表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんなにも世界は素晴らしい!  作者: R0ssi
第一章 崩壊と運命
51/110

水の災害編 それぞれ修行の成果を出すって素晴らしい

 


 通常じゃありえない程の数のシャボン玉。


 その中にメラメラと燃える炎が映って。


 それは非日常で凄い幻想的な光景になっていた。




ーーーーーー日向 海晴ーーーーーー


 ドサッ。。。



 俺の体は力なくビーチへと落ちた。。。





 何が?

 何が起きたんや。。?


 攻撃が来なかった。

 馬が何かに攻撃された様な。。


「大丈夫か?」

 翔陽が俺に背中を向けながら呼びかけた。

 翔陽が助けてくれたんか。。

「翔陽!助かった!サンキュ!」


 水針が発射される直前。

 翔陽が水馬に駆け寄って来ていたんやろう。。

 右手には火の珠を浮かしていつもの様に。

 そしてきっと水馬に駆け寄った勢いで右手を水馬に突き刺した。

 で、水馬の身体の中で火の玉を爆発させた!

 水馬の前足をの上側が弾けて飛んだ!

 その衝撃で俺の足もズルリと抜けて俺は下に落ちた。

 そんなところか。。


 俺は仰向けで水馬を見上げるけど、翔陽の攻撃では残念ながら水馬の体は切れず人間で言う肩甲骨辺りが吹き飛ばされて無い状態になってる。

 周りに浮く雨粒が水馬に寄っていく。

 水馬にはダメージはある様には見えない、凛々しく水馬が立っている。

 吹き飛ばされた所も水を補充して治してしまうんやろ!?

 爆破に驚いて翔陽を注視している水馬。

 その水馬に雨粒は集まっていっている。


「翔陽あいつは頭を叩かんとあかん!」

「だよな!」

「それから切り落としたら頭から遠い水の方は崩れる、崩れたら再生に時間がかかるで !」

「了解!ちゃんと見てたよ!」


 ボン!!!!!


 急に爆発音がこだました!

 翔陽は何もしていないよな?

 やのになんで爆発音がするねん!?


 ッドッカン!!!!


 パイレーツハーバーの方か。ら。。

 って!!

 燃えてる!

 めっちゃ炎が上がってる!!

 でも店じゃない!

 手前の事故した車が燃えてるんや!

 車が炎上爆破したっぽい!

 乗ってた人達避難させといてほんまに良かった!


 その爆発に俺たち四人とも気を取られた時!

 ビヒーーーーン!!!

 水馬が叫んだ!!

 

 あかん!

 びっくりして水馬から目を離してしまった!

 恐竜とか黒蘭鋳とかの戦いで目を離してたら死んでいたやろう。。

「くそ!」

 俺は反省しながら水馬の状態を確認しようと集中しるとそこには、ビヒーーーンっと叫び両前足を大きく上げ、のけぞって迫力を増した水馬がいる!

 俺は水馬の怒りや戦う意思を強く感じた!

 前足を地面に付けるとともに水馬は奇怪おかしな目を見開き体に力を込めた!


「気をつけろ!」

 翔陽が叫んだ。


 俺たちの周りの雨粒がブルブル震えている!

「なんか奇怪おかしいで!」

 俺も叫ぶ、けどこの状況どうしたら良いんや?

 ヴェルも小春ちゃんも少し戸惑ってる。

 翔陽は腰を落としてなにがあっても動けるように準備している。

   

 ブルブルと震える雨粒を見てるとポンっと雨粒が急にシャボン玉の様に膨らんだ!

 なんや!?

 辺りの雨粒全てがシャボン玉のように膨らんでいる!

「っく、何が起こるんや。。。?」

 良い予感はしない。。

 雨粒のシャボン玉がどんどん大きく膨らんでくる。

 そしてまたシャボン玉がブルブル震える!

「これどうしたらいいっちゃ??」

 そうヴェルが言葉を発した途端!

 ボボボボボボッボン!!!

 シャボン玉が一気に膨らんだ!!

