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こんなにも世界は素晴らしい!  作者: R0ssi
第一章 崩壊と運命
39/110

学校編 最高の戦いって素晴らしいだろ!?

 


 この緊迫感!!


 たまんねぇ!!


 こんな戦いを待ってたんだよ!!!



 ーーーーーー 横山 翔陽 ーーーーーー



 ピカッ!!!



 世界が眩く光った!!

 

 バリ!バリバリバリバリ!ッドーーーーーーン!!!

 

 眩しい光と共にお寄せるもの凄い轟音!

 

 体を音波が揺する!

 のぞむ先生とヴェルさんが積乱雲から降らした雷は見事に黒蘭鋳を貫き直撃した!

 口から黒い煙を吐きながら落ちていく黒蘭鋳。

 体からモクモクと黒いもやを上げながらフワリフワリとゆっくり校庭に落ちていく。


 バフーーン。


 見事に落ちた!

 やった!

 黒蘭鋳の半分が巻き上がった土埃で隠れてしまっている。

「やっほーー!やったっちゃーー!」

「イエイ!」

「イエイ!」

 俺達は勝った喜びでハイタッチをする!


「気を抜くんでないぞ!あやつは死んではおらんぞ!」

「ええ!?」

「見ぬか!」

 望先生に声で、肩の力が抜けてしまっていた俺は改めて気持ちを黒蘭鋳に向けて気持ちを入れ直した。


 俺が黒蘭鋳を睨みつけると、数匹、大きなサイズの黒金魚がボボボッボン!っと土埃の中から泳ぎ飛び出して来た!

 俺達に襲いかかろうと全速力で向かって来ている。

 前の小さな黒金魚よりかなり大きい!

 黒金魚なのだが、どっちか言うと黒鮪(くろまぐろ)

 見た目は金魚、体は鮪であのサイズの物に突っ込まれたり噛みつかれたらたまった物じゃない。

 その大きな黒金魚達は数匹かと思ったらどんどんデカ黒金魚達は後ろから次々、次々と列を作るように泳ぎこちらへと向かって来ている!


 次第に土埃が収まって、何処どこからあの大きな黒金魚が生み出されているのか見えた。

 その泳ぎ出してくる先は黒蘭鋳の口の中、口の中からどんどん大きな黒金魚が泳ぎ出して来ている!

 大きな黒金魚が増えるのと反比例して、少しづつ黒蘭鋳が風船のように萎しぼんでいく。


「そういう事か。。のぞむん、あの黒蘭鋳ってさ、このデカ黒金魚を生み出してる見たいやけど、生み出すとはちょっと違うんちゃうかなと思うねん。多分あの黒蘭鋳は分裂をするかのようにデカ黒金魚を生み出してるんやわ」


 海晴が俺も思った事を代弁してくれた!

「うむ、そうだのぅ」

 望先生も相槌を打っている。

 グラウンドの上に横たわる黒蘭鋳に初めに見た空を覆う様な大きさはもう無い。

 フワリフワリと黒透明な美しいシルクの様な鰭ひれを使い体を起こした。


 速い!

 もう放たれた大きな黒金魚が俺達の所へ到達しそうだ。

 全部叩き落としてやる!!!!

「こい!!」

 俺は気合いを入れて火の珠を両掌の上に浮かした!


「ッグ!!!」

 途端に隣で立っていた海晴が急に顔を押さえて教室に膝を着き伏せた。

 え?

「どうした!?海晴!!大丈夫か????」

「ダーリン!??」

「海晴君!?」

 もうすぐ大きな黒金魚と戦いが始まるって時に、海晴が倒れた!

 ウウ、、っと顔を抑え苦しそうに呻く海晴。

 ヴェルさんが海晴に飛び寄って行く!

 小春も海晴が相当気になるのか黒蘭鋳や黒金魚はそっちのけで海晴を見ている。

 俺も伏せる海晴が心配で大丈夫かと確かめる為に膝をつき抱き上げようとしたその時!

「海晴の事は後じゃ!!来るぞ!!」

 そう叫ぶ望先生!

 掌の上にはヒューーーっと音を立てる透明の珠が回っている!

遠沌えんとんにいる我に力を!!ビッシュ!!!』

 詠唱しながらその音の鳴る珠を望先生は大きな黒金魚に向かって投げた!

