胸に。
私は彼にさよならを告げた。
-もっと幸せな日々を-
どこからか幸せそうな彼女を見ている黒い影は
心底呆れた声で愚痴を吐いた。
《絶望した魂が二つも手に入ると思ったのに…本当人間ってわからない。》
彼は呆れた顔をしていたが、唇には笑みを浮かべていたことを、誰も 当の本人も知る由もない。
最後に笑っていた影は謎ですね…。
どうやら私は謎を残したエンドが好きみたいですね!
そこは閲覧者様の解釈も入れていただけると更に面白くなると思います!
ふわふわしたエンドが苦手な方はすみません。
今度こそ きちっとしたエンドにたどり着けるよう、方針と雰囲気を少し変えてみたいと思います!(変わるかはわかりません。
長くなりましたが ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
アドバイスや、感想をいただけると幸いです。
更に上を目指して頑張っていきたいと思います!
それでは、次回作でお会い出来ることを祈っています(´∀`)