「うわ!」

「うお!」

「っちゃ!!」

「え!?」

 突然大きく浮くらんだシャボン玉はめちゃくちゃ大きくって。

 その場で押し合い、俺たちのいるビーチの上を覆い尽くした!

 まるで風船の様な強度のシャボン玉は割れずに俺たちを圧迫した!

 シャボン玉に圧迫されて身動きがとれへん。。

 シャボン玉やから透明で向こう側で凛々しく立つ水馬も見える。

 

「っちゃ!!!」

 バリバリバリ!

 ヴェルが電撃を使った!

 

「おら!!」

 ッボン!!

 翔陽も火の珠を爆発させてる!


「えい!」

 パンパンパン!

 小春ちゃんは氷の大針でシャボン玉を割った!


 俺も負けてられへん!

「うおーー!!!」

 とにかく俺は暴れた!

 周りの大きなシャボン玉を殴る蹴るで割った!!


 四人ともシャボン玉を割って動くスペースを確保した。


 いやでも。

 する必要なかったのかもしれへん。

 大きく、ビーチの上でギュウギュウで俺たちを押し潰そうとしたシャボン玉は、ゆっくりと縮んでいく。

 ビーチの上でシャボン玉は縮み野球ボールくらいの大きさまで縮んだら、その場でふわふわと浮き始めた。

 小さくなったシャボン玉の中の世界は逆さまではなくなってちゃんと正常な向きで反対側を見せてるんやけど。

 シャボン玉の中はグニャングニャンとうねったり捻れたりしてる。

 なんか奇怪おかしい。

 このシャボン玉、エネルギーがある様に見える。

 触りたくないんやけど。。

 所狭しと浮かぶシャボン玉、触らずに水馬の方に行くのは難しそうやな。。

「どうしたら良いんやろ、これ?大丈夫なんか?」

「当たらなければどーってことねーよ!」

 翔陽が両手に火の珠を浮かべて水馬に向けて走り出した。

「おい翔陽!こんなにシャボン玉浮いてるのに行けるんか!??」

「いってやるよ!!」

 翔陽は所狭しと浮かぶシャボン玉見事に身体をよじりながら避けてスピードを落とさず駆けていった!

 良い感じ!

 やるなーーー!


 ヒヒーーーン!!

 っと翔陽を見つけた水馬が叫ぶ!

 すると突然シャボン玉が突然不規則に動いた!

 それも翔陽の周りのシャボン玉が全て同時に!

 必死に翔陽が避けようと身体を捻る!

 ッパン!!

 翔陽の顔面を捉えた!

 その瞬間にッパンっと割れるシャボン玉!

「ブハ!!」

 弾けたシャボン玉に翔陽の顔が跳ね上げられた!

 ボン!!

 跳ね上げられた翔陽はまた後ろのシャボン玉に当たって吹き飛ばされる!

 ボンボン!!

 さらに腕と肩にシャボン玉が当たり横に回転をかけられて翔陽が飛ばされる!

 さらにその先には。。

 ボン!ボン!ボボン!ボン!ボン!

「翔陽!!!!!」

 翔陽が踊らされるようにシャボン玉の間を跳ね回らされてる。

 体に力みがあるからしっかり防御しようとしてそうやけど。。

 あの跳ね返る勢いを止められずにシャボン玉に遊ばれれいる。

「翔陽君!!」

 小春ちゃんが慌てて大針を投げた!

 ッボン!!

 けど氷の大針もシャボン玉に当たり弾き飛ばされた。

 これは、やばいな。。

 周りのシャボン玉に触れたら俺たちもああなるんか。。

 翔陽は頑丈やからきっと大丈夫、そう信じるしかない。

 でも俺たち四人が同時にあんな事になったらもうどうしようもないやんか。。

 

 にしてもなんなんこのシャボン玉。

 中の景色がグニャグニャ歪んでる。

 世界がこのシャボン玉の中に圧縮されてるような。。

 圧縮。。?

 あ。

 このシャボン玉一回俺たちを押しつぶすほど膨らんでた!

