出逢い編 海って素晴らしい!
俺の波を走った後には波飛沫が宙を舞う。
まき上げた波飛沫に光が差し込んでキラキラ光っている!
あー最高に気持ちいい!!
ーーーーーー 日向 海晴 ーーーーーー
。。。
。。。。
さわさわ。
風が吹いてる。
ふわ。
風が肌を撫でる、そして俺の前髪をふわりふわりと遊ぶ風。
差し込む日差しが心地良い。。
ゆっくりと俺は目を開いた、くるくると天井のシーリングファンが回っている。
いつの間にか俺は部屋に掛けてあるハンモックでいつの間にか眠ってしまっていた。
開いた窓から流れ込んでくる風に起こされたみたいやな。
あー。。
気持ちいいなぁ。。
なんて爽やかな気持ちいい朝。
俺は何か夢を見ていた。
いい夢やった。
それは、めちゃくちゃ長い夢だったような、一瞬の短い夢だった様な。
なんか不思議な感じ。
仲間がいて大切な人がいて。
楽しくて。
俺の大切な物。
それを全力で守ったような。
本当に命をかけて。
でも。。
夢やからかな?
よく覚えてへん。
夢の中の冒険、どうなったっけ?
なんか色んな所を飛び回った気がするんやけど。
うん。
どうなったんやろ。。
なんか、気になるなー。。
もう一回見たいなー。
あの夢。。
全然覚えてへんけど、大切な、絶対忘れてはいけない物があったと思うんよなーーー。。
ふぅ〜。。
俺はもう一度そっと目を閉じてみた。
。。。
四月の初め。
寒い冬が明け暖かな春が来た。
窓から部屋に春を告げる南風が流れこみ。
そよそよっと肌を撫でる風が気持ちいい。
ああ、まだ半分寝ている様な。
でも、もう起きてる様な。
夢と現実の間にいる様な。
そんな曖昧な時間。
それでも俺の頭は今こうして思考して起きているんやから、もう一回同じ夢なんて見れる訳も無いねんな。
ただただ、今まで見ていた夢を忘れてしまったという喪失感と、何故か解らないが、不思議な満足感が体の中に溢れている。
俺は。
今はまだ。
その夢の余韻に浸っている。
閉じている目蓋越しに部屋の窓から差し込む朝日を感じられる。
いい季節になって来た。
太陽の暖かさを体で感じながらずっと目を瞑っていたい。
全てが気持ちいい。
さっき俺の見てたのはどんな夢だったんやろ。
まだ思い出すことを諦められへん。
まぁ今の俺にはの命をかけるほどの物なんて持ってないし。
命をかけるほどの人達もまぁ。
うん。
家族と数人の友達くらいかな。
夢の中ではそれ同等か、それ以上に大切なもがいっぱいあった気がする。
ほんまに一体どんな夢やったんやろ。
あーーー気になる。
でも思い出せへん。。
今の俺はその夢に出て来た人に会いたいって思ってしまっている。
ん?
誰に??
だれ?
んーーーー。
わからへん。。
でも、会いたいって真剣に思える人がいた気がする。
絶対に忘れてはいけないない人がいた気が。。
もう一度夢は見れんくても、せめて少しくらい思い出す事くらいは。。
。。。
うーーん。
。。。。
あかん。
思い出せへん。。
。。。。
ザーーン。
ザザーン。
ザーーーン。
あ〜波の音や。。
波の音。。
ヒューーー。
ザワザワ。
風の音も。
ザワザワ。サワサワ。。
ザーーーーン。。
ザーーーーン。。
。。。。
風と波。。
ウィンドサーフィン。。
久しぶりに乗りたいなー。。
ああ、そういえば。
今日の海は最高の予報の日やったん違ったっけ?
あ、ってか昨日もウィンドサーフィン乗ったやんか。
久しぶりって。
俺寝ぼけてるわ。
よーーし。。
そろそろ起きて海へ行こ!!
