長い長い夜編 再会を喜べるって素晴らしいな
俺さ、みんなの事大好きやわ。
ほんまにめちゃくちゃ好きや!
ーーーーーー 横山 翔陽 ーーーーーーー
バサバサバサ!
やばい海晴が恐竜に連れ去られた!!
「海晴ーーーーーー!!!」
三人同時に恐竜を追いかけ走り出した!
白狼のビアは恐竜に捕まれた時に爪が刺さってたのか苦しそうに蹲り走り出せない。
「ビア!?」
仮面の女のニケは走るのをう止めてビアに駆け寄った。
海晴を追い駆けるのは俺と小春だけ。
小春は脚を引きずり走り辛そうにしてる。
きっと脚を浸食する闇のせいだろう。。
俺は小春を気遣って思いっきり海晴を追いかけることが出来てない。
「翔陽君先に行って!海晴君達を助けて!」
そんな俺を見て小春が翔陽の背中を押す。
「でも。。」
「大丈夫!!私は後で追いつけるから!!」
強い表情をする小春。
「わかった!海晴を助けてくる!!」
俺は思いっきり走り出す!
走りながら恐竜をギラリと睨みつける!
すると途端に恐竜が踵を返した!
海の方向へと向かい始めた恐竜!
くそどこかへ飛んでいってしまう、急いで海晴を助けないと!
でも、俺であの飛ぶ恐竜に走って追いつけるのか??
いや、ただ走るだけじゃ追いつける気がしない、何か方法を考えないと。
そういえば海岸でヴェルさんが連れて行かれた時に海晴はあの飛んでる恐竜に追いついてたな。
どうやって光波山に向かって飛んでいく恐竜に追いついたんだ?
光の珠でピカピカ光らせてたのは覚えてるんだけどな。
あ。
さっきもやってたあれか。。
光を蹴るあの方法か!
海晴は爆ぜる光の珠を蹴って推進力に進んでいた。。
俺もそれをできれば。
恐竜を追いかけながらまだ治りきらずに軋む右手と、左手の上に火の珠を創り出した。
その珠を地面に置く、そこに両足を乗せて!
火の珠を爆発させる!
俺は両足を火の珠の上に乗せた。
よ、よし。。
爆発。。
させるぞ。。
すげーー怖い!
怖すぎるって!
これって地雷みたいなものだろ?
マジで怖いんだけど。。
あ、でも!俺はビーチで闇の男との戦いの最中に一回だけ俺は咄嗟にやってた!
火の珠を爆発させても俺の手は何とも無いしな、だから大丈夫だろ!!
あの時は体はなんともなかった!!
できる!
いけ!!
俺は心を決めて火の珠を爆発させる!
ッドッカーーーン!!
足に凄い衝撃がきた!
ビュウァア!!!
ものすごい勢いで身体が吹き飛ばされていく!!
爆発を受けた脚はジーンとするけど大丈夫そうだな!
にしてもこれ空を飛んでるとかそんな優雅な物じゃない!!
ものすごい勢いで吹き飛ばされてるだけだ。。
操作も不能だしな。。
でもただ速い!!
恐竜を追いかける事が出来てる!
なんとか体勢を。。
体勢を整えようと暴れていたら吹き飛ばされる勢いが落ちてきた。。
まだ恐竜に追いついてないだろ!
もう一回!!
俺は手に火の珠を作る!
火の珠を足元にに持っていき、足を縮め火の珠に足をかける。
ドカン!!
爆ぜる火の珠!
「うっっわ!!!!」
方向が違う!
左下に向かって爆発の勢いで俺は飛ばされてしまった!!
ドン!!
「がは!」
俺は地面に叩きつけられてしまう!
ゴロゴロゴロ。。
「クッソ!!」
恐竜は。どこだ。??
俺は恐竜を慌てて探す。
恐竜はすぐ側の上空を飛んでる、かなり追いついている!
もう一発で追いつけるぞ!!
「ハァアアーーーーーーーー!!」
俺は両手に大きな火の珠を創り出す!!
一気に追いついてやる!
大きな火の珠を地面に置いて両足で踏みつける!!