 で、その空気をこの小さな野球ボールくらいのサイズにまで圧縮。

 シャボン玉が弾けたら圧縮された空気が一気に爆発って感じか。。

 きっと薄いシャボンの膜でできてて簡単に割れる様になってる。

 なら。


「ヴェル!翔陽の辺り一体に電撃できるか??」

「できるっちゃ!」

「頼む!」

 水馬がまた両前足を跳ね上げて身体を立てた!

 さらにヒヒーーーンっと鳴く!

 これはきっとシャボン玉が動く!!

「シャボン玉が動くで!水風船の修行した時みたいにみんな避けるんや!」

「っちゃ!!!」

 ヴェルが雷の珠を空へと投げた!

 その雷の珠から迸る電撃が翔陽の辺り一体に落ちた!!!

 ボボボボボボボン!

 周りのシャボン玉が電撃でわれた!

「いだだっだだだ!」

 翔陽の叫び声が聞こえる。

 そら翔陽も感電するよな。

 わかってた!

 すまん翔陽、これも助けるためやねん。

 不可抗力!!


 辺りのシャボン玉がブルブル震え出した!

「動くで!ヴェル!小春ちゃん!」

「わかったっちゃ!」

「はい!」

 そしてシャボン玉が動き出した!!

 当たったらやられる。

 さっきの翔陽と同じことになってしまう。

 集中や!!

 ッシャ!ッシャッシャ!

 シャボン玉が俺に向かって襲いかかった!

 前から横から後ろから襲いくるシャボン玉を避ける!

 ッシャッシャ!ッバ!!

 とにかく避ける!

 避けて避けて避けまくる!

 あの水風船の修行やっててよかった!

 当てるために工夫してくる攻撃と違ってこのシャボン玉はとにかくその場から俺に向かって来てるだけや。

 スピードもそんなに早くない。。

 けどこの個数がやばい。

 何個飛んで来てるねんこれ。

 多すぎるやろ。

 ッシャッシャ!ッシャ!ッフ!ッバ!!

「ックッソ!」

 視野の片隅にヴェルと小春ちゃんが掠めた。

 今のところヴェルも小春ちゃんもきっちり避けてる!

 見事にひらりひらりと舞うように華麗に。。

 すごい女子二人やな。。

 ッシャ!!

「っとあぶね!!」

 翔陽もいつの間にか回避していた!

 四人で避ける。。

 でもこのままじゃらちがあかへん。。

 なんとかする術ないんか??

 シャボン玉を風で吹き飛ばすとか全部割ってしまうとか。

 うん、割るのは無理や、その割った時の爆発で結局ダメージを受けてしまう。

 じゃあ風で吹き飛ばす。。

 いやいや、風を起こせる方法がないやんか。。


 風を。。


 あ。。


 いやあるか。。


 サーマル。。


 サーマルや!!

「おい!翔陽!!シャボン玉を上空へ吹き飛ばすで!」

「ええ!?上空へ、おおっと!どうやって??」

 翔陽がシャボン玉を避けながら俺の作戦を聞いてくる!

「サーマルや!上昇気流!」

 ッシャッシャ!!

 あっぶね!!

「サーマル!?上昇気流?なんだよそれ?どうしたらいいんだ??」

「俺たちの間の真ん中に大きな火を起こしてくれ!」

 ッシャ!!バッバッバ!

「おっと!おっとっと!!!火を起こすだけでいいのかよ!?」

 ッバ!ッシャ!!

「ああ!!それだけでいい!!」

「わかったーっよ!!」

「頼んだ!ヴェル小春ちゃん!!翔陽が炎を起こしたらシャボン玉が一気に炎の方へ流れるから!おっと!!気をつけて!!」

「はい!」

「わかったっちゃ!!」

 ッシャッシャ!ッバ!

「行くぞーーーー!!」

 翔陽がシャボン玉を避けながら火の珠を創り出した。

 それはググッと大ききくして。。。

 俺達の真ん中に投げた!!

 火の珠は翔陽の手を離れてシャボン玉の間を縫って飛んでくる!


「そこや!」

「おう!!」

 翔陽が掌をッバっと開くと火の珠は弾けた!

 

 ボ!ボォォォォォォオオォォォォ!!!!

