力の目覚め編 力を使うって素晴らしい
星達が煌き、星雲が耀く美しい世界で、可愛くて美しい女の子が上着も何も着ずにニッコニコの笑顔で俺に抱きついてくる。
俺の見てきた景色の中で一番、美しくて幻想的な景色が目の前にあった。
ーーーーーーー日向 海晴ーーーーーーー
俺は目の前の光る珠を掴んだ。
その瞬間、俺は大きな黒い烏賊と戦っていた宇宙の様な世界に戻った。
まだ黒烏賊の触腕はぐるぐると俺に巻き付いている。
多分俺は気を失っていたんやろな。。。
触腕から出ている右手の手のひらから暖かい力を感じる。
俺はその手を開いた。
その瞬間!!
突然光の珠は弾け光った!!
でもこれ!
光ったなんて生易しい物じゃない!
閃光!
フラッシュを何百倍もした様な激しい光!
ボン!!!っとフラッシュと同時に爆発した様なエネルギーの圧がドカンと襲う!
凄いパワーや!
ビホォオオオ!!!
閃光に驚いたのか俺に巻きついた触腕が緩む!
チャンスや!!
俺は手足でモゾモゾと触腕を掃いのけて!
脱出!!!!
「よっしゃーーー!!!」
よかった!
あぶなかった!
俺は泳いで巨大烏賊から一旦距離をとった。
あの触腕のせいで一瞬気を失って、俺は変な夢を見てた、その時に聞こえて来た声、そこで見た景色。
あれは一体なんやったんやろ。。
分からん事ばっかりや。
「あ!」
ヴェルと翔陽は??
大丈夫か??
巨大な黒い烏賊を見るとまだ翔陽は烏賊の触腕の中にいる!
ギャゥゥウウウゥゥゥ!
突然巨大な烏賊が苦しそうな声を上げた。
翔陽の巻きついてる触腕の一部分が徐々に赤くなっていく。
そしてその赤い部分の範囲が広がり。
赤の中心は赤を通り越してどんどん黒くなっていった。
赤くなった先の触腕は力の入らなくなったのか、だらんと垂れ下がった。
最後には触腕は炭の様になって崩れ切れた。
まるで巻き付いた触手の内側から燃やされたみたいや。
赤くなり始めてから焼け落ちるまで十秒とかからへんかった。
触腕が焼けて、翔陽の上半身が出てきた。
翔陽の右手が赤く光ってる。
いや、光ってるっていうか、掌の上に火の珠のような物を浮かしている、とうい方が正解やな。
「翔陽!大丈夫か!??」
翔陽はこっちを見てニコッと笑うと、火の珠を浮かしている右手でぐるぐると巻きついてる一番下の触手を掴んだ。
すると、また触手が焼け爛れていく!
「海晴!俺すげー事出来るようになったぜ!」
またしても巨大烏賊の触腕は焼け崩れ落ちた。
翔陽は残りの触腕を振り払い触腕の中から泳いでこっちへ来る!
「海晴も無事だな!よかった!」
「いや、マジでギリギリやった!翔陽も無事でよかったわ!」
「ああ!一瞬気を失ったんだけどな、で、その時夢を見たんだよ、夢の中でへんな声がしてさ」
「ああ!俺もやわ!」
「その夢から醒めたら変な力を使える様になったんだ」
「それも同じや!」
「でも、、あの声なんだったんだろうな。。」
「なーー。って、あ!!!ヴェル!ヴェルは大丈夫か??ヴェルを助けんと!!」
ヴェルはまだあの触手群にいるやん!
「そうだな!」
「ヴェルーーー!」
俺は叫んだ、すると!
バリ!!
バリバリバリ!!!
途端に真っ黒な巨大烏賊に電撃が走った!
電撃の走るバリバリバリという音に合わせて激しく震える烏賊!