今何時やろ。。?
携帯をいつも置いてる所へ手を伸ばす。
あれ?ない。。。
どこへ?
ゴロン!
「うわっ。」
ドサ!
携帯を探そうと起き上がろうとしたらぐらっと揺れて俺は床に落ちてしまった。
俺、部屋にぶら下げてるハンモックでいつの間にか寝てしまってたんか。
「いたた。。」
俺はすぐ上にあるハンモックを見上げる。
寝ぼけていた頭が少しずつ起きてきた。
頭の上でフラフラと揺れるハンモックに手をかけ、床で打つけたお尻をさすりながら立ち上がる。
立ち上がると部屋にある大きな窓から外を見た。
俺の部屋からは少し遠いけど、広大な海が見える。
海にはきらりと光る白波が見えた。
「おお!」
これ間違いなく良い波やんか!
風も吹いてるし!
これは絶対最高なやつやんか!!
一気にテンション上がった!!!
よし!
目はもう覚めた!
自然が俺を呼んでる!
胸が高鳴るのが分かる!!
俺は慌てて歯を磨いて顔を洗って。
服をダッシュで着替えて。
お気に入りの部屋を飛び出た!
バンッと玄関の扉を出た瞬間、まだ優しい朝焼の色を残す青空が目に飛び込んできた!
「青空やーーー!!うおーーー!気持ちいいーーー!」
目の前は快晴。
真っ青な海の上に浮かぶ雲、朝焼けの光が雲を染めてピンク色に輝いてる!
最高に綺麗や!!
俺の自転車には風と波に乗るための道具が運べるように、大きなサーフラックが取り付けつけられている。
その道具が積まれた自転車に跨がって。
俺は思いっきりペダルを漕ぎ出した!
サドルには座らず全力立ち漕ぎ!
家を出てすぐの広い大通りへ飛び出す!
まだ朝陽は登ったばかり!
早朝やからか車は全然走ってへん!
道が貸切や!
「気持ちいいーーーー!!」
俺は海への下り坂を自転車で気持ちよく駆け降りて行く。
ざーーーーーん!
自然が俺を呼んでる!
耳で目で肌で体全てで自然を感じる!
自転車のスピードが上がる。
誰もいない道をグングン走れる。
気持ちいい!
俺の家から海までは自転車で十分くらい。
緩やかに下る道を走り市街地を抜け、その先にある踏切を渡ると、目の前に広がる壮大な海!
「うおーーーー!」
この海が飛び込んで来る感じ!
最高!
この瞬間が俺は大好きや!
そして俺が海を目の前に一番初めにするのが。
海のコンディションチェック。
今日は俺の大好きなスポーツのウィンドサーフィンが出来る予報が出てた日!
そしてめちゃくちゃ大切な今の海のコンディションは!?
立ち乗りした自転車でさらに身体を起こして海を見下ろす。
目の前の海は出たばかりの朝日に反射して海がキラキラ光ってる。
眩しく輝く海がカッコいい!
手前には良い形の波がザブンザブンとビーチを打ち鳴らし、俺を呼んで手招きしている!
さらにヒューーーっと風が海を撫でて音を鳴らし『良いコンディションやでー!早く乗らないと!』なんて俺を呼んでるみたいに聞こえるわ!
マジで最高のコンディションやんか!
「最高!!!!」
自転車を漕ぎながら叫ぶ!
海岸線の通りを凄いスピードで右に曲がり、さらにそこからペダルを全力で踏み込み、ぐんぐんスピードを上げていく!
俺は海を眺められる市営の無料の駐車場に自転車を停めた。
自転車から荷物を下ろし海に入る準備を進める!
そんな海と自然が大好きな俺の名前は日向 海晴
大浜高校もうすぐ二年。
この大浜町で一人で住んでる。
元々は家族と一緒に関西に住んでた!
でも毎日ウィンドサーフィンをやりたくて!
この海の側の街に飛び出してきた!