 望先生が投げた珠はすぐに見えなくなった。

「もう敵が来よる!わしらがやられたら海晴をクラスメイトを誰が守るのじゃ!まずはすべき事を考えよ!!」

 望先生の喝が飛ぶ!

「はい!」

 その声を聞き俺と小春は黒金魚へと顔を上げた!

 ヴェルさんは横目で少し海晴を気にしながらも身体を黒蘭鋳の方へと向けた!

「っは!!」

 望先生の声から一瞬遅れて、大きな黒金魚達の真ん中で竜巻が起こる!

「竜巻!?すげぇ!」

 俺はそんな自然現象起こせるのかって心の底から驚いた。

 何匹もの大きな黒金魚が竜巻に捕まって上空に巻き上げられる。

 竜巻の風が刃の様に鋭いのかザクザクと切り刻まれてる。

 竜巻に捕まった大きな黒金魚達は竜巻の中で黒いもやへときっした!

「すげーーー!!」

「凄いっちゃ!!」


「っえい!!!」

 すげーと驚く俺とヴェルの横で小春が氷の珠を投げた!

 竜巻の起こる場所より手前で先頭を切って迫っていた大きな黒金魚が十匹ほどまだこっちに凄いスピードで迫って来ている!!

 氷の珠は大きな黒金魚に向かって行きながら十本の氷の大きな針へと変わった!

「小春!」

 凄い!もう針を何本も作り出す方法をマスターしている。

 それに、あの黒金魚の数を狙ってちゃんと十本の氷の針を作り出してる!

 小春の氷の針はドスドスドスっと大きな黒金魚を穿った!

 黒い靄となり消える黒金魚。


 しかし消えたのはたったの三匹だけだった。

 十匹のうち七匹の黒金魚は氷の針が見えているのか見事に身体を捩り氷の針を避けた!

「くそーー。。。。」

 小春が悔しそうだ。

「次はうちだっちゃ!」

「ヴェルさん待って」

「翔陽?なんでだっちゃ??」

「あの黒金魚達は俺がやる。あいつら後も絶対黒金魚が続いて来るからそっちを狙ってくれ!ヴェルさんの電撃はあの少数の黒金魚には勿体ないだろ?」

 俺はヴェルさんにニコッと笑う!

「あ、だっちゃね!わかったっちゃ!」

 

「おっら!こっち来い黒金魚ども!!」

 俺は思いっきり火の珠を投げた!

 そして黒金魚の前で弾けさせる!

 ボボォ!

 空中に炎が上がった!

 黒金魚が炎で見えなくなった!

 これで向こうからもこっちは見えないだろ?

「今のうちに海晴を教室の端へ!」

「はい!」

「わかったっちゃ!!」


 黒金魚達は俺の炎を上下左右から避けてッバっと姿を現した!

 氷の針の時といい、この炎を避ける事といい、こいつら多少なりとは考えて行動出来るのか?

 小さい黒金魚にはそんな挙動は全然見えなかったんだけどな。

 大きさが大きくなればなるほど思考出来るようになるのか?

 

 ビュンビュン!!ビュンビュンビュン!!

 

 黒金魚は俺達のいる教室に飛び込んで来た!!

 速い!

 教室の真ん中にいるのは俺だけ、望先生、小春、ヴェルさん海晴は教室の端に寄ってる。

 まぐろみたいにデカい黒金魚は俺に襲いかかって来た!!

 ビュン!!

 俺はまず一匹目の攻撃を避けた。

 それにまだ六匹もデカい黒金魚が続いて来る!

 でもただ正面から突っ込んでくるだけの魚!

 速いけど避けるのは難しくない!

 俺は全ての黒金魚をヒラリヒラリとかわした!

 避けられるや否や、黒金魚は上下左右へと分かれて教室の中でギューーーーンとスピードをつけたまま大きな弧を描く、もう一度物凄いスピードで俺に泳ぎ寄って来た!

 その黒金魚の動きを目で追いながら!

「はっはっはっは!」

 俺は笑いながら両掌の上の火の珠を創り出した!

 

 二匹の黒金魚が俺に突進して来る!

 大きな黒金魚は俺を左右から挟み撃ちにしようとしているみたいだな!

