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13 過去(後編)
「………。」
耳元でカナカナカナという音がして目が覚める。
夏の夕方の風物詩、ひぐらしだ。
「……寝てたのか。」
我ながらよくこんなアンバランスなところで眠れるものだ。
一歩間違えれば真っ逆さまだ。
気が付いたら地面の上で血を流しながら寝てるなんて嫌なものだ。
体を上げると頭に鋭い痛みが走った。
久しぶりに昼寝をしたのでそのせいだろう。
「昼寝か……あの頃はいつもしてたのに。」
夢の中の自分を思い出す。
アレは、かつてあった自分だ。
まだ、ボクが人々の歴史の中で生きていたときのことだ。
今とは違って
「ふぁわ~。夢とか久しぶりに見たな~。」
嫌な思い出。
生涯で一度の死の記憶。
それでも。
「たまには思い出すのも悪くないかな…。兄さん達、今頃どこにいるんだろう。」
やっぱり……
やっぱりいいな~
人間って
誰のことも恨まずに、自分のことを心から憎んで死んだから、人間にもどりたいとはおもわないけど……
こうして、人間を見ているのはいつになっても楽しい。
そして、
「さて、神様は神様らしく、たまには仕事しなくちゃね!」
***
こんにちは。まりりあです。
過去編は全三遍でしたが、以外と内容軽いのかな……と思ってもう少しこだわれば!!と思いました。
まあ、書き足し等も考えておきます。
さて、誤字脱字ありましたら教えてください。
それでは、またの機会に