「海晴!!待ってろ!!」
ドガァーーン!!!
爆発する火の珠!!
さっきより全然速い!マジで凄い勢いだ!!!
これなら絶対追いつくことが出来る!!
ギューーーーーーン!!!
恐竜に迫る!!
ビュン!!
「あ!」
勢いをつけすぎて恐竜を追い抜いてしまった!!!
俺は体を広げ空気抵抗を受ける様にし、恐竜の前で止まった!!!!
「海晴!!」
俺に向かってくる恐竜!
きっと見向きもせずに通り過ぎる気だろう!
そうはさないぜ!!
海晴を絶対奪い返してやる!!
でも、どうしたら?
闇に覆われてる恐竜。
その闇に触れたら闇に侵食されてしまう、恐竜に触ることが出来ないよな。。
触れない、どうやって止めたら。。
氷を飛ばせる小春か光で闇を抑制出来る海晴がいないと。。。
っくっそ。。。
俺だけの力じゃ。。
ん?恐竜の足に光ってる物が見えた。
あれは海晴!?
光の珠を創り出してる?
光の珠で恐竜の闇の蛇に触れられるのを防いでるのか?
ッパ!
する突然恐竜の脚の中が光った!
光の珠のおかげで恐竜の掴んでる足が開いた、恐竜の足から海晴とヴェルさんがズルリと零れ落ちた。
海晴は片手でヴェルさんを抱きながら落下している。
ッパ!
海晴は落下の最中もう一度光の珠を創りッパっと光らせた!
ギャウ!!
恐竜をさらに照らす光!
その光を受けた恐竜の足に下腹部、翼の内側の闇が晴れる。
前の戦いで海晴の開けた翼の大穴から風が取り抜け、翼の下部に纏われていた闇の蛇達は光に飲まれて消えていった。
グラリと恐竜はバランスを崩し少し下降する。
俺も海晴もヴェルさんも恐竜も皆んな上空から落ちてる。
闇の蛇たちが恐竜の体内から這いずり出し生身の体が出てきてしまった場所をウゾウゾと覆い隠していく。
翼の大穴は一番に蛇達によって埋められた。
埋められた瞬間、また恐竜は羽ばたきを始め落ちずに宙で止まった。
恐竜も海晴の光の珠の攻撃に馴れてしまってる!
改めて体勢を立て直す恐竜。
俺は両手に火の珠を浮かべた。
今俺はどうするべきなんだ?
海晴を助けた方が良いのか?
それとも海晴が光で出した、まだ見える恐竜の腹部を攻撃する方が良いのか。。
海晴がチラッとこっちを見た、俺を見て笑った!
海晴が光の珠を落ちながらも恐竜の闇を晴らしてくれたんだ!
わかった!
さっきの行動は俺に攻撃しろって言ってるんだな!
海晴。。。
お前はこのままで大丈夫だよな?
恐竜はまかせろ!!!
片手の下に向け火の珠を爆発させる!
ボッン!!!
俺は爆発の勢いで宙に吹き飛ばされる!
今度はちゃんと恐竜の方へ、狙った方向へと飛んでいっている!
「痛って!!」
一度骨を折れて仮面の女のニケに治してもらったんだけど、今俺は完全に治りきっていない右手で火の珠を爆発させた、怪我してた手で上空に吹き飛ばされたものだからまた右手が。。
くそ。
そんなことはまぁいい!!
恐竜を睨みつける!
その視野に飛び込んできたのは、小春と仮面の女のニケがつけた恐竜の胸の深い傷口!
「翔陽君ここ!」
「おい!ここを狙え!!傷の中だ!!」
小春とニケがそう叫んでいるように見えた!
分かった!その傷の中から爆発さてやる!
外で爆発させるより、中から爆発させた方が絶対効果的だろ!!
「うぉぉぉぉおお!!」
俺は左手の火の珠を突撃しながら大きくしていく!
恐竜は俺のスピードに反応できてない!
いける!!!
ズボン!!
俺は火の珠ごと恐竜の胸の傷へと突っ込こんだ!!
「よし!!」
恐竜は俺を振り払おうと翼を羽ばたかせ高速で飛び始めた!
