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お姉さんがやって来た  作者: 中華
29/32

ベランダにいたら…

2Fの廊下の奥にベランダがあって、運動場に入れないときは、

ベランダから大会メンバーがサッカー練習するのを見ていた。

男の子たち全員がサッカーをする訳ではないので、

半数は部屋に残って各々の時間を過ごしている。

ベランダにいると、ベランダにはドアがついているのと、

練習を見ている時は私一人でいるので(彼らは練習を見るのに興味が無いので)

彼らとのお喋りは中止である。

練習を見ているとガチャッと後ろの扉が開いた音がした。

振り返ると隼夜(じゅんや)君が顔を覗かせていたので笑いかけた。

「どうしたの〜?」

「ううん、何でもない。」

扉が閉まる。

しばらく練習を見ているとまたガチャッと音がして後ろの扉が開いた。

後ろを向くと、今度は(よう)君だった。また笑いかける。

「どうしたの?」

「何でもない。」

「もしかして、ベランダ使う?」

「ううん、使わない。」

扉が閉まる。

また練習を見ていると、今度も後ろの扉が開いた。冴樹(さえき)君だった。

「何でそこにいるの?」

「サッカーの練習見てるんだよ」

「ふ〜ん」

「ベランダ使う?」

「使わねー」

「そっか、私寒いからそろそろ中入るわ、皆のとこお邪魔するね」

「うわっまた来るの?」

「いいじゃーん。こうして寒さに耐えといて、

皆の部屋の温かさを実感するのがいいんだよ。」

私の姿が見えないなら見えないで、一応気にはなるらしい。それが嬉しかった。

〜ブログ公開時代のコメント〜


ダメだ・・・

可愛すぎるよ、子どもたちが・・・。


>私の姿が見えないなら見えないで、一応気にはなるらしい。それが嬉しかった。

ってとこ、もうお姉さんも確信犯だね!!笑

[ 2005/11/22 21:53 ] みよし



可愛いんだよう・・・


>ってとこ、もうお姉さんも確信犯だね!!笑


ふふふ…特に用が無いのに、

3回も続くとは、もはや偶然ではあるまい(笑)

[ 2005/11/22 23:42 ] 中華

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