バ、バホウゥゥーーー。。
電撃が終わると真っ黒な巨大烏賊は黒焦げなってた。
黒焦げの巨大な黒烏賊がビクンビクンと痙攣している。
元々黒焦げやからよくわからんけど。。
バサッ!
「ちゃーーーー!」
ヴェルが触手群から飛び出してきた!
「ダーリン!大丈夫だっちゃ!??」
ヴェルが美しい宇宙のような世界で泳いで俺に向かってくる!
よかったーー。。
あれ。
ヴェルの姿がいつもと違う!
あかん!
「待て待て待て待て!」
「何だっちゃ?」
「服を着ろーー!」
そう、ヴェルは上裸で俺に抱きつきにかかって来てた。
星達が煌き星雲が耀く美しい世界で可愛くて美しい女の子が、上着も何も着ずにニッコニコの笑顔で俺に抱きついてくる。
俺の見てきた景色の中で、一番い美しくて幻想的な景色が目の前にあった。
あかん、高校生の俺にはそれ鼻血案件が過ぎるって!!
「え?」
一旦止まって自分の状況を確認するヴェル。
「あ!本当だっちゃ!うちの一張羅がないっちゃ!」
手で胸を隠すヴェル。
「捕まってる時にあの烏賊に取られたんだっちゃ!あの烏賊やろーーー!」
クルリと反転してヴェルが力無く漂う巨大烏賊に向かって泳いで行った。
「うちの一張羅返せ!」
ヴェルの手から電撃がまた放たれた!!
バリバリバリっと感電する!
「えーーーーーー!そんな事できたん!?」
痺れて痙攣する触手群からチラッとヴェルのビキニ?が見えた。
あの烏賊の所へ行って大丈夫なんかな?
もし生きてたら。
あ、だからヴェルは電撃を。
さっきまで巨大烏賊は痙攣していたけど、もう今は全く動いてないない。
ふわふわと不思議な宇宙の様な空間を浮遊してる。
うん。
死んでるな。
あれは。
「返すっちゃ!」
ヴェルは巨大烏賊の所に着くや否や、一張羅を動かない触手群に手を突っ込んで奪い返すヴェル。
「もう!嫌な烏賊だっちゃ!」
ベーっとしながら一張羅を着ると。
ヴェルは改めて来るこっちへ向く。
「ダーリン!翔陽ーーー!」
ちゃんと一張羅を着たヴェルが二人に改めて飛び寄ってくる。
「ヴェル!よかった!!」
「ヴェルさん心配したよ!!」
泳いで俺と翔陽に向かってくるヴェル。
ニコニコ笑って両手を広げて俺たちに抱きつきたそうだ。
パチッ!
「あ!」
突然死んでいたはずの巨大烏賊の目が開いた!
バホウーーー!!!
ヴェルの背後にいる巨大烏賊が叫びながら動き出した!
「ヴェルさん!」
バシュ!
黒い炭を尖った口から掃き出し!
触手全てを使ってヴェルを追いかけ始めた!
「な!」
「やばい!」
「ヴェル後ろ!烏賊が来てる!」
後ろを振り向くヴェル!
「な!あの烏賊やろー生きてたっちゃ??」
真っ黒な巨大烏賊が翔陽にやられてないまだ無事な触腕をヴェルに向かって振り下ろそうとしてる!
「ヴェル!」
俺はいてもたってもいられずヴェルの方へ泳ぎ向かい始めた!
ビュン!!
振り下ろされる触腕!
ガバ!
ヴェルが俺に抱きついて来た!
よかった。。
ヴェルがここへ戻って来た!
「ほんまに一時はどうしようかと思ったわ。。」
ああ、でも、安心してる場合じゃない!
俺は振り下ろされる触腕に向けて右手を掲げた。
その掌の上には光の珠がいつの間にか浮いている。
頭上から凄い勢いで振り下ろされる触腕。
「海晴!!ヴェルさん!!」
叫ぶ翔陽!
ビュン!
振り下ろされる触腕と俺の掲げる右手が打つかった瞬間!!
