学校編 見れない場所を見るって素晴らしい
恐怖の立ち込めた空間の中。
降り落ちてるスポットライトの下で赤と黒の竜宮の使いが鱗をキラキラと光らせて空中を艶かしく泳ぐ。
非現実的で幻想的な光景。。
その場にいる全員が言葉を失った。
ーーーーーー 日向 海晴 ーーーーーー
大きな青空に大きな積乱雲、その下にあるグラウンドの上には一つの悪意の塊のような黒蘭鋳がいる。
黒蘭鋳から鮪サイズの黒金魚達がどんどんと産み出され、空中を全速力で泳ぎ、俺達に迫って来てる。
もう今にも俺達の所に到達し、やるかやられるかの戦いが始まろうと言うその時!
ズキン!
ッグ!!!
い
「痛!!」
突然、俺の眼に痛みが襲った。
痛い。。
痛みのせいで瞼を開ける事が出来ない。
必死に目を擦り開けようとするが開かない。
痛い。。。
「おい海晴どうした?」
「ダーリン!?」
「海晴くぅ。。ん。。。」
声が遠のいていく。
すると、またも、今ここではない景色が閉じた目の瞼の裏に映り始めた。
なんやねんこれ。。
ぼんやりと誰の物か分からない視野を共有していく。。
今までの戦っていた教室とは違う場所がだんだん見えて来た。
辺りが見え始めると不思議と眼の痛みは無くなった。。
「どこやここは。。?」
ザワザワと多くの人の声がする。
そしてコツコツと歩く音も聞こえる。
このコツコツっていう音は、俺の視野を共有している奴が歩いているか?
目の前にステージの上に置いてある演壇が有りそれがだんだんと近づいて来る。
やっぱり歩いてる。
俺の体の感覚は歩いてる感じは無いのに変な感じや。
やがて演壇の前に辿り着いて両手を演壇の上に突き、立ち止まった。
両腕にやっぱりびっしりタトゥーが彫られてる。
視覚の本人が下げていた頭を上げたのか、一気に辺りが見えた。
ここは。
体育館。。
体育館のステージの上か。?
全校集会と同じ様に並ぶ生徒。
頭上には水銀灯が並んで輝いて、二階の窓や出入り口から太陽の光が注ぎ込んでるから体育館の中はめちゃくちゃ明るい。
生徒達はちゃんと校舎から体育館へと避難して来ている。
ザワザワと口々に話す生徒達。
「ックックック!っきっしょ!ブタどもがザワザワ騒いどるわ、、目の前にいる僕にも気付かへんアホばっかりやな!っきっしょ!きしょ!まーいいわ。ほないこか!」
視野の主であるタトゥーの男が喋った。
俺は喋ってないのに喋ってる様に声が聞こえて気持ち悪い。
誰なんやこのブタとかきしょいとか言葉の悪い奴は。
ほんまに誰やねん。
ッバン!!
タトゥーの男が思いっきり両手で演壇を叩いた!
体育館に演壇の衝撃音が響く!
体育館の全員がステージへと注目するけど、ステージを見る事は出来なかった。
襲う突然の暗転!
暗闇が体育館に降り注いだ。
男が演壇を叩くのを合図に突然体育館の電気が落ちた!
さらに電気が落ちるその瞬間にッシャっと全ての真っ黒な遮光カーテンが閉まる!
さらにさらに出入り口のドアもッバァン!!っと壮絶な音を立てて閉まった!
全ての光が遮られ体育館に闇が訪れる。
ただでさえ学校に雹が降って教室が壊れた。
そこから必死に非難して来た生徒達、その生徒達で騒ついていた体育館は、突然の騒音と暗闇でさらに心が揺らされる、生徒達の大きな喧騒に包まれて、パニックを起こした女子生徒の「キャーーー!」「怖い」「助けて!」と言う悲鳴が響き渡る。
どんどんと恐怖が膨らんで人から人へと連鎖して体育館全体が恐怖に染まってしまう。
「キャーーー!」「ワーーーー!」っと叫ぶ女子生徒に男子生徒、体育館は完全なパニック状態に陥ってしまった。
暗い。。
辺りが見えへん。
俺が見えへんって事はこの視野の主も見えてへんよなこれ。。
真っ暗で見えへんけどパニックになった生徒達の悲痛な叫び声だけが届いてくる。
このタトゥーの男、見えないから動き出さへんのか?