だから今から俺はウインドサーフィンをする!
これが出来るから俺はこの街に来たんや!
ウィンドサーフィン!
風を受けて海の上を走り!
波で遊ぶ!
こんな自然感じまくれるスポーツ他にはない!
俺は中学生の時に琵琶湖でウィンドサーフィンの体験でやってみてから、激ハマりして毎週琵琶湖に通った!
そして高校に上がるタイミングで関西を飛び出してきて一人暮らしを始めた。
その一人暮らしで父の厳しさと母の偉大さを感じた。
ほんまに大変やった。
この一年間、学校とバイトの日々の生活でめちゃくちゃ大変やった、けどやっと生活は落ち着いた。
生活する上で掃除洗濯料理するって、めちゃくちゃ大変で一人暮らしを始めてすぐに母さん、ありがとう!と心から思った!
生きるためにお金が必要で、そのためのバイトも必死!
お金を稼ぐ大変さも知った!
父さんも本当にありがとう!
そんなこんなで俺は今ここにいる。
よし!
ウィンドサーフィン準備完了!
ウィンドサーフィンはセールと言われる風を受ける物で風を受けて!
それをボードに繋いで水の上を自由に走り飛んだりできる!
セール!!!
そう!
これは俺の翼!
これがある時は俺は風を使って海の上を自由に動き回れる!
ウィンドサーフィンやってる時は俺は鳥の様に空を飛べて!
海の上を走れる!!
それはまるであの名作アニメのナウシカの様に!
今日は最高の風!
早くウィンドサーフィンに乗りた過ぎる!
胸がめっちゃワクワクする!
道具の準備が終わったら道具を抱えて道路を渡る。
ヒューーー!!
俺しかいない、貸し切りのビーチの上を風が走ってる!
風が音を鳴らし、その音でビーチの砂は踊っている、空は晴天!風良し!波良し!俺の心も踊り胸高鳴る!!
本当に見れば見るほどいいコンディションや。
いよいよ海の上へ!
波が押し寄せる海の上にボードを浮かし、そのボードの上に足を乗せ。
セールをボードの上に立てて風を掴む!
バン!
セールに風が孕む!!
その風の力でウィンドのボードは俺を乗せて海の上をグングン走り出す!
あっという間に俺の乗ってるウィンドサーフィンは車と同じスピードまでに達して、スパパパパパパパっと海の上を滑走していく!
ああ。。
この疾走感マジ最高!
エンジンも何もないのにスピードめちゃくちゃ出てる!!
手前にある白い泡の波を越えてどんどん走り続ける!
少し前から迫り立った波が来てる!
ウィンドサーフィンは普通のサーフィンと違って、波に向かっていける。
サーフィンは波を下っていくだけやけど、ウィンドサーフィンはエンジンが付いてるかの様に波を凄いスピードで駆け登れる!
そして迫って来る波の形はまさにスノーボードで飛び出すジャンプ台の形!!
「っいっくぞーーー!」
波へと向かって行く!
俺は一気に波を駆け登り!
そして!!!
波の先に見える大空へ!!!!!
シャッ!!
波の頂点から空に飛び出す!
。。。
フワァ!!
時間がゆっくり流れるような顔の感覚!
この浮遊感!!
俺は空を駆け登りながら、さらにセールを鳥の羽の様に横へ向け、空中にある、吹き抜けている風をさらに掴む。
ぐいっと俺の身体を包み込む風の力の感覚!
最高!!!!
今日の俺の翼めちゃくちゃ調子良い!!!
俺はぐんぐん風を掴み、その力を使って空に舞い上がって行く!
波から空中に飛び出した瞬間から、俺の周りから音は無くなる。
時間の流れも遅く感じ、目の前いっぱいに空が広がる。
「フゥーーーーー!!!!」
この世界は俺の物やーー!!
あーーー!!
めちゃくちゃ気持ちいい!
この瞬間は空を波を使って跳んだっていうより!
