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こんなにも世界は素晴らしい!  作者: R0ssi
第一章 崩壊と運命
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長い長い夜編 心の声って素晴らしいっちゃ




 うちが地球に来てからずっと感じてた物。


 今日朝の学校での出来事からうちはその光は何でか強く感じてた。


 だから分かるっちゃ。


 あの光はダーリンだっちゃ。






 ーーーーーー リム・ラ・ヴェル ーーーーーー



 信じいられないくらい綺麗な雲の上の世界。

 空も雲もぜーーーんぶ、赤とオレンジで。

 ダーリンが側にいて。

 学校も楽しいしクラスメイトも大好きだし。

 この地球が大好きだっちゃ。。

 ずっとこの時間が続いたら良いのになぁ。。

 うん。

 この世界を守ってこの幸せな時間が終わらない様にしなくっちゃ。

 

 あぁ、夕陽が沈んでいくっちゃ。。


 どんどん夕陽は小さくなっていく。


 なんか暗くなるのが早いっちゃ。。

 奇怪おかしなほどに暗くなるのは早い。

 夕陽が沈んでいくにつれて目の前が暗くなっていく。

 こんなに夜が来るのって早かったっけ。。。?



 夕陽がなくなる、ちゃ、、



 ドップン。。


 夕陽が落ちた。


 その途端、視野の左側が突然見えなくなったちゃ。


 なんだっちゃこれ、、?

 目の中に水が有るみたいだっちゃ。。

 黒い水があるみたい。

 左目が冷たい。。


 ゴシゴシと目を擦っても目の中の黒い水は消えない。。

 それどころかだんだんと黒い水の量が増えてる。。


 ダ。リ。ン。。


 あれ。。


 おかしい、周りも見づらいし声も出しづらいっちゃ。。。


 身体がどんどん重くなっていく、ちゃ。。


 目の中の闇の様な黒い水がタプンタプンしてるのが分かる。


「ダーリン。。」


「ヴェルありがとう。。。あのな。。」

 ダーリンがうちに何か伝えようとしてくれてる。


 でも。


 今。

 うち、何かおかしいっちゃ。。

 目の中がどんどん闇の様な黒い水で満たされていく。。


「ダーリン。。」


「実はさ。。」


「ダーリン!」


「ヴェルちょっと。。」


「ダーーリン!!!」

 こっち見て欲しいっちゃ!

 動かない腕を無理やり動かしダーリンの腕を引っ張った。。


 ダーリンが夕焼け空から目を離しうちを見てくれた。

 ねぇ、ダーリンうちは今一体、どうなっってるんだっちゃ、、?


「ヴェル何。それ。。?」

 気づいてくれたっちゃ。


「左目がおかしいっちゃ。。。」


 ドップン。。

 また闇の様な黒い水が増えた。

 もう左側がほとんど見えない。

 

「これはどうしたら。。」

 ダーリンも困惑してる。

「ダーリン。体がおかしいっちゃ。」

 

 プチン。


 目の中で何かが割れた音がした。

 まるで水風船が割れたかの様な。。

 目から涙が流れる様に闇が。。

 こぼれ落ちた落ちた。


 頬が一線黒く闇に染まるのが冷たさで分かった。

 氷水よりも冷たい液体が頬を伝う。

 闇の涙がさらにもう一粒。

 うちの頬がさらに闇 に染まっていく。

 その冷たさは無くならず流れた涙の跡からドンドン冷たさを広げ侵食ていく。

 おかしいっちゃ。


 ダメ。

 この涙は絶対にダメだっちゃ。。


 ポロ。

 さらに闇の涙が一粒。

 ドップン。。。

 ポロポロポロポロ。

 流したくないのに涙が止まらないちゃ。

 うちの体の何処からこの闇の様な黒い水が出て来るのか分からない。。

 なんで?

 もしかしたら、今日の朝のあのパーカーの人の影響?

 あの人も顔が真っ黒だったけど。。

 こういう事だっちゃ??


 。。。


 という事は。


 うちもあの人の様に闇の霧となって消えてしまうちゃ?


 顔の左側がどんどん冷たくなって闇に染まって行く。

 その冷たさは体の奥へ奥へと侵食して、体自体を闇に侵されていくのを感じる。


「ヴェル。。」

 ダーリンが心配してくれてる。


「ダ。。。リ。。ン」

 ダメだっちゃ、闇が広がるにつれて体に力が入らなくなる、ちゃ。。

 グラ。


 あ。


 もう座り続けることもできないっちゃ。。


 ボフ。。。


「ヴェルー!!!!」


 ヒューーーーー!!!!!!


 やばいっちゃ、真っ赤な雲な中うち、今落ちてる。

 落ちた瞬間ダーリンの声が聞こえた。

 ごめんちゃ、ダーリン。。。

 応えられない、っちゃ。


 もっと雲を固めるスプレーいっぱい撒いといたら良かっちゃ。。


 ドプン。


 あ。。


 右目にも闇の水が溢れてきたっちゃ。。


 どんどん目の前が闇に染まって行く。。


 どうしたら。



 。。。。



 もう真っ黒で何も見えなくなってしまった。。

 暗い。。

 肌に当たる風の感覚でうちは今落下しているのは分かるちゃ。


 飛ばないと。。

 落ちてるのを止めないと。。


 え、、い。。


 あ。。


 あ、れ??


 飛べないっちゃ。。


 浮けない。。


 いつもは簡単に、無意識に飛べたのに。。


 なんで。。?