下降して行ってる?
やばいな!
俺は恐竜の腹を蹴って飛び離れる!!
離れると地面を確認する!
下には光の珠を使って着地し終わってる海晴がヴェルさんを抱き抱えながら見上げている。
よし恐竜から離れた!
いくぞ!!
ッボォオオオォォッッッン!!!!
恐竜の体内で爆発したの火の珠!
鈍い大きな音あげる!
ブアハッァァァァ!!
体から爆発しその勢いは口から放出され、俺の創り出した火の珠の炎を吐き出す恐竜。
力が抜け恐竜が落下し始める。。。
空の雲に朝焼けが映っている。
その淡い赤に染まる空から、地面に落ちていく恐竜。
恐竜の下では海晴と小春が見上げていた。
海晴と小春が恐竜と俺を追いかけて走ってる!
ドン!!!!
恐竜は頭から地面に落ちた。。
ズザザザザザ、、ゴロゴロゴロ。。。
激しく地面に叩きつけられ滑り転がる恐竜。
ゴロゴ、ロ。。。
恐竜は崖に落ちる手前ギリギリで止まった。。
恐竜はピクリとも動かない。。
俺も着地しないと!
ッボン!!
両手にとても小さな火の珠創り、地面につくギリギリ直前で小さな火の珠を爆発させ、落下の勢いを殺す!
でも勢いを殺しきれてない!
ザザザザザザ!
ギリギリ足で着地、地面の上を滑る、くそ!速すぎる!
ッガ!
「うわ!」
石に足を引っ掛けてしまい俺の体は宙を舞った。
やばい崖がある!落ちる!?
ドカ!
え?
俺は柔らかい何かに打つかった!
「た、助かった、、、」
俺は後ろを振り返った。
そこには仮面の女のニケが俺を崖側で受け止めてくれていた。
「あ、すまない。。」
「大丈夫か?お前も凄い奴だな!」
仮面の女のニケに褒められて俺は少しだけ心が躍った。
ッザッザッザッザ!
「大丈夫か?翔陽??」
海晴と小春が駆け寄ってきた。
「海晴大丈夫か?ヴェルさんも」
「めちゃくちゃ凄かったな!!あの爆発!!俺もヴェルも大丈夫や」
ニコッと笑って拳を突き出す海晴。
俺も拳を合わせる。
「ニケ?だよな?止めてくれてありがとな」
「あれぐらいは軽いものだ。それよりお前達傷は大丈夫なのか?かなり血が出てるぞ」
俺達の心配をしてくれている。
「ああ。大丈夫さ!少し痛いぐらいでなんともない。」
「ならば良いのだけど」
白狼のビアもヨタヨタとこっちへ歩いてくる。
せっかくの美しい毛並みが血や泥で汚れてボロボロだ。
ニケが白狼に駆けよる、顔を白狼の首に埋めて「大丈夫?」と本気で心配している。
「大丈夫か?」
俺は海晴の心配をする。
海晴の脇腹から血が流れている。。
ズボンがどんどん血に染まっていく。
「ってかお前!その血、大丈夫なのかよ。。」
「ああ!大丈夫!思ったより深くないと思う!」
そう言うとスッスッとスクワットをしてみせる海晴。。
ハァー。。。
心の底からため息が漏れる。。
「本当によかったよ。。」
俺は目頭が熱くなったのを感じて海晴をヴェルさんごと抱きしめた
「ごめんな。。」
「すげー探したんだからな。。」
ガバッと小春も俺達に抱きついてきた。
「私もすっごく心配したんですからね!」
小春の目にも涙が溢れているそして俺達を三人を力の限り抱きしめていた。
「ごめん。。。」
皆んなで再会を喜び抱きしめ合う。
。。。。
海晴も相当疲れたんだろう元気がない。
「でも本当に良かった。。みんな生きてる。。」
「あとはヴェルの闇をなんとか払わないと。。」
「そうだな!絶対ヴェルさんを死なせたりしない!俺達の日常はヴェルさんいなかったら成り立たないもんな!」
「そうですよ。ヴェルちゃん、絶対絶対助けなきゃ。。」
少し離れた所で息絶えている恐竜、その側でニケとビアが佇み話している。
