こういう先輩ってヤだよね。
学校の校門に到着した4人。すると回りがざわつき始めた。
理由は簡単。叡凜姫こと如月唯奈が来たこと、そして1人の男子生徒が唯奈に近ずいて来たからだ。校章の色からして3年生だろう。しかも学園の女子生徒人気がトップレベルの先輩だ。すると周りの生徒がざわつき始める。よく聞いてみると
「おお〜。ついにあの先輩来たか〜。名前知らないけど。さてあの先輩を如月さんはどうするんだろうな」
「それな。玉砕されるのか否か」
「うわっ! 如月さんじゃん! 今日はついてるな。目の保養になりました!」
などなどたくさんの声が聞こえて来た。
3年の男子が唯奈に近づいてきた。そして言った。
「ねぇ。如月ちゃん、僕と付き合ってちょうだい」
先輩の言葉に対して唯奈が言った。
「嬉しいです先輩! ですが、私には心に決めた人がいるので先輩と恋人関係になることは出来ません。お気持ちだけ受け取って起きますね」
この発言に周りはさらにざわついた。
「おいおい、あの先輩すら振るってどんだけその心に決めた人てのはスペック高いんだよ」
「それな。逆にあの家入ってヤツ幼馴染ってだけで如月さんと一緒にいるんだろ。ずるいよなー」
などなど色んなことを言っていた。
この時、葵は
(ん? 今あいつ好きな人がいるって言ったよな? え? 俺それ初耳なんだけどー!? いや!待て待て待て、あいつの事だ。先輩を遠ざけるための嘘に決まって……るよな?)
そんな葵の葛藤もいざ知らず。唯奈と蒼空、萌咲の3人は先輩の横をスルッと通り抜け、その後ろをゆっくり通る。その時、先輩が葵の肩に手を乗せ、威嚇する様に睨んで言った。
「おいテメェ、あんまり調子乗んじゃねぇよ。良いか、如月さんは幼馴染だからお前に構っているんだからな、幼馴染じゃなけりゃあテメェなんか如月さんに見向きもされないからな」
「は、はぁ」
ビビりながら葵が言った。
すると玄関から唯奈の声が聞こえてきた。
「葵くん、何を話してるの? 早く行きましょう」
「あー、わかった」
葵が返す。そして、先輩から逃げるように足早に玄関へ行った。
葵が教室へ入り、席に座りため息をつく。
「はぁぁぁぁ。疲れた。」
どうもみなさん!
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
あさりんごです!
前回の最後、月1投稿をしますと言ったものの、プライベートが忙しくてストックもかけず、約3ヶ月が経ったのですが……本っっっっっ当にごめんなさい!
前回のは1回、壁かどっかに頭をぶつけて忘れてもらって、月1は今後も難しいと思うので、2ヶ月~3ヶ月に1回投稿にさせてもらいます!
無論その間はストックをできる限り書かせていただきます。なので3話以降も楽しみにして待っててください!
さて、話しは変わりまして、前回第1話を投稿した後にTwitterを開設したので、是非フォローお願いします!
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@aoyui_0215
ではでは、次回3話でお会いしましょう!