74、ぱっく、おーちぃの
「・・・・・・いんにょ、おーちぃね。」
イチゴジャムを、もぐもぐおいしいの。
「ぶぅーぶぅ、おーちぃね。」
次のブルーベリージャムもね、おいしいの。
「くぅーくぅー、おーちぃね。」
まっしろなクリームの、甘さちょうどいいの。
「うんにゅう、ちぃね。」
ぜんぶね、おいしかったの。
ノアはね、できる子なの。
お兄ちゃんにね、りょうてをだしてね。
お兄ちゃんの顔を見て、頭をこてんとかたむけるの。
「ノアも、ノアもあーんしゅるの。」
おおー、お兄ちゃんは目をまんまるしてよろこんで
るの。
「ノアはい、あぶないからね。
ぷすっとして、パックだよ。」
おおー、なんとやさしいしんぱいしょうなんだから。
「右手でもって、ぷすっだよゆっくりね。」
ノアの手にね、フォークもたしてくれたの。
そのまま、どれにするってきいてくれるの。
「うんにょーうんにょね、ぶぅーぶぅなお。」
「ブルーベリージャムね、ゆっくりぷすっだよ。」
目の前に取りやすいようにね、お皿おいてくれたの。
ブルーベリージャムののった、小さなケーキをね。
じぃーとみて、ひょうてきをみるの。
よしっと、かくごをきめてね。
おもいっきり・・・・・・。
ちっちがったの、あぶないあぶなかったの。
もうちょっとで、えものをぐっさーてするところ。
おちついて・・・・・・おちついて、ぷすっと。
おおー、できたの。
ノアはねうれしくなって、そのままパクって。
「おーちぃの。」
うれしくなって、りょうてをバタバタとよろこん
じゃったの。
あわてたお兄ちゃんが、とめてくれたの。
「ノア・・・・・・、あぶないからね。
持ったまで、バタバタダメだよ。」
ごめんなさいなの。
うれしかったの、ごめんなさいなの。
だって、自分でできたんだもん。
でもって、まちがえちゃったの。
もう一回、チャレンジするの。