「こいつらちゃんと考えて泳いでやがるな!」

 来る!

 その瞬間俺は身体を背後にのけ反らせた!

 ビュンと身体のギリギリ上を交差し通り過ぎて行く大きな黒金魚!

 通り過ぎた後に残る音と風が黒金魚の速さを物語っている!

 はえーーーな!!!

 それはそうだよな!(まぐろ)は海の中で80kmで泳ぐんだもんな!

 鮪サイズのお前達が遅い訳ないよな!

 たまらねーな!

 ここヒリヒリとする感じ!

 総合格闘技の試合と同じだ!

 いいね!やっぱり俺は!


 接近!戦!だ!!!!

 ッドス!!!!

「よし!」

 二匹の後に追撃に突進して来た一匹の大きな黒金魚を火の珠と拳で殴り飛ばした!! 

「見えてるぜ!!!」

 ビュン!ッダン!!!

 背後から襲い来る別のもう一匹の黒金魚には身体を寝かせて胴回し回転蹴り!!

 見事に大きな黒金魚の胴体を捉えて火の珠の無い生身の足なのにも関わらず、その蹴りで黒金魚は吹き飛び教室の黒板にビタンと叩きつけられた!


 バタバタバタバタ!


 あ、でも闇の靄には帰らず黒金魚は暴れる様に尾鰭を振り乱しまた泳ぎ出した!!

 殴られた黒金魚も泳ぎ出している!

 どんどん泳ぐスピードを上げていく大きな黒金魚達!

 さっきまでのスピードよりも全然速い!!

 さっき勢いでは敵わない、ならこれでどうだ!と言わんばかりの加速。

 

 ビュンビュンと俺の周りを泳ぐ大きな黒金魚!

 唐突に方向を変え次々と襲いかかって来る!

 ヒラリヒラリと身体を踊る様に動かして俺は次々と繰り出される突進攻撃を避けていく!


「はっはっは!」

 最高だこの緊迫感!

 体が奮い立っていく!!

 

 本当にギリギリの回避。

 一つでもミスをすると猛スピードの体当たりを喰らうだろうな!

 こんなスピードの魚の体当たりなんて喰らった時には骨折の一本二本じゃ済まない。

 だけどこの緊迫感が逆に俺の集中力を研ぎ澄まして行く!

 

 いい感じだ!

 

 ああ。

 俺の体の全てが手に取る様に分かる。


 筋肉の軋む音。

 空気が喉を通る音。

 そして心臓の鼓動までも感じる。


 凄いスピードで俺の周りを周る七匹の黒金魚。

 感じろ。

 黒金魚の動きを感じ取るんだ。

 神経を集中させて、視覚の全てを見る様に、見えない所は風の流れを聞いて感じて、予測を立てる。

 来る!

 ビュン!

 

 ビュンビュン!


 ザザ!

 

 ビュン!


 よし!いい感じだ。


 ビュンビュンビュン!!

 

 もうスピードで泳ぎよる大きい黒金魚を俺はコースを見極め避けていく。


 避ける!避ける避ける避ける避ける!


 ギリギリだ!

 たまに大きな黒金魚のひれが俺を掠め、皮膚を切り裂く、少量だが血が流れる。

 クックック!

 この緊迫感!!

 たまんねぇ!!!

 こんな戦いを待ってたんだよ!!!

 やつらに負けない!

 絶対勝つ!!

 でも、こっちからも攻撃もしないと勝てないよな。

 このままずっと避け続けても疲れて集中が切れた時に終わる。。


 こいつらに手を出せるタイミングを探るんだ!

 殴り飛ばして蹴り飛ばしてやりたい!

 その為にはもっと早く黒金魚達が突撃して来るタイミングを掴まないと。

 ギリギリで避けていたら手の出しようがない!


 ビュンビュンビュン!


「っく!」

 

 はぁはぁはぁ。。。

 ドクン。ドクン。ドクン。

 グッ!ギュム!


 集中はまだまだ絶好調!

 

 体の隅々まで感じられる。

 筋肉の動きに呼吸を合わせて流れるように動いて避けれる。

 

 ふぅーーーーー。

 一瞬大きな黒金魚の攻撃が止む。

 その隙に俺は酸素を体に取り込み身体中に染み込ませる。


 空気を吸い込み酸素が染み込む感覚まで分かる。。


 ん。。?

