82、妖精さんからSOSなの
もうすぐ、今日の宿泊予定の村に着くの。
たのしみなの、どんなところなのかな。
「ノア、もうすぐつくんだよ。
楽しみだよね、一人で行動したらダメだよ。」
「はぁーい、りゅうああいなの。」
「ノアは、いいこだね。」
お兄ちゃんと、話しているとアルが言ってきたの。
「ルーお前さ、よくちびが言ってること解るな。」
「え・・・・・・、そりゃあわかるよ。
だいたい、言いたいことのリズムはあってるしさ。
一生懸命にさ、話そうと努力してるしさ。
・・・・・・。」
話が途中で、途切れされたの。
馬の悲鳴と共に、馬車が急に止まったの。
馬車が止まりきらないうちに、パパが飛び出してい
ったの。
「皆はこのまま待機だ、あと頼むぞ。」
「はい、まかしてちょうだい。
無茶だけは、しないでください・・・・・・。」
ママが、後を引き継いで、馬車のドアを閉めたの。
「さあみんな、よく聞いてね。
何かパパたちから合図あるまで、このまま待機し
ますね。
この馬車には、魔法も武力行為も防ぐ魔法が付与
されています。
ドアを開けない限り、安全なのよ。」
うおぉー・・・・・・、なにそれって。
パパって、お金持ちだったんだね。
しばらくするとね、風が騒ぎだしたの。
風の妖精さんらちがね、騒いでるの。
ネット先生、きどう・・・・・・。
全部言うまでに、妖精さんの言葉が聞こえての。
さすがネット先生なの、仕事が早いの。
『・・・・・・早く早く、・・・・・・助けて。』
「どうちゅたの。」
ノアがね、突然聞いたの。
お兄ちゃんとアルが、急いでタブレット起動する
もがみえたの。
『あの子達が、しんじゃう。』
『早く助けて。』
『今ならまにうの。』
妖精さんからに、SOS。
救助依頼だったの。
お兄ちゃんもアルも、理解したの。
家庭教師の先生に、緊急連絡してノアたちの馬車に
呼び出したの。
お兄ちゃん達ががね、ママに言ったの。
「母上、ドアを開けます。
僕達が、出たらすぐにもう一度閉めてください。」