ッパ!!!
辺りがまたもフラッシュの様な光が眩しく弾けた!
ッパァン!!
上へと跳ね返される触腕!
ビホォォォォォ!
攻撃が弾かれて明らかに巨大烏賊が激昂している!
弾いた!
思わずやったけど、あの光の珠は何かを弾き飛ばす力があるんか?
俺の手にはハイタッチした時くらいの衝撃しかないのにな。
何でこんなこと俺出来るんや?
「おい!!逃げるぞ!」
翔陽が叫ぶ!
確かに考えてる場合ちゃうわ!
思いっきりヴェルと一緒に泳ぎ始めた!
翔陽がさっきの場所で早くこいと手を振って待ってる!
必死に泳いで翔陽の所まで来たら三人で後ろへ向いて全力で泳ぎ始めた!
「あの青い月が出口や!」
叫ぶ俺!
ヴェルと翔陽は俺の言葉を受け入れて、青い満月の様な月へと向かって行く!
全力で泳ぐ俺と翔陽とヴェル!
しかし激昂した巨大烏賊の方が泳ぐのは全然速い!
みるみる俺達に追い付いて来てる!
逃げ切れるんか?
いや無理や、青い月までまだ距離がある。
このままじゃ、青い月までに確実に追いつかれる。
「遅いっちゃ!」
ヴェルが俺と翔陽の手を引っ張る!
ヴェルの泳ぐスピードの方がかなり速かった。
さっきまでは俺達にスピードにヴェルは合わせていたんか。。
速い!速い!!
俺達は真っ黒な巨大烏賊との距離をなんとか保って泳いでる。
めちゃくちゃ良いスピードや!
青い月が目の前にドンドン迫ってきてる。
近づけば近づくほど月は地球に見えてくる。
地球の様な球体は、水が、雲が、流れる様に流れ動いている。
「すげーー。」
翔陽が目の前に迫る地球の様な球体を見て感動している。
うん俺も前回それ感動したわ!
ブホォォオオーーーーー!!
真っ黒な巨大烏賊が逃すまいとさらにスピードを上げて猛追いしてくる!
ヴェルのスピードでもだんだん距離が詰まってきてる!
でも、もう出口の地球も目の前や!
後ろを振り返るともう触腕が届きそうな距離に巨大な黒烏賊が迫ってる!!
「うおーーー!!やばい!ヴェル後ろきてるぞ!」
「分かってるっちゃ!」
ヴェルが少しばかりだがスピードを上げる!
「ダーリン!これどうしたら良いちゃ!?」
「あの青い星の中に!!つっこめーーーー!!!」
「わかったっちゃーーーーーーーーー!!!!!!」
青い地球の様な球体に三人で突っ込む!
ドボン!
途端に水に突っ込んだ様な感覚が体を襲う!
水圧が。。
す、、っごい。。!!
ごぼごぼごぼ!!
水圧に負けずに飛び進んで行くヴェル。
うおーーー。。!!
ヴェルの手を離さない様に必死だ。。
太陽の日差しが差し込む感じがする!
もう少しで出れる!!
パッシャーーーーーーーン!!!
「「「ブハーーーーーー!!!」」」
俺達は海の上へと飛び出した!
空中に放り出される俺とヴェルと翔陽!
水の中の感覚は数秒でその後すぐ海上の上空に三人で飛び出した!
ヴェルからは飛び出したスピードの変化で手が離れてしまって俺たち三人はバラバラで空中を舞ってる!
空中のキラキラ光る水飛沫の中ヴェルと翔陽も笑顔だ。
もちろん俺も!!
ヴェルを奪い返して帰ってこれた!!!
「帰ってきたーーーー!!!!」
やり遂げた!!!
「はっはっは!やったぜーー!」
「やっほーーーい!」
「うおーーーーー!しゃ!」
逃げ切った安心感と嬉しさが襲ってきて俺達は完全にハイになってる!