「こんな蜥蜴、本当に見たことないな。。どこで生まれてどうやって育ったんだろうね。。」
「私たちの世界じゃ無いことは確かだ。。」
俺達も歩いてニケとビアの所へと向かう。
みんな足を引き摺ったり腕を垂れ下げていたり、満身創痍だ。
もう戦ったりできないねーよ。。
早く休みたい。
全治何ヶ月なんだよこれ。畜生。。
あぁもう今までで一番疲れた。。
もう戦う必要はないだろ。
あのニケとビアは敵じゃないって分かる。。
敵意を全く感じない、なんとなくだけどさ。
俺達四人はニケとビアに並ぶ、そして恐竜を眺める。。
「勝ったんだな。。」
海晴が力のない声で話す。
「お前たちこの生き物知っているのか?」
「こんな動物知らないですよ。昔も今も見たことないです。」
ニケの問いに答える小春。
「そうなのか。。じゃあこの蜥蜴は何処から。。?」
「俺は見たことあるよ。昔の図鑑とかゲームの中で、こいつは多分すっごい過去から来たんだと思う。人間が生まれる前の時代から。こいつが今の時代にいるなんてあり得ない。」
「過去だと?図鑑やゲームと言う物は分からんが、そんな奴がどうやってここに来たって言うんだい?」
ビアは納得できていない。
「俺もそこまでは分からへんけど。。って言うか!この世界じゃビアみたいに話す犬なんていんし!こんな体の大きさもこんなに大きいのも奇怪しいし!」
「おい海晴!!我を犬とはなんだ???!!!!私は神の使い白狼のビアだぞ!神の使いに対して!!犬とは!!」
「ビア。落ち着いて。」
ニケがビアを撫でた。
「きっと私たちの様に迷い込んだんだ。あの大きな蜥蜴も。ビア。それより帰ろう。もう陽が出てしまう。。」
「ああ。。そうだね。。」
「俺もヴェルと一緒に行く。ヴェルも治せるんだろ?」
「ああ。。」
「で。何処からこの世界に来たん?ここら辺からなんやろ??」
「そこの崖から下を覗いてみろ見たらわかるさ。」
俺達は崖の方へと歩いた。
「海晴?一緒に行くってどう言うことだ?」
歩きながら俺は聞いた。
「あ、ごめん!さっきちょっと話したんやけど、翔陽には話してなかったよな。このさ、ニケとビアの世界に行けばこのヴェルの状態も治せるんやって、やから俺たち一回あっちの世界に行って行ってヴェルを治してもらって、それから帰ってくるわ、それにヴェルがいないとニケとビアも元の世界に帰れへんらしいからさ」
「マジか、、」
「海晴君、、」
「しかも楽しそうやん!別の世界見にいくなんて今後絶対できなひんやろ!」
「ああ我らの世界はとても良い所だぞ」
「ほらな!ビアも言ってるし!」
「そうか、じゃあ俺も行くよ!!」
「私も行きます!このままじゃ終われないです!」
「本当に小春の言うとおり!このままじゃ終われねーよ」
「ありがとう!ヴェルを絶対助けような!」
ふぅーーーー。
崖の側へとたどり着くと、ため息と共にガクッと海晴が首を落とした。
「ほんまに良かったわ。。みんな無事生きてる。俺めっちゃ心配してん。ヴェルも翔陽も小春ちゃんもさ。一人でも居なくなるなんて考えられへんし!ずっとみんなで楽しく生きて行きたいって思ってたから!ほんまによかった。。」
みんな海晴を眺めてる。
海晴の瞳には何を思ってか涙が溢れてとめど無くこぼれ落ちていた。
おい、やめろって。。
俺の目からもまた涙がボロボロとこぼれ落ちた。。
「ほんと、に、よかったです、、、」
小春も泣いている。。
「よかった、、」
俺達は再会の喜びに涙が止められなかった。。
。。。。。
涙で霞む視野の向こうに俺は美しい景色があることに俺は気づいた。
海晴も小春もその景色を見ていた。