 何だこれ?


 胸に今まで感じたことのない熱い物がある。

 何だよこれ??


 ビュン!

 うお!あぶねーー!

 大きな黒金魚が俺をを襲った!

 黒金魚の胸鰭が頬を深く切り裂き血が流れ出した。

 っくそ!

 胸にある物に気を取られて反応が遅れた。

 頬の血を二の腕で拭う。


 ビュンビュン!!


 っく!!

 胸の中にある熱い物が気になる。

 胸の中の物に集中したいのに、そっちに集中したら黒金魚への集中が緩んでしまう。

 

 ビュンビュンビュン!

 バッ!ファ!ッサ!

 隙間なく次々と飛び込んでくる大きな黒金魚達!

 ある間違いなくある、胸の中に熱い何か。。。

 とても大切な物だという事は分かる。

 この戦いの上でもこれから世界を救うって事にも重要になるであろうこの胸の中の熱い物。

 どうやって使うか試したい。

 一回胸の中に集中したい。

 

 だったら俺はこいつらの隙を作る!!!


 っはぁ!!!

 掌の上に浮かせていた火の珠を今その掌の上で燃やした!

 両手から二本の炎の柱がゴゥゴゥと立ち上りその瞬間手を地面についてグルリと一回転回った!

 床から炎は上がり俺の周りが炎で包まれる!

 真ん中で大きな炎が巻き起こってる!

 あの大きくなり少し知性を感じられる黒金魚達は炎を避けていた。

 この炎に突っ込んでは来ないだろ!

 今のうちに俺の胸の中のこの熱い物が何か。

 感じたい。。


 俺は目を閉じた。


 胸の中にあるコレ。

 とてつもなく熱い。

 でも熱くない。

 いや熱いけど苦痛はないっていったところか。

  

 この胸の熱い物、すごい力を感じる。。


 俺はこの胸の中の力を感じながら。。


 ッパっと目を開けた!

 それと共に両掌の上に火の珠を創り出した!


 俺は両手で火の珠を握って潰した!!!


 ボボン!!


 そして火の珠は俺の手の中で弾け俺の手を燃やした!!

 燃え上がる両手!

 熱い!

 でも胸の時と同じで全く苦痛を感じない!

 

 すぅ。。。。。


 俺は息を吸い込んだ。

 その時作った炎の壁が消えた。

 

 俺の中には自信という炎もゴウゴウと燃え上がってる!

 

 こい!!


 ビュン!

 一匹大きな黒金魚が飛び込んできた!

 速い!

 さっきと同じかそれより速いか。

 やばいか?

 

 ッドン!!

 

 ググ。。。

 俺の拳が黒金魚の腹部につき刺さった。

 ッボ!!

 遅れて燃え上がる黒金魚。

 そして炎の中で数秒とかからず黒い靄へと喫した。

 

 何だ?

 黒金魚は変わらず物凄いスピードだった。

 なのに俺の拳は黒金魚を捉えた!

 俺の動きが速くなってるのか?

 ビュンビュン!

 さらに二匹俺を左右から挟み撃ちに来ている!

 やっぱり速い!

 俺は体を後ろにらしてマトリックスって映画のワンシーンの様に黒金魚を避けた!

 けど、それだけじゃない!!


 バン!バン!


 後ろに反らした俺の体の上を通過しようとした黒金魚二匹は俺の交差した左右の掌がとららえた!!

 俺はギュッとそのまま黒金魚を使い両手を振り回すように黒金魚達を投げた!!!

 手の炎が移って燃え上がりながら二匹の黒金魚は壁に叩きつけられて黒い靄へと喫した。

 あと四匹!!!


 その四匹の黒金魚はさらにスピードを上げ俺の周りを思いっきり回りはじめた!!

 目で追えないほど速い!

 大丈夫!

 俺の体も彼奴らに負けないくらい、いやそれ以上に速く動く!!!


 来い!!


 勝負だ!!!!!


 炎を手に纏い、目に力を込め、グッと腰を落としはすに構える俺の得意な形!