そして海から飛び出した勢いが徐々に弱まり上昇が止まった。
上昇から下降に切り替わる瞬間、上昇していた物は止まる。
上空で俺もヴェルも翔陽も水飛沫も、ふわりと止まり空中に浮いているみたいや!
ふわりと静寂もやって来る。
周りの水玉も中に反対に海と空が映るってる。
大きな水玉の中に笑ってるヴェルが逆さまで揺れてる。
「ははははは!」
笑いが込み上げてきた!
「あははははは!」
「ははは!最高だっちゃーー!」
俺たちは一瞬の浮遊感を楽しんだ!
『帰ってきましたーーー!!三人とも無事です!』
あのアナウンサーのお姉さんの声が響く!
ビーチではアナウンサーのお姉さんが中継を継続してたっぽい!
あんなトラウマになってもおかしく無い事が有ったのにな。。
なかなか肝の座ったアナウンサーのお姉さんやわ。
その後ろには警察とか消防士の人とかも駆けつけている!
バッシャーーーーン!!
さらにアナウンサーのお姉さんの声を遮る様に水を吹き飛ばす音が響いた!
飛ぶ水飛沫!
ブボォォォオオオオ!!
「な!!!!烏賊!!!」
「まだ追いかけて来てたっちゃ!?」
途端に巨大烏賊が舞い上がった水飛沫の中から飛び出してきた!
さっきまで静止していた俺達はもう落下し初めてる。
突然の真っ黒な巨大烏賊の出現にびっくりする翔陽と俺。
落下しながら俺達は巨大烏賊と空中ですれ違う!
ボチャン!ボチャン!
海に落ちた。
ブクブクブク!
「ぷは!!」
落ちた海は肩ぐらいの深さで立つことができた!
横に翔陽もいる!
巨大烏賊はどこや!?
「ん??」
俺と翔陽に周りがなぜか影になってる。
そしてその影はどんどん広がる。
「海晴!上の黒烏賊がいるぞ!」
「あ!」
頭の上から巨大烏賊が落ちて来てるのが見えた!
「やばいって!」
二人でビーチの方に飛びのく!
バッチャーーーン!!!
落下する巨大烏賊!
ギリギリで踏み潰されずに避けることが出来た!
あっぶな、、危うく潰される所やったわ。
「危ねーー!」
起き上がって海から俺も翔陽も頭を出て巨大烏賊を確認する!
近い!!
近すぎる!
すぐ側に巨大烏賊がいる!
触腕が届く範囲や!
「しょう。。」
翔陽を呼び掛けようとしたら、すでに翔陽は右の掌の上に火の珠を燃やて巨大な黒烏賊を睨みつけてた!
流石やな!
俺も!
俺も。。
あの光の珠を出せるんか?
光の珠ってどうやって出したらいんやろ?
考える間も無く巨大烏賊は触腕を大きく振りかぶり横薙ぎに振り回そうとしてる。
「やっば!!」
ヒュン!!
振られる触腕!
襲う様に俺と翔陽に物凄い勢いで向かっていく。。
ボチャン!
俺は水の中に潜った!
水な中で目を開けると隣で翔陽も潜って避けてた!
その水の中でウニョウニョした群体も見える!
黒いあれは間違いなく巨大烏賊の触手群や。
戦っても勝てる気がしんしこのまま水の中で気付かれへんように泳いで逃げよ。。
俺は戦う準備をしてる翔陽をポンポンと叩いて逃げようぜとジェスチャーを送った。
頷く翔陽。
俺たちはそーっと水の中をビーチに向かって泳ぎ始めた。
バシャン!
ニュニュニュニュニュっと黒い触腕が俺達を追いかけてきてる。
バシャ!
ブワ!!
迫る触腕!
あぶな!!!
俺達のを捕まえようと触腕が襲って来たけど、何とか両手で叩いてなんとか避けた。
ブホ!!
触腕に続くように巨大烏賊も追いかけてきてる!