風を使って飛んだという表現が一番ふさわしい!
だんだんと舞い上がって行くスピードが重力で弱まり、上昇力を無くして大空の中でゆっくりと上昇が止まった。
空の中で止まる、俺には正にその時、時間が止まっている様に思える。
目の前に広がる空のど真ん中にいる俺は、自然を体の感覚全てで感じている。
そしてゆっくりと落下を始めていく。
落ち始める、そのタイミングで俺はセールという羽を一回前方に羽ばたかせた。
すると羽ばたいた羽に風が孕み、俺は風の力をかりて、俺はクルッと空中で前回り。
ックっと一度羽で風を掴み落下のスピードを殺す。
パシャーン!
自分で言うのもなんやけど、見事に着水!
まるで海の上で遊ぶ鳶みたいやろ?
着水した俺は水上でまた風を掴み沖に向かって走り出す!
最高やったなーーー!
俺風使うのめちゃくちゃ上手くなったわ!!
でももっともっと上手くなりたい!!!!
海の沖まで来た俺はターンをして岸の方へと向きを変える。
そして周りを見渡し良い波を選びながら戻ってくる。
っふっふっふ!
帰りを楽しむにはいい波を見つけることが大切なのだ!
お!!
沖から来る大きなうねりを見つけた!
きたきたきたきた!いい波!!!
俺はその大きな丘のようなうねりと一緒にビーチの方へと帰って来る。
ビーチに近づくにつれ、うねりの丘がだんだんせり上がってきた。
俺はうねりの丘の一番高いところにいる!
そして足元でうねりがせり上がり、良い形の波になってきてる!
いくぞーーーー!!!!!
俺はその波を一気に俺は下り降りる!
掘れた良い波!
風と波の力でギュンっとスピードが乗る!
スピードが上がると同じ様に!
俺のテンションがマジで最高潮に上がってる!!
スパパパパパパパパ!!
頭を超える大きなその波の前で見事な水飛沫を飛ばしながらターンしていく!
波を降りおりたその勢いのまま波を駆け上がる!
その波はビーチに近づくにつれてドンドンと張ってきて、今にも俺の前で崩れそうになっている!
頭をこえるハーフパイプみたいなの波!
その頂点へと、俺は最高のスピードで突っ込む!
波を飛び出すか飛び出さないかのタイミングで見事なクイックターン。
俺の波を切るように走ったの後はスプレーを一気に撒いたかのような波飛沫が宙を舞う。
上げた波飛沫に光が差し込んでキラキラ光っている!
気持ちいい!!
ターンの後はまた波の頂点から崖の様に掘れた波をもう一度攻めるぞ!
俺は一気に下り降りる。
くはーーーー!!!
めちゃくちゃ気持ちいい!!
「うおーー!最高!よし次は波を使って最高のエアーを!」
俺はペロリと舌を出して波を下りながら次の波のコースを読む。
最高に形の波の前を見事なライン取りでまた波に向かって行く。
スピードに乗ったまま波の頂点へ!
さっきとは違って波の上でターンするのではなく、スピードを乗せたまま波の頂点を横に走り俺は飛び出した。
ウィンドサーフィンの板が波から離れ飛び出す!
そして空中でバサッと風を掴む。
シュワっと波の前に俺は飛び出した!
ボードの後ろの飛沫が白くまるで鳥の尾翼の様になっている。
鳥の様に飛び出す感覚!
たまらん!!
ザパァン!
見事に波の前の斜面に着水!!
そしてそのまま走り続ける!
「ックッハーー!!やっばい!!今日マジ最高!!!!」
波に乗り遊び、岸際まで来たので俺はもう一度飛ぼうと沖に向けてターン。
よし!もう一本!!!!
「いい感じで飛べる最高の波はないかーー!良い波こーーーーい!!」
俺は沖に向けて目を向ける。
「ん?」
沖に今まで見たことない奇怪しな物が見える。
「ええ?なんや?」
空と海の間に青黒い帯が見える。
。。。
「壁??」
沖に向けて走り、向こうから押し寄せて来る波を見ようとしたら。
一番初めに俺の目に飛び込んできたのが、沖にある青黒い帯状のライン。
なんやろ?