 ダーリン。。


 助けて。。


 キラッ


 上空に一点光る物がある。。。


 暖かい光。


 あれは。


 うちが地球に来てからずっと感じてた物。


 今日朝の学校での出来事からうちはその光は何でか強く感じてた。


 だから分かるっちゃ。


 あの光はダーリンだっちゃ。


 その暖かい光がうちを追いかけてきてる。。

 ダーリンも落ちてるって事だっちゃ。。

 ダーリンありがとう。。

 でも、どうやってこの落下している状況を。。

 本当はうちが抱えて降りるはずだったのに。。

 このままじゃ二人共地面に叩きつけられて。。


 とにかく。。


 飛んでダーリンを抱えて降りないと。。

 頑張らないと。。

 力の入らない体にで力を振り絞って。。


 え。いい。。


 フゥ。。ワ。。


 なんでだっちゃ、、浮け、ないっちゃ。。


 でも一瞬スピードは落ちた。。っちゃ。。


 上を見ると。

 凄い勢いで光が迫ってきてる。


 ヒュン!


 あ、、


 光が少し横を通り過ぎて行ってしまった。。


 ダーリン。


 何で?


 雲の中でうちを見失ってたっちゃ。。?


 どんどん光が先行して離れて行く。


 ボフン。


 あ、今の感覚、きっと雲を抜けたっちゃ。。。


 でもダーリンの光は先に行ってしまってるちゃ。


 寒くなってきた。。


 あの光。。。


 ダーリンの暖かい光が欲しいっちゃ。


 あ、今のうちの言葉、あの黒いフードを被ってた人も言ってたちゃ。


 光をよこせって。


 きっとこういう事だっちゃ。


 あのダーリンの光があればうちの闇も払える気がするし。。



 ヒュゥーーーーーー!!!



 あぁ、どんどん落ちて行く。

 ダーリンとの距離がまた少し離れたっちゃ。。

 

 ダーリンに伝えたい。

 ウチはここだって。

 ここにいるって。。

 どうやったら。


 。。。


 そういえば。

 あの黒い人が来た時。

 ダーリンの頭の中に声がしたって。

 大きな声がして頭が痛いって言ってたっちゃ。

 うちも少し。小さい声だけど聞こえてた。

 あの頭に声を届ける方法。


 黒い人と同じ状態にうちがなっているなら。

 ダーリンに同じ方法で声を届けられないかな。。。?


 ボフン!


 あ、また雲に入った。

 今声をかけてもきっとダーリンはうちが何処にいるか分からないちゃ。。

 雲を抜けたら。

 声を出すんじゃなくって。

 心でダーリンに話しかけてみるっちゃ。。。

 ダーリンは飛べないっちゃ。。

 このままじゃ、飛べないダーリンが死んじゃうた。。

 うちが助けないと。

 

 でも今飛べないうちが、どうしたら。。

 どうしたらいいか分からなくって心配だけど。。。。

 でも、それでも何とかするしかないっちゃ。


 まずはダーリンに気づいてもらわないと。。


 大丈夫。。


 ダーリンならきっと気づいてくれるっちゃ。。



 。。。。



 ボフン!


 雲から出た。。


 ダ。。



 リ。。



 ン。。。



 ダーリン。。


 気づいて。。

 

 お願いだっちゃ。。



 ダ。。



 リ。。



 ン。。。



 お願いだっちゃ。。

 うちはここにるっちゃ。。


 上を見て欲しいっちゃ。。



 。。。



 声は。


 届いてない??



 。。。



 あ。。


 ダーリンの光が近づいて来る。。


 よかった。

 気付いてくれたんだ。

 声が届いたん、、だっちゃ。。


 本当によかった。。


 ふわりふわりとゆっくりダーリンの光が近づいて来る。


 もうちょっとだっちゃ。。


 ダーリンがすぐ目の前まで来てる。。


 ビュゥゥーーーーー!!!


 あ。。。


 突然風が横から吹いてきた。。。。


 風に煽られて力の入らないうちの身体が空中でグルングルンと回される。。


 ダーリンの光もグルグルと周り揺れ風に弄ばれてる。。


 何でこんなタイミングで突風が。。


 でも。

 どんどん近づいて来てる。。


 ダーリンもう少しだっちゃ。。


 もう少し。。


 ドン!


 あ。。


 ぶつかった。。?


 何でだっちゃ?


 もしかしてダーリン突風でうちを見失ってたっちゃ?


 ああ。

 今一瞬ダーリンに触れたのに。


 光がまた離れて行く。


 どんどん落ちてる。


 少しでも風の抵抗を作って落下のスピードを緩めないとダーリンが追いついてこれない。。



 なんとかしないと。。。



 体を広げて風の抵抗を作るっちゃ。。


 腕と脚を広げて体を大地と平行に。。 


 やる、っちゃ。。


 。。。


 んーーー。。。


 ダメだっちゃ。。


 身体が動かせないちゃ。


 なら少しでも飛ぶ力を使って。


 スピードを。。。


 グ、ググ。。。


 少しだけ本当の少しだけ。

 スピードが落ちた気がするっちゃ。

 ダーリンの光が近づいてる。。。


 ダーリン。


 助けて。。


 うち。


 今、何もできないっちゃ。。


 ごめんだっちゃ。。。


 もうどれくらい落ちたのかな?


 かなり落ちてる気がするっちゃ。。

 

 うちが。。


 飛ぶ力で何とかダーリンを大地に下ろしてあげないといけないのに。。。

 飛べないちゃ。

 たとえダーリンがうちを捕まえてくれても。


 飛べないうちは。。


 何も出来ないっちゃ。。


 ただのお荷物だっちゃね。。



 。。。。



 ダーリン。


 本当にごめんだっちゃ。。

   





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