 

 一気に炎が空へと燃え上がった!!!

 その途端俺たちの頬を風が撫でた!!

 シャボン玉が風で流され、動き始める!!

 やばい炎と対角線上にあった相当な数のシャボン玉が俺たちに襲いかかる!!

「避けろーーーー!!!!!」

 俺は全身全霊で叫んだ!!

 とにかく回避に全集中!!

 集中する事によってシャボン玉の動きがスローになる。。

 ッシャ。ッシュ。ッバ。ッサッサ。

 シュッシュッシュ。。

 まだまだ襲いかかってくる!

 ッシャッシャ。。

 ッバッバ。ッファッファ。

 バババサササ!!

 もう少し!!

 ッバ!!

 ッサ!!


 。。。


 シャボン玉が来なくなった!!

「っしゃ!抜けた!!!」

「よっしゃ!!!」

 周りを見渡すと翔陽もヴェルも小春ちゃんも無事全部避け切っていた!!

 水風船の修行の成果が出てる!

 あの修行のおかげで避ける時の体の使い方が上手くなった!!


「やったっちゃ!!!」

 ヴェルが嬉しそうや!

 翔陽と小春ちゃんは燃え上がる炎の周りを舞い上がっていく無数のシャボン玉を見てた!


 

 通常じゃありえない程の数のシャボン玉。

 その中にメラメラと燃える炎が映って。

 それは非日常で凄い幻想的な光景になっていた。


 けど、その光景に目を奪われてる場合じゃない!

 あのシャボン玉はあの水馬の作り出した武器なんやから全部壊さんと!

「ヴェル上から電撃落としてシャボン玉を壊してくれ!!」

「わったっちゃ!!」

 ヴェルの雷でシャボン玉が破れることは翔陽を助けた事でわかってる!

 ヴェルが雷の珠を炎の上へと投げた!

 そして電撃を落とす!!

 バリバリバリバリ!!

 凄い!前より電撃が大きくなってる!

 やるなヴェル!

 雷の珠の修行の成果出てるやんか!!

 シャボン玉は全てヴェルの電撃に当たってボボボボボボボン!っと弾けた!


「よし!あとはあの水馬を倒すんや!」

 ダダダ!

 すると途端に水馬が怒り狂ったように俺達に向かって急に駆け出した!

 ドスッ!

 俺達のそば氷の大針が刺さった!

 これは小春ちゃんの大針や!

 水馬は駆けて来てたけど、しっかり反応して小春ちゃんの大針を避けてる!


 ザク!!ザク!!


 水馬に向けて小春ちゃんは連続で氷の大針を左手で投げつける!


 ザク!! ザク!!


 休まず連続して水馬に氷の大針を投げつける小春ちゃん。

 その大鉢を左右にサッサっと避ける水馬!

 避けたら一気に前に駆け出そうと踏み込む!


 ザクッ!!!


 前に走ろうとした水馬の目の前に大針が刺さる。

 急にストップした水馬はヒヒーーーンと前足を浮かして仰け反った!

 あ!

 仰け反った水馬の正面にはなんと小春ちゃんがいる!

 右手には今までで一番大きな氷の超大針があった!!

 今まで見たことないくらい大きい。

 超大針の長さは1mくらいある!!

 前はこんな大きな針作れなかったのに。

 小春ちゃんはずっと朝の修行で左手で氷の珠を出して投げていた!

 左手で氷の針を作っては投げ、作っては投げ、それをしながらも。

 もう片方の右手の氷の珠を大きく大きく育てていた。

 両手で珠を出せるようになった上に左右違う動きをしていた!

 凄い。

 めちゃくちゃ練習した事が結果で出てる。

「いっけーーーーーーーーぇ!!」

 小春ちゃんが思いっきり大針を投げた!

 バシュン!

 はやっい!!!

 高速で超大針が水馬目掛けて飛んで行く!

 俺の戦いの時も活躍していた水球がまたも水馬を守ろうとしている。

 そんなの関係無いと言わんばかりに物凄いスピードで飛んでいく氷の大針!!


 ザッシュン!