それにして一体どうやってこの体育館に暗闇を落としたんや?
俺は今視野を共有してるのに何かした様にも見えへんかった。
やのに体育館の全てのカーテンや扉が同じタイミングで閉まって、電気まで落ちた。
なんでや、どうやったんや?
それにしてもワーーーキァーーーって全校生徒の叫び声が五月蝿い。
俺の鼓膜が生徒達の恐怖の叫び声で、恐れ、震えてるみたいや。。
こんなに恐怖が充満している空間、、俺まで恐怖に呑まれて気が奇怪しくなりそうや。
あかん。
恐怖に囚われるな!
ックックック。
突然男が喉を鳴らして笑った。
恐怖と戦ってた俺とは違って、この男はこの恐怖に満たされた空間を感じて、喜び高揚してる。。。
なんて奴や。。
狂ってるわ。
なんで俺はこんな奴の視野を見てるんや。。?
「ックックックックックック。あーーーーっはっはっは!!」
暗闇の中、この恐ろしい空間で男の大きな笑い声が響いた。
悲鳴の中、笑い声は明らかに生徒達の叫び声より目立った。
身体を仰け反らせて高らかに笑う男に向かって突然、パッとスポットライトが落ちた。
スポットライトが当たると共に演壇に手をついて顔を伏せえる男。
「皆さん、、こん、ばん、わぁ!!!」
そのスポットライトの中でタトゥーの男が叫んだ!
顔に明暗がくっきり浮きでて、男はまるで妖怪か妖みたいな風貌になってる。
突然の大声に静まり返る体育館。
うわ!
全員の目が突然こっちを向いた!
突然の全校生徒の視線がこっちへ。
怖っ!!
いや違う、皆は俺を見てるんちゃう。
この視野の主を見てるんや。
一瞬俺が全校生徒の狼狽した目で見られてるのかと思って、焦った。
こいつこんな恐ろしい事して何がしたいんや!
こら!!
おい!!
お前誰や!!
何がしたいねん!!
俺は何か企みが見えるタトゥーの男に向かって、その企みを止めろ!叫ぼうとしたけどやっぱり声は全く出せへんかった。
それどころか俺は身体という物を感じる事も出来ひんかった。
なんや。。
いったいこれ、どうなってるんや。。
視野の主であるタトゥーの男の大声での挨拶で一瞬の静寂が訪れていた体育館。
しかしすぐザワザワと騒ぐ全校生徒達。
「びっくりしたねぇ、怖いことがあったねぇ」
スポットライトを浴びた男が演壇の前で話し始める。
「でもなぁ〜もう安心していいんやでぇ!もうすぐ君らは怖いとか不安とか思わなくなるからねぇ。ックックックック」
またタトゥーの男の発言を聞いて体育館内がシーーーーンと静まり返った。
「おいお前!何者だ!!」
懐中電灯で照らしながら先生達が俺と視野を共有しているタトゥーの男の元に慌てて寄って来た。
ドタドタと俺に歩み寄っていく四、五人の先生達。
ちょ!ちょっと待って!先生!
違うんです俺は何もしてない!
あ!ああ。
また勘違いしてた。
しかも思わず叫ぼうとしたけど声が出ぇへんかった。
先生が詰め寄ってるのはこの視野の主や。
もろ俺を見て詰め寄ってくるから怖いわ、明らかに視野を共有してる俺を睨んでるし。
「なんや、邪魔な奴らが来たな、まぁでも、そら来るか、ちょうどえーわ!」
男が喋り出した。
男は左手を先生に向かって伸ばしたその左手は魚の様な蛇の様なタトゥーがグニャグニャと蠢いているのが見えた。
「ほらいけ!」
男のほらいけという言葉と共に腕の中にいたタトゥーが手の甲からズルルルルルルルルル、、っと飛び出していく。
長い。。
蛇の様な魚の様なタトゥー、その真っ黒なタトゥーは腕から出ると黒蘭鋳の時みたいに急激にサイズが大きくなった。
先生達に大きな口を開けて一直線に襲いかかる黒いタトゥー!
