75、にーに、あーんしゅるの
もう一回、チャレンジするの。
「「「ノア、上手にできたね。」」」
パパとママとお兄ちゃんが、順番にほめてくてるの。
頭をなでなでしてもらって、うれしいの。
うれしくって、えがおなの。
でもたぶん・・・・・・たぶんね。
きっとね、どや顔をしてるとおもうの・・・・・。
なぜわかるって、がっくりするよ。
アルと先生、それからアルの護衛ジイクフリード
がね、後ろ向いて笑ってるんだもん。
ポーラとサアーヤは、にこにこしてくれてるのに。
三人は、ひどいよね。
三人は、むしなの。
「今度はどれにするの。」
「あーね、うんとね、いんにょなお。」
「もう一回、ブルーベリージャムだね。」
お兄ちゃんが、またじゅんびしてくれたの。
よし、今度は一回でせいこうなの。
よーく見つめて、えっいとぷすっとしたの。
今度はね、まちがえずにできたの。
お兄ちゃんの方を、むいてね。
「にーに、あーん。」
言いながら、ケーキがささったフォークをだした
の。
「・・・・・・え、お兄ちゃんにくれるの。」
ビックリした顔から、満面な笑みにかわるの。
「にーに、あーん。」
お兄ちゃんがね、パクって食べてくれたの。
「ありがとう、美味しかったよ。
ノアが、食べさせてくれるたケーキ美味しかった
よ。
ありがとう、ノア大好きだよ。」
お兄ちゃんがね、ぎゅってしてくれたの。
ノアもね、うれしくなっちゃった。
「にーに、ぶぅーぶぅ、すゆの。」
もうお兄ちゃん、こぼれそうな笑顔になったの。
「・・・・・・・もしかして。
初めのも、僕にくれようとしたの。」
「うーにゃの、ノアパクしゅたの。」
したむいて、しょんぼりしちゃたの。
だって、まちがえてパクってしちゃたんだもん。
「ありがとう、ノア大好きだよ。
僕の好きなブルーベリーを、選んでくれたんだよ
ね。
よくおぼえていたね、ノアはえらいね。」
ノアがね、まちがえてパクってしてたのにほめて
くてるの。
まあ・・・・・・よしということでいいよね。
うん、なかったということでね。