壁に見えるんやけど。
「えーー。壁なんてあんな所には、当然、、無かった。。」
海の上に壁なんてある訳無いやんか。
。。。
目を凝らして沖の壁を見る。
毎日のように乗ってる海やのにあんなん始めて見た、絶対おかしい。
「え、もしかしてあれは。。」
ドンドン近づいて来る青黒い壁。
近づくにつれてつれて、俺はあの壁が何か解ってきた。
「もしかして。。あれって波??大波??」
え?嘘やろ?あれはデカすぎひん??。。」
そう、沖に見えていたのは動画の中でしか見た事のない、とてつもなく大きな波!
あまりに大きすぎて、それを波となかなか認識できひんかった。
大波は沖合いからすでにせり立って、まさに壁のようになって海岸へと押し寄せて来ている。
「何やねんあの波!」
明かに不自然や!
あんな波見たことない!
あれは波というより、もはや津波やんか!!
その波は絶望を乗せて、本当に凄いスピードで俺に押し寄せてくる。
「ヤバすぎやろ。。」
パッシャン!
「うわっ!!」
俺は遠くの波に目を奪われて俺は手前の小波でバランスを崩し海の中に倒れてしまった。。
もうその大波は俺の目の前に立ちはだかっている!
高さは3階建ての建物くらいはありそうや。
さらにその波はほんまに最悪な事に、俺の目の前で思いっきり崩れてきそうやんか。。。
目の前にあった真っ青な大空は、もうすでに目の前の大波に飲まれてしまい、もう見ることは出来ひん。
俺の目の前の全部が大波や。。。
ザザザザザザ。。
「うわなんや!!」
海が壁の様な波に引きずり込まれていく。。
まるで濁流の様に大波へ向けて潮の流れがスピードを上げていく!!
沈した俺はその大波へと向かう濁流に飲まれ、徐々にスピードを上げた海に引き込まれようとしている。
「なんやこれ!!これってもしかして。あの大波の引き波?」
天へと立ち上がる波の水は、波の前にある水を引き込んで、さらにどんどん大きく立ち上がってる。。
この引き波の勢いも普通じゃ考えられへんって。。
「あかん、これはやば過ぎやろ。。」
いつも乗ってる頭サイズの波に巻かれても、海の中をグルングルンと回される。
グルグルされてる間は海中から上がれず、上がどっちで下がどっちかすら全く分からなくなる。
波に巻かれてる間は呼吸ができずに本当に今から死ぬかと思うくらい苦しい。
やのに今向かってきてる波は頭なんてサイズの物じゃない。。
あんな波の飲み込まれたら俺は確実に死んでしまうわ。。
絶対飲み込まれたらあかん!
死んでまう!
逃げな!!!
でもどうしたら。。
今俺は海の上に浮いてて、ウィンドサーフィンの道具のすぐ側でプカプカと漂っている。
波は目の前で今からウィンドの道具に乗り直している時間はない。。
やばい。。
ドドド。。
俺の頭の上から大波が崩れ始めた。。
あかん。
これは。。。
逃げ場なんてない。。
耐えるしかない。
大丈夫!!
しっかり息を吸って!
肺に酸素を溜め込んで!
そしたら大丈夫!!
のはず。。。
すぅーーーーー!
俺は覚悟を決め、波に巻かれても良い様に、思いっきり息を吸い込んだ。
目を閉じて覚悟を決めて待つ。
そして。
そのすぐ後。
ッドッサーーーーーーン!!!!!!!!!
大きな波は崩れた。
ドドドドドドドドド!
俺は津波の様な大波に食べられ深い海中に連れ去られてしまった。
これが俺の人生の物語が大きく変える瞬間だった。