あかん先生逃げろ!!
「うお!なんだこれは!!」
バクン。
先頭を走っていた体育の先生が食われた。
「わぁ!」
バクン!
「おい!やめろぉーー!」
バクン。
最後の先生は背を向け逃げようとしたが追いつかれ背後から食われた。
なんて事を。。
あれ。?
先生達がステージの上で倒れてる。
なんで?
食べられたと思ったけど、食べられてない?通り抜けただけ?
黒いタトゥーの魚の通った後に食べられたはずの先生達は気を失ってる。
その光景を見て俺はあのタトゥーの魚には実態が無いって悟った。
あの魚は先生を食べた様に見えたけど、実はすり抜けていただけで先生達はその場で立ち尽くしたんやなって。
でもなんで先生達は倒れてるんや。。
物理的なダメージは無いけどけどなんらかの精神的な攻撃は受けてるんか。。
先生を食べた、いやすり抜けた魚はゆっくりと体育館に空中を泳ぎ始めた、体育館の中は水に満たされてる様に優雅に泳ぐ。
タトゥーの生き物の体は蛇の様に長い、蛇にはない背鰭が有って、頭部から長い長い数本の糸の様な物を引いて泳いでいる。
そして縦に平べったい。
蛇って言うより魚や。
体は黒銀色で、光の加減なのか、たまにキラリと胴体が赤黒く光る、頭からの糸は泳ぐ流れに任せてふわりひらりと漂ってる。
あの生き物は、、、ネットで見た事がある。
確か、あの生き物の名前は深海魚の《竜宮の使い》やったはず。
でも、あのタトゥーの竜宮の使い、俺の知っているってか見た竜宮の使いなんかよりも全然大きい、顔の高さだけでも人の身長くらいはある、長さも信じられへんくらい長い。
タトゥーの竜宮に使いの真っ赤な目はなんか不穏な目をしてる。
体育館の生徒達は恐怖にすくみ上がってたけど、一人の生徒が体育館の扉に向かって駆け出した。
「だめだここにいたら良くない!」
あのクルクルパーマはウッディや。
「みんな体育館から出るんだ!」
「急げ!」
綾ねぇや翼も叫んで扉へと誘導し始めた!
突然雪崩のように全校生徒が動き出した!
堰が切って落ちたみたいに体育館は阿鼻叫喚、地獄絵図みたいになってしまった。
ただただ大声で叫ぶ女子生徒を押しのけて進む男子生徒、膝を抱え諦める子まで。
「あなた一体何をしたいの!?やめなさい!!」
女性の大きな声が体育館に響いた。
恐怖に支配された阿鼻叫喚の体育館の中で女の先生が一人でステージに上がって震えながら男に注意した!
この状況でそれが出来るなんて勇気のある先生や。。
「なんやお前?きっしょ!。。。」
じっと先生を見つめるタトゥーの男。
「うん。そやな。お前使えるわ!」
男は斜め後ろに反り返り奇怪しな姿勢で女の先生を見る。
「ックックックック」
喉を鳴らして笑いながらタトゥーの男は先生にむけて手を伸ばした!
するともう一匹、黒い竜宮の使いが手からズルズルズルと泳ぎ出した。
二匹もこんな奴出せるんか。。
こっちの竜宮の使いは青黒い、瞳も青い。
その新しく出てきた竜宮の使いは猛スピードで女の先生に寄っていく。
先生!逃げて!
くそ!声が出ない。。
グルグルっと先生の周りを威嚇するみたいに泳ぎ始めた青黒い竜宮の使い。
「ちょっと!あなた!止めなさい!」
先生は気丈に振る舞ってるけど、怯え慌てた表情で青黒い竜宮の使い警戒して、こっちを見る事も出来てない。
「ックックック!止める訳ないやんか!面白い女やな!よし!やれ!」
その声と共に突然青黒い竜宮の使いはガバッと先生に巻きついた。
やめろ!やめろ!やめろ!!
