表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

十二の詩《うた》

十二の詩《うた》  第四回

作者: 木野瀬水道

 十二のうた  第四回


 ① 朝日に映えるイチジク、それを貪る。


 ② 東京の夜明けにみえる、焦燥と安堵。


 ③ フライパンで踊る奇妙なきのこ。


 ④ 車と椅子の正面衝突。


 ⑤ 牛乳とパンそれとベーコンエッグ、朝の定番でももう夜。


 ⑥ 棺おけに入る体に別れを告げる、天国か地獄。


 ⑦ 無事に学校を卒業でも先行き不安。


 ⑧ 大手企業の倒産、寒い冬。


 ⑨ 扇風機と洗濯機のセッション、踊りだす。


 ⑩ 有名ブランドの偽者を持ち歩く、軽い罪悪感。


 ⑪ 亀とめだかの徒競走。


 ⑫ 夕闇に映る青白き光、その肢体に反射する月光。


  平成二十四年一月十八日  記す


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 日常と非日常 [気になる点] 7行目が
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