「うお!!」

 今投げた氷の大針は水馬の首を守ろうとした水球もろとも刺して貫いた!

 喉の所に穴が空いてる。。

 そこから黒い血?液体がドロッと流れ出て来た。。。

 口から流していた液体とはまた違う。


 ビヒン。。

 小春ちゃん凄い!


 黒い液体は地面に落ちた瞬間空気中に霧散した。

 そして届く甘ったるい匂い。

 この黒い液体でみんな眠らされたんか!

 ゼェハァーー。ゼェハァーー。。。

 水馬は苦しそうだ。

 呼吸がおかしい。。


 バリバリバリバリ!

 途端にヴェルが雷を水馬に落とす!

「ヴェルナイス!!」

 バチン!

 下の水溜りに電気が走った!

 ビヒーーーー!

 水馬が叫んでる!

 でも一瞬怯んだだけで痙攣もしてない。

「ヴェル!電撃が水で地面に逃げてるで!」

 翔陽が水馬に向かって駆ける!

「けど!それで十分だ!」

 走りながら翔陽はヴェルに親指を立ててる!

「おぉおらっ!!」

 翔陽が火の珠を水馬の首根っこ辺りに叩きつける!

 ジュ!

 一瞬で水馬の水が蒸発したのか湯気が上がった!

 相当な高温なんやろう!


 そのすぐ後。


 ドッカン!!

 翔陽の火の珠の爆発で水馬が飛散した!

 ものすごい勢い水蒸気の煙と水飛沫!

 かなり大きい爆発やった!

 俺を助けてくれた時よりかなり大きい爆発!

 水馬が立ってた所には見事に何も無くなってた。


 ヒュルルルルル。。

 ドサッ。。。


 水馬の頭が上空から落ちて来た。

 爆発で上空に吹き飛ばされていたのだろう。

 水で出来た部分がほぼ全て無くなっている。


 落ちて来た水馬の首からは茶色の触手が何十本も細くて長い触手や短い触手が生えている。

 あの触手に水を纏い馬の形に留めていたんか。

 マストで首を切り落とせなかったのも、抜けなくなったのも、あの触手のせいか。


 ビヒヒィーーーーーーーィ!


 水馬が首だけで吼える!


 けど奇怪おかしい!

 いつもならすぐに水を集めて回復、いや水で馬に形を形成しにかかってたのに今回はしない。

 俺は違和感を覚えた。


 生き絶えそうだからか?

 もう水を集める力も無いのか?


 しかし雰囲気なんなんだ?

 水馬が力を使っている様に見える。


 ッポン!


 ッポン!ポンポン!!


 雨粒がまたも急に震え出す、そして    


 今までは周りに浮いてるだけだった雨粒がスーーっと空へ上がっていってる。


「ダーリン上だっちゃ!!」

 ヴェルは雷に珠を大きくしながら叫んだ!

 ヴェルの叫び声と共に上に上がっていく雨粒を追いかけて目線を送ると。


 上に大きな大きな水の塊りが出来てる!

 すごい勢いで水の塊が大きくなってる。


 俺に攻撃してきた水の球だけであんなに強い力があったのにこのでかさはヤバイ!

 もう水球じゃない。

 水の塊や。。

 そして水の塊はゆうに直系5mくらいある!

 水球がグネングネンと形を変えながらまだまだどんどん周りの水を取り込み大きくなって来ている!

 これがどんな動きをするか解らないが。

 例えどんな攻撃でもこのサイズは危険すぎる!


「今更何をしようと関係無いっちゃーーーーーーーーーーーー!!!!」

 ヴェルが雷の珠を投げた!!!


 ゴロ!バリバリバリバリバリバリ!


 電撃っていうより雷が落ちたのではないかというサイズの電撃が走った!


 水馬の上にあった水球にまず当たりそれを関係なく通過してさらに水馬の頭に直撃した!

 この威力だったら地面が濡れていても関係なくダメージになるやろ!




 ビヒ。。。。





 ブゥワァァ。。。



 悲しそうに鳴いた水馬は、形を崩し最後は黒い霧となって霧散していった。。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