俺の声はやっぱり声にならへん。。
竜宮の使いは先生にグルグルに巻きついたままふわりと浮き上にあがった。
「うぐ、むぐ、、、、」
先生は体全体を黒竜宮の使いに巻き付かれたまま、空中に引き上げられ悶えている。
「おい!五月蝿い虫ども!こっちを向けぇぇ!!」
タトゥーの男が叫んだ。
突然の轟音に似たタトゥーの男の叫び声に体育館は静まり返って全校生徒はステージに注目した。
タトゥーの男に落ちてるスポットライトのお陰で先生は体育館の皆んなから見える。
ギュルギュルっと蛇みたいに先生の周りを這い回る青黒い竜宮の使い。
先生への巻きつき方を変えているのか?
ステージの上の空中で竜宮の使いの尻尾に手を、胴体に足を巻きつかれて、先生の姿はぐるぐるに巻き付かれてた状態から変わって。
先生はステージの上に吊るされている様な姿になった。
「何するの!やめて!やめなさい!」
先生の声が恐怖で言葉を失った体育館に響く。
「先生!」
ウッディーの声がその生徒の沈黙を破った。
「この先生にこれから起こる事は、お前らが五月蝿いからやからなぁ!ックックック!」
男がステージの上で注目を集める。
「ほら!ちゃんと見ときやぁ!」
パチンと男が指を鳴らすと、スポットライトが男から消えて先生に落ちる。
恐怖に怯える先生の表情まではっきりと見てとれた。。
そして、もう一匹の目の赤黒い黒竜宮の使いが先生に向かって泳ぎ出した!
「ああ、あかんあかん!」
パチンともう一度指を鳴らすと泳ぎ寄ってた赤黒い竜宮の使いは止まった。
「あかんなぁ。。このこのままじゃ全然見えへんし分からんなぁ。」
さらにパチンと指を弾く。
すると先生を捕まえている青黒い黒竜宮の使いが大きな口を開けて頭の部分だけ動き出した。
あかん!先生に噛みつこうとしてる!!
「「「やめろーーー!!」」」「やめてーーー!!」
綾ねぇに翼、ウッディー、なーちゃんの叫び声が体育館に響いた!
そんな皆んなの声は全く届かず、青黒い竜宮の使いは躊躇なく先生にバクンと齧り付いた!
「きゃあぁーーーーーぁ!!」
バリバリバリ!!
先生は引き千切られた。
先生の衣服がヒラヒラと空中に舞う。
「「「「先生!!」」」」
四人の声が響いた!
「やめて!やめてーーー!!」
宙に吊るされ先生はバタバタと暴れていた。。
あれ?せ、先生?
先生は吊るされたまま生きてた。
ひらりひらりと衣服の千切られた布が舞い落ちていく。
よかった。
先生は首から下半身まで全身の服を食い千切られて、体の正面は服が破り剥がされて裸体になってしまっている。
「やめてーーー!!」
先生は泣き叫んでいる!!
「「先生!!」」
綾ねぇと翼が生徒達をかき分けながら先生を助けようとステージに向かっていく!
ックックックック!
「いいねぇ。いいやんかぁ。元気な虫が何匹かおるわ」
ニヤリと笑いパチンともう一度指を鳴らすタトゥーの男。
止まっていた赤黒い竜宮の使いが大口を開け再び泳ぎ出した。
正面を青黒い竜宮の使いに衣服をひん剥かれ裸体を晒す先生に向かっていく!
「やめてぇぇぇぇ!!!!」
ガブン!!