 今までの相互格闘技の相手はいつも俺のこの必勝の構えに攻めあぐねていた。

 

 その形のおかげか黒金魚は猛スピードで泳ぎながらもなかなか俺に飛び込んで来なかった。

 俺の周りを黒金魚達が様子を見るように猛スピードで泳ぎ回る。

 ジリジリといつ来るいつ来ると集中を切らさずに耐える。

 全く動かずに集中を保つというのがなかなかに辛い。。

 

 すーーーーーーーー。。


 ふーーーーーーーー。。


 大きく呼吸して集中を保つ。

 あの黒金魚達もあんなとんでもないスピード維持できるわけないだろ。

 絶対疲れてスピードが落ちる前に攻め込んでくる。

 根負けして俺が先に集中を切らすな。。

 

「次の黒金魚達が来るちゃ!」

 ヴェルさんの声が聞こえた。

 小春と二人で外の黒蘭鋳の方を眺めてる。

 黒金魚が黒蘭鋳からさらに生み出されてこっちに向かってるんだろう。

「ヴェルちゃん私たちでやろう」

「もちろんだっちゃ!」

 二人が新たな黒金魚を迎撃するつもりだ!

 望先生はまた瞑想して呪文を唱えている。

 

 俺も早くこっちの黒金魚を倒したいのに、全然かかって来ないから動けない。。

 

 あ、総合格闘技でリングにいる時俺、こんな状況になった事がある。

 相手の手が出なくて膠着状態で。

 ならあれやってみようか。。

 あれならいける気がするし。。


 スッと俺は体の力を抜いて腰を落としての構えを解いた。

 そして棒立ちで小春とヴェルさんの方へ顔を向ける。

 そこから急激に教室の中の雰囲気が一変した!!

 ババババババババババッババババババ!!!!

 激しいスピードて突撃し始める黒金魚!

「へへ!やっぱりきたな!」

 俺はものすごいスピードで突撃してくるを大きい黒金魚を全く掠りもさせず避ける!

 一般人には目で追う事も難しいであろう攻防になってるだろうな!

 

 黒金魚の連続攻撃で俺は反撃ができていない!

 攻撃を誘った、そして見事に黒金魚達は攻撃を開始した。

 そして次はこっちの攻める番だろ!?

 ッダン!

 俺は思いっきり上へと飛び上がった!

 それを追いかけて上へと方向を変えて泳ぎ上がっていく一匹の黒金魚!

 ドン!!

 待ってました!

 空中で迎撃するの正拳突き!

 ドカっと殴られた黒金魚はその場で燃え上がりながら止まった。

 燃えて怯む黒金魚を俺は両手で掴み思いっきり床へと投げた!!!

 ッダン!

 燃えたまま床に打ち付けられ黒い靄へと変わる黒金魚!

「あと三匹!!」

 ダンと床に着地した瞬間を狙って一匹の黒金魚が襲いかかっって来た!

「ふん、それも想定済み!!」

 俺の右フックが突撃していた黒金魚を捉え腹部を腕が貫通している。

 俺の目の前、鼻先を掠めそうな距離でボゥと燃える黒金魚は燃える腕に貫かれたまま燃えて黒いもやへと帰った!

 ダン!!

 地面を蹴って俺を中心に教室中をぐるぐる回り泳ぎ続ける黒金魚に飛びよる!

「ッハッハッハッハ!!」

 高速で泳ぐ大きな黒金魚の軌道を読み見事に一気に距離を詰めた!

 そして一匹を思いっきりッダンっと蹴り飛ばす!

 背後から別の黒金魚が襲って来てる!

 それも分かってる!

 俺は体を回し込んで肘打ちで黒金魚を打った!

「よし!」

 ッビっと俺は構えた!

 今蹴って殴った大きな黒金魚二匹とも炎を纏った腕で攻撃してないからか、黒い靄を少し上げながら体制を立て直して俺をもう一度襲ってきた!!

 バンバン!手を交差させ、左右から襲ってくる黒金魚の頭を掴んだ!

 小膣で最後の一匹!!

「っふ!終わりだ!!!」

 勝ったというテンションで俺の腕に纏う炎に力がギュウっとこもった!!


「逝け!」

 ッッドッカーーーーーン!!


 俺の腕に纏っている炎が大きく爆発した!!

 爆発で巻き上がる爆炎と爆風!!


「っくっくっく!」


 最高に高揚する戦いだった!



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