崖の上に立つ俺達の前には大きな海がって、水平線を境に空が広がってる。
朝焼けを迎えようとする空は少し色付いて。
闇を消し去っていくかの様に夜の暗闇を照らし始めてた。
まるで今日一日の真っ暗な出来事の終わりを告げているみたいだ。
海も空に呼応して色づき始めてる。
自然の創り出す芸術が今の俺の心に刺さって感動的な景色に心を奪われた。
「この綺麗な世界を守りたい、この地球にいるみんなを、俺は幸せにしたいねん」
海晴はぽつりと呟いた。
「ああ、やろう、俺達にはそれができる運命が巡ってるらしいからな。」
「私も、みんなが幸せでいれたらなって思います。。」
「俺がいなくっても、頼んだで、ヴェルも。。」
「なに言ってんだよ!お前はいなくならねーよ!馬鹿なこと言うなって」
「そうですよ!一緒にこの世界のバランスを治すんですから!」
「ははは!そうやんな!なんか俺弱気になってたわ!」
海晴は、はーーーっと息を吐きながらまだ朝日の届かない空のてっぺんを見上げた。
「俺さ、みんなの事大好きやわ、ほんまにめちゃくちゃ好きや!」
「海晴君。。」
「海晴、お前さ!そんなの俺達も同じに決まってるだろ!」
俺達はもう一度抱き合った。
「海晴、いい仲間を持ってるんだな」
少し羨ましそうなニケがぽつりと呟いた。
「ニケ何言ってるんよ!?俺!ニケとビアの事も大好きや!色々あったけど俺は二人の事が他人とは思われへん!」
「な、何言ってるんだお前。。」
っぼっとニケの頬が赤くなった。
「わっはっはっは!海晴お主は良いのう!あたしもあんたの事気に入ったよ!」
「お!ビア!サンキューな!」
「ぬぐ、、」
急に海晴が膝から崩れ落ちた。
両手を前について呼吸が急に乱れた。
「海晴??大丈夫か???」
「海晴君!?」
海晴は手をついたままつぶやいた。
「ニケ、下見たら帰る場所分かるんだよな?」
崖の下の海を眺める海晴。
「なんだあれ。。」
海晴が言葉を漏らした。
「どうなってるんだ?」
俺も思わず声を漏らした。
まだ陽が登ってない薄明るい朝焼けの景色の中、海岸には大きな波が打ち付けられてる、でもそこまではいつもと変わらない波。
しかし、その打ち付ける波の様子が奇怪しい。。
いつも白いはずの白波が何故か白くない。
なんか青い?
光ってる。
波が、青く光ってる。。
え?
なんで、どういうことだ?
「我らはあの波の中から我らは来たのだ、あの中に行けば帰れるのだ。やっと波が光った。やはりそのヴェル とやらが鍵なのだ。」
「ビア。帰ろう。。テスが待ってる。。」
ニケがビアの首を撫でる。
青く光る波が打ち寄せる崖の下の真っ白なビーチ。
不思議な光景だ。
「マジか?なんで。。」
「凄い。あんな波見たことない。。」
小春も驚いてる。
「お主ら行くぞ!陽がが昇ってしまえばその女は消えてしまうぞ」
「ああ。そうだ。。はや、、!!!」
ッドン!!!
「な!!??」
物凄い衝撃を体を襲った!!
クックックッ!
響く笑い声。
「きっしょ。。あいつら勝ったと決めつけとったわ。まだやろ。首を落として四肢をもぐまで徹底的にやらんと命をかける戦いに勝ったなんて思ったらあかんわ」
崖の上から背の高い男が覗く。
ニケ、ビア、海晴、ヴェルさん、小春も。。俺も含めて全員崖に放り出された!
いやその放り出された中に恐竜もいた。
恐竜が翼を広げて俺たち全員にぶつかって来たんだ!
俺達は恐竜に打つかられて崖から落ちた!
恐竜を見るとまだ目に赤い瞳の炎が灯っている。
バサッ!
羽ばたく恐竜、恐竜は崖の先で落下せずホバリングする。
空に浮く恐竜。。
あいつ、、、死んでたはずなのに。。
なんで生きて動いてるだよ。。