赤い竜宮の使いは先生を飲み込みそのまま通り過ぎて行った。
綾ねぇと翼は間に合わずステージの前で止まる。
「くそ、、先生、、」
悔しそうに項垂れる翼と綾ねぇ。
「翼君、綾ねぇ、先生を早く助けないと可愛そうですぅ。」
項垂れる二人の所へなーちゃんが駆け寄った。
え?っと驚いた表情でステージに上を見上げる翼と綾ねぇ。
食べられたはずの先生は、そのまま同じ場所に吊るされていた。
さっきの男の先生達と同じで赤黒い竜宮の使いはただすり抜けただけやった。
何もなってないん??
いやそんな訳ない、絶対何かされてる、じゃあ一体、、何をされたんや。。?
俺には疑問が浮かび上がった。
けどその答えは直ぐ分かった。
すり抜けられた先生はお臍辺りから何か黒い物が滲み出て来る。
先生が体の中から闇に侵食されている様に見える。
「ああああぁぁぁぁぁあああぁァやめてぇエエェァァァァっァァァァアアァァ。。。。」
先生が苦しそうや。。
断末魔のみたいな恐ろしい声。
視覚と聴覚だけの俺でも震え上がるほどや。
体育館の生徒達はも恐怖から身動き一つ取れない。。
先生の体はどんどん闇に侵食されていく。。
その侵食に合わせて先生は体をビクンビクンと痙攣させ始めた。
衣服がないから体に広がる闇がはっきりと見て取れる。
怖い。。
なんでこんな事を。。
先生。。
「ほらぁ怖いやろ!?次一言でも声を発した奴からこれと同じ目にあって貰うからなぁ!」
「アアアアァァぁ。。。ぁぁ。。あ。。。」
ガクン。
先生の首は力なく折れた。
もう先生は真っ黒に染まってる。
「なんや、もう終わりか」
また男は指をパチンと鳴らす。
ドスン。
青黒い竜宮の使いは先生をその場で離し、先生はステージに落ちた。
生徒全員その光景に息を呑み震えて動けてへん。
「そうやでぇええ子やなぁ!大人しくしてたら。。苦しまへんからなあ!!」
タトゥーの男がパチンと指を鳴らすと二匹の竜宮の使いが男の周りに寄ってきた。
男の周りをふわふわ浮いて懐いてる様な二匹の竜宮の使い。
恐怖の立ち込めた空間の中、降り落ちてるスポットライトの下で赤と黒の竜宮の使いが鱗をキラキラと光らせて空中を艶かしく泳ぐ。
非現実的で幻想的な光景。。
その場にいる全員が言葉を失った。
「ックックック、いい子達がおるとえ〜なぁ。。」
二匹の竜宮の使いの上に椅子に座る王様の様に座って、その竜宮の使い達を撫でながらタトゥーの男はニヤニヤと笑いステージの下を眺める。
「なぁこのままじゃだめだよな、、」
「ああ、こうしていても結局あいつの好きな様にされるだけだね!」
「私にも何かできることあるかなぁ。。。」
「今の僕にはいい考えが思いつかないんですよ、一体どうしたらいいんだ。。。」
翼、綾ねぇ、なーちゃん、ウッディが集まって話している。
「きっしょ!お前ら!!話すな言うてるやろ?何勝手に話してんねん。」
男がギラリと四人を睨みつけた!
「ほんなら、言った通り喋ったお前らから行こか!!」
タトゥーの男は立ち上がり翼や綾ねぇ達に向かって指を刺しパチンと指を鳴らした!
「あいつらも闇に落としてしまぇ!」
黒い竜宮の使い達は男の叫び声と共に、翼や綾ねぇ達に狙いを定め突撃を始めた!!
速い!!
なーちゃんやウッディーもいるのにあの突撃が避けられるんか???
ヤバイ!!!!
「おい!!や!!!!!!!!!!!やめろおぉぉぉぉぉ!!!!!」
「ダーリン!!どうしたっちゃ!?」
「っは!!」
俺は目を覚ました!
「海晴!!大丈夫か!!」
「ダーリン大丈夫!?」
「海晴君!?」
「あ。。ああ。。夢?俺は夢見てたんか。。?」
俺は夢か現実が分からへん。
さっきまで見てたのは何やったんや。。
そして俺はここから地獄を見ることになる。。




