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59、キラキラおめめでね、まってるの

ノアはね、今おこってるの。


悪いことしたら、あやまるの。


少年の顔を、手のひらで、ぺちぺちたたいてるの。


ノアの力では、こたえないみたい。


そのまま、ぺちぺちしていると。


「なんだよ・・・・・・。


痛くも痒くもないぞ・・・・・・。


やめないと、おこるぞ・・・・・・。


いい加減に、やめろよ。」


はじめはね、いせいがよかったの。


だんだんに、元気がなくなってきたの。


「すふわんにょ、ね。」


ぺちぺちやめて、座るように言ったの。


「なんだよ、俺に命令すんなよ…


と、言いながら少年はおとなしく座ったの。


もんくを言わなければ、かっこいいのにね。


ざんねんだよ、少年。


「ふわるうことしたの、ごふぇんなしゃあいなの。」


「ふん、俺が何をしっっと言うんだよ。


お前とは、今日初めてあったんだぞ。」


うん、それは正解なんだけどね。


「ふようあえいしゃん、おこつてるの。」


ねーて、ようせいさんといっしょに首をかたむ


けるの。


「なにバカなこと言ってんだよ、妖精なんかお伽


噺だろうが。


これだからガキンチョは、困るんだよな。」


体育座りしているので、ぜんぜんかっこわるいの。


おとなしくすわっているから、言わないでおくの。


言ったらきっとね、うるさくなると思うの。


「ほへ・・・・・・ふようあえいしゃんよ。」


少年の目の前に、りょうてを出したの。


手のひらのなかに、ようせいさんが乗っているの。


手を、振ってる子。


ぴょんぴょん、とんでる子。


いないない、ばーしている子。


ごろーんと、ねころんでいる子。


「えっ・・・・・・うそ。


なんでいるんだ、うそだろ・・・・・。」


少年は、目を大きく見開いてから、両手で頭を


抱えていたの。


「ほへ・・・・・・はひめからやおね。」


おかしいね、ようせいさんとわらったの。


「はあー・・・・・・もうかってにしろ。


煮るなり焼くなり、すきにしてくれ。」


あれれ、そう言うと大の字になって寝ころんじゃ


ったの。


おおおおー、こらこらそうじゃないよ。


「おっきおっきお、おっきゅしゅるの。」


ようせいさんといっしょに、服をひっぱるの。


「ふわるうことしたあよ、ごふぇんなしゃあいなの。


ごふぇんなしゃあい、すうよ。」


とうとうあきらめて、少年はすわったの。


ノアはね、きたいのキラキラおめめでまってるの。






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