バシャ!
「プハ!」
俺は水面に顔を上げた!
巨大烏賊が猛スピードで迫ってた!
ビーチに近づいて水深がかなり浅くなってる!
腰くらいの深さや。
「これ水に濡れても消えないな」
横には翔陽も立ってた、そして翔陽の手の上に火の珠が浮いてて、じーっと火の珠を見てる。
いやいや今はそれより黒烏賊やろ!
バッシャーーーーーン!!!!
真っ黒な巨大烏賊が水面から飛び上がった!!
「やば!!くる!!」
空中から俺たちに向かって襲い掛かる黒烏賊!
「撃ち落としてやる!」
翔陽が腰を深く落として総合格闘技の構えで構えた。
右手の掌の前に小さな火の珠がある!
翔陽。
その珠でなんとかなるんか。。?
ッシュ!
空中から触腕が翔陽を襲う!
「ッハ!」
翔陽は飛びかかる巨大烏賊の触腕を左手で弾いていなした。
ナイス!
けどまだヤバい!
巨大烏賊の巨体が丸ごと翔陽に襲いかかってる!
「翔陽!!!」
俺が叫ぶと同じタイミングで翔陽は巨大烏賊に向けて飛びかかった!
「なんでやねん!?」
逆やろ!!
そして翔陽と巨大烏賊がぶつかり、翔陽は触手群に飲み込まれた!
「しょうよ、、、!!!」
ドッカーーーーーーーン!
突然、真っ黒な巨大烏賊の触手群が爆発した!
飛び散る触手。
吹き飛ぶ黒烏賊!
「えーーーーーーー!!!すげぇ!」
あんなでっかい烏賊が弾き返されるように吹き飛ばされた!
目が飛び出るほどびっくりした!!!
バッチャーーーン!
離れた所で巨大烏賊が落水した!
「やるなーー!翔陽!」
俺はバチャバチャと翔陽に駆け寄った!
「俺なんかすげー事出来るようになったみたいだ。。」
自分の掌を眺めて静かに驚く翔陽。
「ほんまにめちゃくちゃすげーーやんか!」
俺は翔陽に拳を突き出した!
翔陽がゴツンと拳を合わせる。
ビホォォォォォォオオオォォォォ!!!
真っ黒な巨大烏賊が叫んだ!!
まだ何かする気か?
すると俺達の周りの水が動き始めた。。
俺達を中心に水が回ってる??
もしかして。。?
「渦潮を起こす気か!!??」
「海晴逃げるぞ!」
「おう!」
俺達はビーチに向かって走り始めた。
すごい水流が巻き起こり始めてる!!!
やばい!
片足じゃ水流に拐われる!!
走って逃げていたら水流で足をはらわれた。
慌てて俺達は岸に向かって泳ぎ出す!!
どんどん水の勢いが増してる。
泳いでも泳いでも進まへん。
それどころか後ろに下がってる。。
やばい、って思った時はもう遅かった。。
俺と翔陽は渦潮に回され始めた。。
あかんって、どうやってこんな浅い海で渦潮を、、
「海晴!大丈夫か?」
「ちゃーーーー!!!」
「しょ、!」
ドガン!!
バリバリバリバリ!!!
「え??」
突然!渦巻きを作っていた巨大烏賊に雷が落ちた!!!
ビホオオオオオオォォォォォオオオオオオ!!!
ビリビリビリビリ!!
バッチャン。。
力なく倒れる巨大烏賊。。
ななな、なんや?
俺は空を見上げると。。。
空中でどうだっと言うかの様にヴェルが仁王立ちしている!
「やったっちゃ!」
ニコニコのヴェル!
そして巨大な黒烏賊は。。
ゆらゆら。。
ヴェルの雷で焼け真っ黒焦げになってる。
痙攣もすることもできず。
ただただ。
海に浮き。
真っ黒な巨大烏賊は漂ってる。
えーーー。。二人とも凄すぎやろーー。。